ノクティス 2017-01-28 19:21:40 |
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(/こちらこそ、是非ともよろしくお願い致します!…蹴り可です!)
――ふふっ、なにそれ口説き文句? ノクトってば案外誑しだよね。やだー、オレ惚れちゃう〜!
(何処か慌てた風に言葉を紡ぐ友の様子に動揺したのが自分だけでないと知り、相変わらず脈拍は早いものの少しだけ心に余裕が出来て。態とらしい揶揄うような発言しながらにまり笑えば軽く力を抜いて身体を傾け、肩同士をとん、と触れ合わせてみたり。そのままちらり下から覗き込むような感じで相手の顔を見詰めれば、褒められたばかりの双眸を緩りと細めて)
…なんてねっ! 褒めてくれてありがと、ノクト。へへ、改めてそんなこと言われると恥ずかしいけどさ。やっぱり嬉しいかも。
(悪戯っぽい笑みは口を進める毎に柔らかくはにかむようなものへと変わってゆく。凭れ気味の身体に力を入れて傾きを直し肩同士を離せば、視線はまたアルバムの方へと戻して。巻末ページを捲れば、まだ貼り付けていない一枚の写真が姿を現す。隣の友人だけを写したそれからは、なかなか撮ることの出来ない自然な笑顔が見て取れて。そんな自慢の一枚に微笑みかければ、言うか否か迷っていた言葉がするりと口を突いて飛び出す)
でもオレさ、ノクトの目には負ける気がするなぁ。何か、こう……安直な言葉になるけど夜、みたいな色合いでさ。光がきらきら反射する度に、吸い込まれそうだなーって。時々、目をそらすのがもったいない気がして。
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