【FF15】旅仲間とホテルの中で【BL】

(/そう思っていただけているとわかって安心致しました。今後も遅くなることが多いと思いますがそのまま失踪、なんてことは致しませんので、どうか気楽にお待ちいただけると嬉しいです！)

　
え、ほんとっ？　…へへ。まだまだ未熟だけどさ、この旅が終わったら少しだけ考えてみよっかなぁ〜。プロカメラマンへの道。
(相手からの言葉に気分は上昇。例えそれがお世辞であろうと――相手は世辞など言わない性格だが――とても嬉しいもので。元気付けるような触れ合いに笑い零せば上機嫌に身体揺らし、またいつものお調子者へと戻ってゆき)
ん、どれどれー？　…ああっ、ちょっと暗いけどそれ、オレとノクトのツーショットだよ。
(どれを指しているのかと意識を集中させていたため相手が不自然に言葉を途切れさせたことには気付かず、写真を愛おしげに眺めながら問われたことに答えた。手持ち無沙汰気味にアルバムの縁を撫でると、その時のことを思い返しながら「ほら、三日程前の夕暮れ時に――」と顔を上げて……そこで口は止まる。相手の呼吸さえも頬に感じられる程の距離。続ける筈だった言葉は、いつしか遠く彼方へ消え去っており。思わずバッと俯いては、心臓の高鳴り誤魔化すようにふは、とぎこちなく笑ってみせて)
ノクトのバカ、近いよ〜！　オレ驚いたじゃん！