主 2016-10-15 17:52:35 ID:c42014d3d |
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>マクニール
――…今日は随分早ぇなあ…。
(学園内でも色濃くその存在を主張する身分制度のお蔭で高等部まで進学が叶った今でも奴隷の己に対する待遇は勿論変わらず、なるべく穏便に生活を送るための知恵として食事に関してもまだ人が少ないうちに食堂を利用するのが常となっており。しかしながら閑散とした食堂に学内でも有名な相手が訪れたのに気づき小さく呟きを漏らすと、受け取った食事を手にさっさと立ち去ってしまおうと事前に持参した水筒に粗末なスープを、パンや干し肉の欠片を些か汚れの目立つ布切れに手早く包み初めて。)
(/参加許可ありがとうございました!これからどうぞよろしくお願いいたします。)
>カラ
ッと、失礼。…んん、今日は戦士科の商人様か…よし。
(身分故にかなるべく身分の近い平民たちの横をすり抜ける様にして闘技場前の掲示板を見上げられる場所まで近づいて行けば、多くの面々が上位が表示される頭上を見上げている中ひとり掲示板の最下部を姿勢をなるだけ低くしながら見つめており。その際微かに相手の衣服に触れかけた途端ぶつかるまで至っていないものの即座に謝罪の言葉を口にしてからすぐに掲示板に視線を戻せば品定めでもしているような面持ちで小さく呟きを漏らして。)
(/初めまして、早速絡ませて頂きました。これからどうぞよろしくお願いいたします!)
>ALL
――…お、ごめんよ。だぁいじょうぶ、俺が興味あんのはあんたじゃなくこっち。ちょっと失礼する、っよ!
(多くの生徒が既に寮へと戻っていっただろう夕暮れ時、ひっそりと一人畜舎の方へと向かえばよくよく周囲を確認した上で生徒たちの竜が収められている檻の方へと歩みを進めて。急な来訪者に僅かに警戒態勢を見せる竜たちに潜めた声で呼びかけてから唯一ともいえる武器の短剣を檻から一番遠くへと投げ捨てる様を見せつけて。それから常に頭につけっぱなしのゴーグルを目に付け、カラフルなレンズを手早く目的に合うよう入れ替えながらそろりと檻の傍にしゃがみ込むと、鉄格子の隙間から落ちた様子の鱗の欠片などを集め始め。)
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