贄の子 2016-11-11 23:13:29 |
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(部屋に入って少し経ち、暫くして屋敷を覆うような変な感覚を覚えて。結界とかいうものを張り終えたのだろうかと何も変わらない部屋の中を見渡して。そうして胸を掠めるのは相手のこと。待っていろと言われたが、結界が張り終えた今はひとまず安全ではないのだろうかと判断し。居てもたってもいられず部屋を飛び出して。先ほどの場所まで戻れば、壁にせを預ける相手の姿。それはどこか弱っているようにも見えて、さっと顔色が変わり。「白っ。大丈夫か?」無茶をするなといった先からと、急いで駆け寄れば相手の頬に手を添えて顔を覗き込み。)
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