(スタッフが当然の様に己も試着室へと案内するので、それに付いていき。白や銀等の色紋付き袴もあったが、其れ等には目もくれず、黒の羽織袴を指差し、己のサイズにあったものを持ってこさせ。着付けもスムーズに終わり、試着室を出て椅子に座って待っていれば、美月が現れ。先程のウェディングドレスも可憐で良かったが、着物姿も奥ゆかしく艶やかで気に入り。椅子から立ち上がっては相手の側へ寄り。)