松野家の六つ子 2017-01-24 01:53:22 |
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¦ 末弟
おそ松兄さん……。なんでそんな天才的な発想が思い付くの!?もう、おそ松兄さんのそういうとこ大好きっ!!( 珍しく皿洗いを執行中の長男の横、洗い終わった皿を受け取り布巾で拭きながら感嘆と名前を口にし。直後、例の澄んだ瞳で横の兄を見ればはわわ!なんてわざとらしい声を上げてみせ。三男の抗議があって以来、開かれていなかったクイズ大会。景気付けには持ってこいのイベントに、浮わつきながら皿を拭き続けて )
¦ 四男
気にかける、けど。~…あんたは特別なんだけど、( 彼は、きっとどう足掻いても己らの兄なのだろう。こんな状況でも、弟たちのことを気にかける優しい言葉に、少しどもりながらもそう言葉を返して。…後に続いた言葉は、モゴモゴと小さく呟くだけに留まったが。こちらの気持ちは、きっとあまり伝わっていないだろう。けれど、今はそれでもいい。誰よりも優しくて、自身に向いている感情には滅法鈍感な彼を、己は好いているのだ。確かにもどかしいと感じるが、掘れた弱味か、そんなところも愛らしいのだから救いようがない。その感情を覆い隠すよう、未だ彼の皿の上に残る唐揚げをブスッとフォークで刺しては、彼の口許まで持って行き )~…ほら、ちゃんと食べないと怪我なおんねぇだろ。食べれる分はちゃんと食べて。
( /ん、ごめんね。( 宥めるようにふわりと頭撫でて )…いや可愛いけど、( 真顔 )いやもうそういう半泣きの顔とかほんと、ほんと好き( 壊れかけ ) )
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