松野家の六つ子 2017-01-24 01:53:22 |
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へっ!?あ、はい…っ。( 固定された右腕を見遣り、次に自由の効く左手で己のパーカーの裾を掴む姿にドキリ、心臓高鳴らせ。隣にいて、なんて。普段我儘を滅多に言わない彼の口から出たその言葉は、どうしようもないくらい甘く聞こえて、無意識のうちに了承の意示していて。少し浮かせていた腰を、完全に彼の隣へドカりと下ろし、彼がバランスが取りやすいようにと寄り添うようにくっつけば、塵程しかない勇気を振り絞り、パーカーを握る彼の手をぎゅっと握り締め )
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