眼帯兎と道化師（非募）

ラビ、…ラビ!遅れてしまってすみませんでした（　ぺこりと頭下げ　）…それと、待っていてくれてありがとうございます（　体起こし、ふわりと笑い　）きっと、此れからもこんなふうに待たせてしまうかもしれない。それでも、君は僕を待っていてくれますか？



じょ、冗談は止してくださいよ（　一瞬きょとりとした後、ぷいっ、と顔背けて　）
…もし、キミからみて僕が怒っているように見えるんだったら、その理由でも考えてみたらどーですかッ（　つーん　）

本当に。ラビって面白いぐらいにポジティブですよね（　ぷ、と吹き出せばくすくすと小さく笑い　）
…？（　未だ不思議そうな顔をしながらも問い詰めることはなく　）

えー…やですよ。絶対に知りたいってわけじゃないですし。ブックマンにそんな失礼なこと言いたくありませんもん（　首横に振って　）
…二度も言いません（　ぷいっ　）


だって、素直に白状しないラビが悪いんですよ？（　ふんす　）
何か、…ラビも何だかんだ大変だったんですね（　ぽつり　）……でも、なんていうかラビってブックマンの後継者ってイメージがいまいちわかないんですよねー。僕らといるときは、エクソシストとして一緒にいるからかなぁ…（　ふむ　）

和ませる、…それ自分でいいますか？普通。ラビは寧ろその場を騒がしくさせる、の方があってるんじゃないですか？（　怪訝そうに眉寄せ　）

…（　いらっ　）そこらへん、ふらふらとしてるラビに比べたら僕のほうがモテると思いますけどねー（　ふん　）




僕の、長所…ですか？
（相手からの唐突な話題変換に、一瞬話についていけずにきょとんとした表情を。数秒かけて彼の質問の意味を理解した後に、腕を組んでうーんと唸りながら考え始めて。「…変に固いところ、でしょうか？頑固というか、そういうところ」しかし、長い時間を考えても思い浮かんだのはそのひとつだけで。ひょ上から見ても、自身の長所はそれぐらいしかないと思っているようにも見えて。「帰りも歩きですもんね。…馬車でも捕まえられたら、多少多くても大丈夫そうですけど」考え込む相手の横で、自分なりに考えたものを口に出し。）