私だよ、美月だよ。.. 覚えて、ないの? ( 冷たい表情で自分を見下ろす彼に、まさかあの時から忘れているとは信じ難く縋り付く様な勢いで唇噛み締め上記。「 ほ、ほら! このピアス蓮さんがくれたじゃない。」と髪の毛を片方耳に掛け欠かさず身に付けているピアスを見せては、今にも泣き出しそうな顔で発し。)