主 2016-10-15 17:52:35 ID:c42014d3d |
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>カラ、フランチェスカ(all)
失礼致しましたわ。わたくし、シルヴィア・エステカリーヌ・エッフェンブルグと申しますの、以後良しなに。ふふ…酔狂な方ですのね、仮面の君とでもお呼び致しましょうか。ん…?いえ。
(片足で木の上に立ってるように見えても風で倒れぬようにバランスを保ち腕に絡ませる形で発動準備していた嵐魔法を解除して霧散させ。問い掛けて来る目の前の黒いコートに顔を隠したフードの竜騎士にローブの下のドレスの両端を掴み一礼する。普段調度品や高級品に囲まれてる事で肥えた目から上質なコートの存在は庶民ではないと判断出来顔や体を隠していても漂う空気や気品から大商人かはたまた上流階級の貴族の子息であろう事は明確で直接見る事は適わぬがフードの奥の素顔を伺うように視線を送り。家柄は辺境伯で伯爵位と同じで、自分の家よりも上か下かは分からないのが厄介な物ではあるが態々素性を隠している位なのだから多少の不敬は問題ないのであろう。頬に片手を添えふふと小笑顔を向け顔を隠してる事を仮面で隠蔽してると揶揄し。ふとどこかで聞いた事のある特徴的な声に頭に靄がかかったように引っかかるが藪を付いて明らみにしてしまうと余計な面倒を背負ってしまい兼ねず少なくとも今この場でやらなくても良いので首を左右に振り何でもないと示し。カラが話しかけて来ていたので背後にいる人物とは話す事なく終わるのか、奴隷を貴族に関わらせまいとする優しさだろうかとって食う真似する筈もないのにと口元緩ませるがゴーグルの同乗者褐色の肌の彼女は異国の出で立ち服装はじっくり見るまでもなく自ら下民と称するのもあり平民以下の貧民又は奴隷の身分であろう自分を卑下しつつこちらを尊重する口調は貴族故慣れから当然の事で特に何とも思わず「手足にするだなんてそんな…仲良くしましょう。異国の方と接するなんて滅多にない機会ですし。整備科の方かしら…」ふわりと風を操作し空を飛び少女へと近付いて行くと白いレースの手袋越しに少女の頬を撫で、ボロ切れみたく扱うつもりは元より考えず風貌から戦闘科ではなく裏方の者だろう使える物なら使うが使い用もはっきりしないので当たり障りもない社交辞令を述べて)
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