巡音ルカ 2015-08-06 19:25:43 |
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私はマスターの言葉に答えたいと思いマスターの居るリビングに向かった。
確かに私たちの思いはおかしいのかもしれない。でも、戸惑う私の思いと同じ気持ちを、マスターはちゃんと私に伝えてくれた。
早く伝えたい、私の気持ち。ちゃんと聞いてほしい、そう思いマスターの居るリビングにつき私は声を張り上げ「マスター。もしマスターがおかしいのなら、きっと私もおかしいのでしょう」とコーヒーを入れ始めていたマスターに言った。
その言葉に驚いているマスターを見つめ、「だって、私もマスターのこと好きなんです」と震える手を握りしめ必死に伝えた。
おかしくてもいい。マスターと一緒ならおかしくても、同じ時間を生きられなくても、無機物と生物でも私は良いの。
そう思い、伝えたい思いを私は精一杯伝えた。
マスターはコーヒーを入れる手を止めて、私に近づき「本当に?本当に僕のことを好きでいてくれるの?」と震える手で私の頬に触れた。
私は一度だけ頷いて、私の頬に触れたマスターの手に触れ幸せそうに微笑んだ。
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