頼りになるよ、ありがとう (差し出された手を握りながら、夜だけではなくいつでも頼りになるなと思い。夜は助けがなければ何も出来ないのと同然の自分を嫌悪するわけでもなく、こうして世話をしてくれる彼の器量の大きさに自分も見習わなければと「僕も山姥切君みたいに頼られる男にならなきゃね」と空いた手をグッと握ると笑みを浮かべ)