主 2016-10-15 17:52:35 ID:c42014d3d |
通報 |
>主様、絡んでくださった皆様
(/なんとイベントが始まっている……!? 今更ながら参加いたします! どんな展開になり、どんな人間関係が築かれるのか楽しみです。よろしくお願い致します。申し訳ありませんが、イベント参加のため皆様に倣い一旦返事を打ち切らせていただきますね。
また主様に質問なのですが、ベヒモスは一体だけですか? ドッペル禁止ということでしたら、複数体いる方が、参加者がそれぞれのグループで活躍できるのかなと思うのですが……ご回答いただけましたら幸いでございます。)
>all
陸帝亀ベヒモス……単騎で挑んだところで一筋縄じゃいかないわな。……連携してくれる他の科の奴が見つかるといいんだが。
(正面広場にて、以前見かけた金髪の貴族の青年・ウォルターの説明が終わり、各々武器などを装備していよいよ戦地入りするというとき。鎧を纏ったエイラを厩舎から連れ出し、自身も黒の甲冑を着て森の入り口に向かうヴェンデルは、今回の討伐対象に関する情報を記憶の中から探り出す。
放電を行い、背中からは無数の迎撃隊も飛び出してくるという強く巨大な魔物ベヒモス。それを倒すとなれば、当然同科生・他科生との共同討伐となるだろうし、相互援護の必要にも迫られるだろう。強い戦力になるものの、図体の大きな竜は森の中では動けないため、もしもベヒモスに出くわしたら、まずは開けた場所へ誘導してもらわねばならない。そのように作戦を話し合える共闘者が、果たしてすぐに見つかるだろうか。
ここに来て初めて、普段は勉強と訓練に明け暮れ、空いた時間はエイラに逃げ込んでいたために、人間関係をあまり構築してこなかったことが今更ながら悔やまれる──実戦訓練では、このような普段からの積み重ねも実力のうちに入るのだろう。「困ったわね?」とからかうように喉を震わせるエイラを、ヴェンデルはため息をつきながら手綱を引っ張り牽制し、授業監督の合図を受けていよいよ森に入っていく。
他の生徒も、既に森のあちこちに散り始めたようだ。とりあえず、道中で同志を見つけるか、ベヒモスと戦闘中の小隊に潜り込んで援護させてもらうとしよう。そう思いながら、エイラが困らぬよう樹と樹の感覚が開けたルートを、森の奥に向かって歩きだし。)
トピック検索 |