蟲 2016-11-26 12:01:37 |
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>ルリヲ
(目の前の大きな男はどんな味?、未だ見ぬ肉の味に思いを馳せれば間に置かれる鳥籠に視線の先を移動させ。満たされぬが為に貪りたいと赤い舌がちろりと覗き、月明かりに唾液がヌラヌラと光りながら細い腕を鳥籠へ伸ばし。指先で鳥籠を掴む物の、その中に確かに存在する鳥を鷲掴むには隙間が足らず、ガシガシと檻を開くには力が足らぬ。余り豊かに変化を見せる訳じゃ無い表情に不満として瞳を細めれば目の前に食事が有るのに食べられない事に苛立ちを覚え、錆びた鉄の様な檻を指の腹でツーと一撫でしてから何の躊躇いも無く床へ叩き付け。__ガン!響くような強い音、弾かれるように転がる檻が壊れ手を入れる隙間が生まれれば満悦と薄ら唇を開き。逃がすまい、懸命に羽搏かせピーチクパーチクとがなる文鳥を片手に一匹ずつ掴むと頬を染めるように待ち侘びた生物を見下ろし。"アァん"とぱっくり開いた咥内に向かい入れ、頭から首元までを上下の歯で挟み。ぐちゃぐちゃ…べちゃべちゃ…と本能のままに血の一滴すら落とさぬと口周りはえらく綺麗にガリガリ…ごくり。右手の文鳥は姿を消して。少し満たされた胃袋が骨身に染み渡る幸せに変わり「 あなたは、おかわり 」左手の文鳥に声無く微笑み落すのはその一言だけ、その後はただの再現映像。繰り返すだけの同じ行為であっと言う間に二匹分の文鳥を腹に落して"ふー"と満足の吐息を漏らして。飢餓に悶えていた頭が満たされたことで額と腹に浮かんだ目玉が皮膚に沈み、「__ねーえ、あなたは……だぁれ?食べるにはすこぅし、お肉が硬そお」目と目を合わせ、おかわりを強請る事無くごくりと唾をのみ。少し満たされたことで周囲に意識を向ける余裕が生まれ、ぺたん。と両足を床にくっつけた座り方をして)
(/参加して頂けただけでも有難いのに作り込んで頂けて嬉しい限りです…!魅力溢れるルリヲさんに応えられるように頑張りたく思います…!それでは背後は消えますので何かあればお呼び下さいませ…!/此方レス蹴りで大丈夫です!)
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