学園長 2015-09-23 19:35:29 |
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>楠瀬さん
じゃ、先生は戻るから。気をつけてね?
(先ほど早朝から体調不良を訴えていた女子生徒を軽く診察すれば教室に送り届けていたところ。送り届けると疲労の溜息溢し保健室に戻ろうかと思うと前方には見慣れた女子生徒。「楠瀬さんまた遅刻-?徐々先生に何か言われるんじゃないの?」遅刻にも関わらず慌てず、気怠げな相手に誰だか察しが付けばくす、と笑声上げ前記を述べ。「いいねェ、沢山睡眠とれて。俺も好きな時間に起きて仕事してみたいよ。」気まぐれ登校が頻繁の相手を何故か羨み、白衣のポッケに突っ込んだ手を抜けば「あと此処、寝癖ついてる。」異様にぴょこん、と跳ねた寝癖を指差して見せて。)
>小泉先生
は-いって…げ、小泉先生…。
(ガラリ、と音たて開いた保健室の扉。怪我か体調の悪い生徒だろう、と笑顔浮かべくるりと椅子を扉に向けるも笑顔を向けた先には教師の姿。選りに選って彼女が来てしまうとは、隠しても隠しきれないプリントの量と散らかりっぷりに薄い笑声上げ、「わ、わ-助かります-。頑張りま-す…。」釘刺すように向けられたその言葉と笑みを浮かべる表情に軽く肯けば長く重い溜息一つ。「でも小泉先生が手伝ってくれるなら直ぐ終わりますね。」なんて殆ど彼女に任せる気満々な姿勢を見せつつ散らばったプリントかき集めれば整理に取り掛かり)
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