女子高校生 2016-06-12 16:51:04 |
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もう、待ってって言ってるでしょー!
(声を上げても、追いかけようと走ってみても振り返らないその背中。先ほどの寂しい気持ちは何処へやら、もはや苛立ちが募ってきて。どうしてこんなにも意地っ張りんだろう。彼が、どうなろうと、どう言おうと自分にはそれを受け入れようとする準備は出来ているというのに。もしかしたら、そうさせない何かがまだ彼の中にあるのかもしれない。なら、それを解いてあげるのが自分の役目なんじゃないか。ようやくその後ろ姿が止まったのを見て、それを逃さぬように急いでローファへと履き替えてその傍へと駆け寄れば、先ほどの雰囲気をもみ消すように明るい声色で告げ。「あ…、雨、振りそうだね」ふと見上げた先が、鼠色になってるのに気づいて、ぽつりとつぶやいて、)
(/ いえ、問題ないですよー。むしろ、ちゃんと決めてなかったのでいつごろにしようかと悩んでましたので…)
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