【 とある マフィア と 殺し屋 の 恋愛事情 】（ 非 ）

（／ 語彙力の乏しいのは当方で御座いますので謙遜しないで下さい！当方には勿体無い有り難きお言葉に恐縮で御座います。早速娘を接触させてみましたが如何でしょうか？きっとパパは遠くからニヤニヤニヤとだらしない表情で二人の様子をじっと見守っている事でしょう（笑））



（ 幼少期より父親が傍に居ると碌な事しか無く、良い例が無いので父親の発言無視して壁の華を決め込もうとしたのだが先程から気持ち悪い程に口角を緩ませ何処か一点を集中して見つめ続ける父親が気になったのか視線の先を辿り姿を見つけると頭の先からゆっくりと視線を下降させ爪先まで見遣ると杖が気になり遠くからだが、色々と思考巡らせただの杖でないという結論にいたればマフィアのボスだけあって勘を働かせそれがただの杖でない事に気付いて。にやけている父親を無視し続けていたが杖を持つ青年が気になり父親へ「 お父様。護衛の方に挨拶をしてきますね？ 挨拶がまだでしたし、色々とお話がありまして。」意味深な言葉を残し笑顔を向けてからヒール音響かせて移動する彼の傍へゆっくりと近付くがなるべく自然を装ってこのパーティーに溶け込むべく笑顔でだが声量は小さめで「こんばんは、ごきげんよう。貴方がお父様のターゲットにされた被害者ですか？ 変人に好かれてしまって貴方も大変ですね。御愁傷様で御座います。」先を歩かせぬ様にと正面へ移動して前を塞いでは身長差があるため下から見上げるように相手の顔を見遣ると会話は続かれ変わらずに声量は小さくて「 私はナタリア・アルベルト。依頼者の娘です。タキシード、よくお似合いですよ。御婦人たちが貴方を狙うのも無理ないですね。長身でハンサムなら尚更必死になるでしょうし。」先ずは自己紹介を簡単に済ませ容姿や服装など素直に褒めて伝えると本題へと移行すべく笑顔から一変して瞳が細められ手に持つ杖を暫し見詰めてから再び顔を上げ長身な彼を下から見上げるように見遣ると周り見渡し警戒しながら続けられて）

貴方は──ただの護衛ではなさそうですね。その杖はフェイクで……成程。仕込み刀ですか。これも何かの縁ですし、私と１曲踊りませんか？