主、 2016-03-13 00:02:42 |
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>梓ちゃん
_お待たせ!…どうしたの?行きたくなくなっちゃった?
(5分も経たずに騒々しく階段を駆け下りてこれば僅かに息を切らして、それでも好意を寄せる相手と出掛ける事ができる嬉しさを抑えられないにやける頬。しかし彼の哀しげな表情を捉えれば途端に眉を落とし弱々しい声で問いかけ。「僕じゃ春陽くんの代わりにはならないかもしれないけどさ、僕きっと梓ちゃんの事楽しくさせられるよ?だから行こう、ね。」相手の側にしゃがみ込み目線を合わせると笑顔で相手を諭すような口調で述べれば立ち上がろうと相手の腕を取って。)
>春陽くん
_そう?ありがと。じゃ卵だけ割っとくー。
(押し付けとも言える己の言動に文句を言うどころか笑顔で引き受けさらには座ってていいとまで言ってくれる相手に、押し付けた張本人も一瞬戸惑った様に動きを止め。すぐにヘラヘラとした笑みを張り付ければ相手の横に並びボウルに卵を割りつつ相手の言葉に耳を傾けていていればゆっくりと口を開き、「ねえ、それ本気で言ってる?」卵を解くボウルに視線を止めたまま、感情のない冷たい声で言葉を発して。)
>浩輔
ごめんごめん。
(相手の表情と言葉に手を合わせて軽い口調で謝るとお母さん元気かななんて思い出にふけり。「…特別な存在。大親友って事でいいのかな。」摘まれた鼻を摩りつつリビングを出て行った相手が残した言葉を勝手な解釈で受け取ると嬉しそうににやける頬を押さえて。「そうだ、コンビニ言ってアイスとケーキ、買ってきてあげよう」手持ち無沙汰になり何となく思いつけば財布だけを持ち家から10分ほどの距離にあるコンビニへ行こうと玄関へ向かい。親友に一言言ってからと思ったが驚かせるのもいいなと思いなおせば玄関の戸を開け鼻歌交じりに歩き出して。)
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