匿名 2016-12-23 19:46:02 |
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(相手の呆れたような態度もなんのその、楽しげに腕をくんで甘えながら「早うお前様のいなり寿司が食べたいものじゃ」などと二人の時間に期待を膨らませ。しかしやっと得た時間に朝から何度も邪魔をしてきた彼女の声が割り込んでくると、いよいよ我慢の限界であり応える相手の傍らですっと表情を冷たく消して「――くどい」相手に聞こえないよう低く小さく吐き捨てては、もう二度と相手にちょっかいをかけられないようにしてやろうと彼女が進む先の電柱に向けて手をかざし。するとヒビが入り、電柱が頭上めがけて倒れ始めるがそんなことなど構わない様子で「…さ、早う油揚げを買いに行かねばな」と平然と笑みを浮かべて相手の気を逸らそうとし)
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