匿名 2016-12-23 19:46:02 |
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(宥めるように囁かれる言葉に嘘や間違いはない。けれどずっと一緒にいるだけではなく、相手の視線や声、共に過ごす一分一秒さえ他の誰にも渡したくないという自分の激しい熱情を理解してくれてはおらず。自分でもどうしようもない強い執着が相手の言葉に頷くことを良しとせず、ただ黙って相手に抱き着いていたがふっとあることを思いつけばきらりと光る瞳を相手に向けて「――のぅお前様。わらわはこうして人の姿に化けることも出来るが、神の姿であればお前様のような一握りの人間にしか姿が見えぬようになる…決してお前様の邪魔はせぬ、それなら側にいても良いじゃろう…?」先ほどのような真似はしないからせめて、となお相手と一緒にいたいと食い下がり、縋るように相手を見つめて)
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