眼帯兎と道化師（非募）

本文：

え”っ…そ、それもまたオレらしさ？（ 表情引き攣らせ ／ 聞くな ）アレンは真面目さー。ありがとな、超嬉しいけど無理しない程度にな？（ ニカッ ）

いーやーだっ、離れたら見れねーじゃん（ 負けじとぐぐい ）

ジジイと一緒にいるから移ったんかも。さ、流石にそれはねーさ（ 苦笑 ）ジジイと一緒だと、偶に同じ話繰り返すこともあるから聞き流してたのかも（ 記憶を辿り ）
アレン分かってねーさ（ されるがままで、やれやれと ／ おい ）それとこれとは別モン。一見外は頑丈だけど内から攻めたら脆かった、なんて事もあるだろ？オレの心はそういうタイプ（ コクコク ）


なら捕まえるまで追いかけるのみっ（ ゴゴゴッ ／ やめれ ）あっ、助け求めるなんて卑怯さ！リナリー、アレンの恥ずかしいマル秘写真見せるから捕まえてー！（ 大声で協力要請 ／ お前 ）

ゴホン…（ 視線逸らし ）つか、アレンはオレの事どう思ってんの？（ じぃ ／ 直球 ）


き、気の所為…なら良いんさ（更に聞こうにもまるで”聞かせない”、とでもいう様な雰囲気を感じ取り聞くことを諦め。言葉とは反対の態度に気の所為では無いだろうと感じるも、それでも此処は大人の対応をと苦笑いを浮かべるだけに留めて。
「っ…じ、じゃあ相手の欲しい物を贈る、とか？もうすぐみたいだな、薔薇園」
棘を感じられずにはいられない言い草に、空気までもピリつく様な雰囲気を感じ取りまた何か失言してしまったかと
思考を巡らせ。話題になったもの、自分の発言を思い返しても思い当たる様な節は無く頭を悩ませつつ失言のない様にと慎重に言葉を選んで。ふと周りを見れば所々に点在する民家にも薔薇が植えられている様で、薔薇園を示す木製の看板を見つけて）