ぴーちとちぇりー ( bl / ひぼ )

つい、じゃねぇし。拗ねるぞー。( じぃ )ん？いや、俺の背後は全然…って、たいすけの背後さんにも好きって言っちゃダメなの？( 思わず小さく笑って )
…、どっちも。( ぽつ )
却下、そんな事したら俺が子守唄で寝かしつけるからな。( ぴし )
そりゃ、俺以外入れちゃダメだろ。( ぎゅう )ここは俺の特等席だし。

…？何だろ、クレープあんまテンション上がんねぇのかな。
( 先程まで優しげな笑みを向けてくれていた相手がどこか素っ気ない返事だけを残してその場から立ち去ってしまうのを見ると見失わないようにその背中を視線で追いながら不思議そうにぽつりと小さく呟いて、暫くして注文した２人分のクレープが出来上がると代金を支払ってから両手でそれを受け取り落とさないように気を付けつつ通行人の間をすり抜けて近くの模擬店で待つ相手の元へと向かっては１人でいると目立つのか周囲にいる女の子達が色めき立っているのが見て取れて思わず少しむっとしつつ足早に歩み寄り )
…、何かすっげぇキャーキャー言われてるし。ほら、たいすけ。お待たせ！
( 今にも声を掛けられてしまいそうな相手の隣をきっちり確保してから片方のクレープをずいっと差し出して )