匿名 2016-12-23 19:46:02 |
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(自分だけでなく相手にも尋ねて良いと言われればしばらく腕を組んで悩み「知りたいことならば山のようにあるぞ?お前様は何を好むのか…懇ろの女子はいるのか、とかのぅ」と指折り数えながら疑問の一部を口にして。むやみに神に頼らない姿勢は人としては立派ではあるが、今日ばかりは気に入らないと「うー…人間というものは神に縋ってこそではないか…」背中でぐずるように呟きながらもやがて抱き返されると自然とゆらゆら尻尾を振ってしまい。背を撫でる手に心地良さそうに目を細めつつ、聞き慣れない単語も混じる呟きにぎゅっと抱き着く力を強めては「…わらわはお前様と共に眠るぞ。一人寝にはもう飽いたのじゃ…」あの社で暗く静かな夜を一人きりで幾つも過ごしてきた。もうあんな思いはうんざりだというように小さな声で訴えると、離さないと言わんばかりに尻尾まで相手の腰に巻付けて)
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