主 2016-10-15 17:52:35 ID:c42014d3d |
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名前:ホレイラス・ジェフレッド・ライオドア
性別:男
年齢:30歳
階級:貴族(侯爵家嫡子)
学部:士官学部
学科:魔法科担当
容姿:身長171cm体重52kg(やや痩身・中背)。アーモンド型の下三白眼、赤みがかった茶色の瞳。赤毛の短髪を香油で撫でつけている。同年代の男性と比べて見劣りするわけではないが、かと言って男前や美男子でもない。いわゆる華がないタイプの人間。服装も特に拘りがあるわけではなく、支給された白い詰め襟の服を常用している。
性格:極めて慎重。抜け目がない。物事の判断基準は王族にとって、その事物(じぶつ)が害になるか否か。その人物が王族にとって有用であるなら、例え相手が奴隷であろうと貴族然とした考え方を押し殺して敬意を払う。王子の警護という責務を思い悩むあまり自身のことが疎かになりがちであり、食事や睡眠を取ることを忘れて医務室に運び込まれることもしばしば。若干神経が細く、軍人や魔術師というよりは政治屋としての気質が強い。多少潔癖のきらいがあり、土塊(つちくれ)であるゴーレムに対して苦手意識を持っている。
武器:[ネムノキの杖]先端にネムノキの花を模した彫金細工が施された杖。高名な杖職人の作品で、魔力増幅器としての役割を持つ。
特殊:全ての魔法属性を平均以上(天才の力量を100とした場合、75程度)の力を以て使用することができる。ゴーレムを扱う都合上、土魔法・死霊術・上代言語(古代語)に造詣がある。
[ゴーレムの使役]
シジル・ストーン(印章が刻まれた石)を媒体として動く泥人形・ゴーレムに様々な指向性を持たせたものを使役する。ゴーレムの原材料は土・少量の水・石だけなので非常に安価で大量生産することができ、且(か)つ動力をシジル・ストーンに依存するため術者自身はゴーレムの維持に魔力を割かずに済む。土塊なので脆く、比較的簡単に欠損するが、その分再生も易く、媒体であるシジル・ストーンが破壊されない限りは活動を続けることができる。
本来ならばゴーレムは知性に乏しく、複雑な命令は理解できないが、氏族秘伝の印章(表面上は簡単な図形に見えても、その裏には数百から数千の魔術と六万語以上の上代言語が複雑に絡み合い相互作用しており、その内部要素は高度に秘匿化されている。)により高い命令遂行の能力を得ている。
また、ゴーレムの生成には3つの行程(①土をこねて人形を作る ②呪文を唱える ③「真理」という文字を書いた羊皮紙を土に埋め込む)を踏まなければならないのだが、シジル・ストーンを地面に設置するだけで土が自動的に変質する独自技術を有しており、低コスト、低労力での素早い展開が可能となっている。
【警護型ゴーレム】
術者と視界を共有する人型のゴーレム。ゴーレム自身、もしくは術者が敵を感知した場合、土属性の魔法を使い周囲に大量の土砂をばら撒くと同時に、防衛型・捕縛型・爆弾型のシジル・ストーンを複数散布する。一流の武芸者には及ばないが、市民を組み伏せることができる程度の戦闘能力を持つ。
【防衛型ゴーレム】
敵からの攻撃を自動追撃する直径3メートルの巨大な球体のゴーレム。敵からの武器による攻撃は土魔法による石壁の生成で防ぎ、魔法による攻撃は相剋関係にある属性の魔術で相殺を図る。要人警護に従事している場合、その巨体を活かし、敵と要人の間に位置取り防壁の役目を果たす。複数の護衛型が連携することで鉄壁の守りを実現する。
【捕縛型ゴーレム】
目標に取り付き、自身の体を鳥黐(とりもち)のような粘着性物質に変える人型のゴーレム。脚が長く、高い瞬発力と跳躍力を持っている。数さえ揃えば大型の魔獣を無力化することもできる。
【爆弾型ゴーレム】
「目標に接近し爆発する」という命令が組み込まれた自爆特攻専門のゴーレム。爆発による殺傷を目的としたバージョンと、爆発で煙幕を生じさせる攪乱バージョンがある。
備考:代々王室守護職を輩出してきた名門ライオドア家の次期当主。王室守護職とは王家関係者や王室の所持する建物の警護、無領地貴族(官僚)や王宮魔術師の統括、及び宮廷内の生活一般や医療を司る役職である。官僚に分類されるため、領地は持たない。ライオドア家の最大の特徴として、ゴーレムに関する独自技術を用いた物量戦術が挙げられる。個人としても大量のゴーレムを扱うが、有事の際には一族が保有する延べ三万体以上のゴーレムが王都及び周辺地域に展開される。これは国王直属の軍隊・近衛師団に次ぐ国内第二位の戦力を持つことを示しており、現ライオドア家の当主・シミオドア侯爵の王宮内での発言力は宰相に匹敵するものとなっている。ホレイラスはシミオドアの嫡子であり、セントクリス騎士団育成学園に在籍する王子の警護という密命を帯びている(密命というのも、王子が権力者としての束縛を負担に思う傾向があるため、秘密裏の警護という形がとられた)。その傍らで、汎用性の高い魔術適性を活かして士官学部の魔法科で教鞭をとっている。秀才ではあるが天才ではない。さる公爵家の令嬢と婚姻を結んでいる。
(/ぐわあああ。しゅみましぇん、結構遅れました。17の者です。優秀だけど神経質なキャラクターをこしらえてみました。あと、王子様(ハルさん)の皇族的束縛を嫌う傾向を設定に組み込ませて頂きました。ダイジョブかな・・・ご確認のほどをお願いします)
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