松野家の六つ子 2017-01-24 01:53:22 |
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¦ 四男
…じゃあ飯終わったあとね。丁度おそ松兄さんがやりたがってたよ。( 伸ばされた袖と腕を、素直に掴めば転がっていた床から起き上がり。プロレスの言葉に反応した5男の為、生け贄として名前を出したのは長男で。…これも煮干しの恨み、全く悪びれる様子もなくそんなことを宣えば、彼と末弟が運んできた晩ご飯に目を向けて )…十四松料理できたんだ、うまそう。
¦ 末弟
えへへ、今日は気合い入れてたくさん作ったから、好きなだけ食べなよ?カラ松兄さん右手使えないでしょ?食べやすいようにって、十四松兄さんがおにぎり作ってくれたんだよ~?( 卓袱台の上へと目を走らせた彼が、嬉々として発した言葉にこちらも嬉しさから頬を緩め。やはり、今日は彼の好物にして正解だった。心のなかで満足げに微笑みながら、彼の隣の炬燵へと着席し )チョロ松兄さんはおそ松兄さん呼びにいった。長男の癖に全ッ然手伝わない!って怒ってたよ、チョロ松兄さん。
¦ チョロ松
……今日お前の唐揚げ少な目だからな、( 窓際に置かれている灰皿の上、そこに乗せられた大量の吸殻から、彼が寝ていなかったということは一目瞭然で。廊下から部屋の中を見ていたが、ゆっくり室内へと入れば後ろ手で襖を閉め、そのまま入口から月明かりに照らされる長男を見詰め。…これから言おうとしているのは、おまじないみたいなものだ。日本には古くから言霊なんてものがあるし、前向きな言葉を発し続ければ、その言葉の一部くらいきっと叶えてくれる筈。そんな淡い期待を込め、自身に言い聞かせるように言霊紡ぎ )…カラ松のことだからさ、どうせコロッと思い出すよ。それにまだ可能性の話でしょ?ほんとはおそ松兄さんが言うように、一時的に記憶が混乱するだけかもしれないじゃん。あいつ生粋のブラコンだよ?簡単に忘れるわけない。
( /誰が物理でって言ったの。ベッドでの話。( … )俺も、みんな好き、だから。楽しいよ。( 頬ボリボリ )ちょっ、ほんと、童貞には刺激が強いっていうか…~ッ!( 目許まで掌で隠すも、隙間からその様子チラリ覗き見 ) )
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