ノクティス 2017-01-28 19:21:40 |
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はは、移動中ずっと最後尾だったもんな。
(出来事を振り返れば超難関コースを駆け巡る、言わば安定性のない道筋や山道にわざわざ足を踏み入れるグラディオの後をみな追いかけては途中途中と野獣を相手にし続けて来たまでで。今回は酷く疲れる事だろうと自身は余裕を持った揶揄を返す。当然此方も横に同じく疲労しているが、覗き込んだ顔から得られた同情の目線と友人の笑みを見れば心が緩み、釣られてにこっと微笑を浮かべて。大丈夫そうだなと確信し半身を起こせば頬杖を立てて、此方を気に掛けてくれる言葉に耳を傾けつつ)
俺はべつにー、朝早いの予想してたから出る前にストレッチしてたっつーか…
(早朝からひっそり準備万全としていたおかげで身体の凝りも足の浮腫も問題なく、といった試しに地に足をとんとん、と着いてみせる。忙しい今日を終えたならば寧ろ、未だ夕日が薄らと輝く風景見たさに、ついで腹ごなしに海へ散歩にでも出掛けたいと思うようで。仲間の様子やそこらを行き交う人々をそわそわと眺めながら、なんの前触れもなく友人の頭わしゃりと、何かを合図するように手を置きやがてすぐに手放せば「ちょっと 空気吸ってくるわ」と席を立って。右から何処に行くのだと問われれば「釣り」などと退屈事を述べ、イグニスにはあまり遠くへ行き過ぎるなよとの忠告を受ける。仲間達を後に背中を向け承知と隻手ひらり、その場を立ち去ろうと歩を進み初めて)
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