主 2015-11-27 00:14:51 |
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僕に逆らおうなんて、なんて愚かで、愚かで、下等な生物だ!
(杖を突きだし、喉元へ押し当て、喉仏を抉り取るかの勢い。外で鳴る雷はまるで今現在の己の心情のようで、時折光る空からの光で浮かび上がる二つの影、雷鳴にかき消される男の嗚咽。ギリと手が白くなるほど杖を握りしめた己は、今どんな表情をしているのか。)
僕を、…俺を、その名で呼ぶな!
(ピカリと光った大きな光、それに混ざった緑。己の前には血など広がっていないはずなのに、一瞬、視界が赤に染まったような気がした)
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