巡音ルカ 2015-08-06 19:25:43 |
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植物園の中は思っていたよりも広くて、綺麗な花や樹で溢れていた。
私とマスターは、ゆっくりと歩きながら花時計のあるエリアに向かった。
花時計は色鮮やかな花で溢れていて、見つめているだけで嬉しくなってしまう。
「マスター、見て下さい。とっても綺麗ですよ」と私は嬉しそうに微笑見ながらマスターを見つめる。
「うん。すごく綺麗だね」とマスターは振り返る私と花時計を見つめ目を細めて言っていた。
「ねぇ、マスター。私、今とても幸せなんですよ」と私はマスターに近寄り、嬉しそうに言いながら「だって、マスターに出会って、とても大切にして下さって、いろんな感情が生まれて、マスターと共にいられる。すごく幸せです」と言って、頬を染めながら微笑んだ。
そう、幸せなのだ。マスターがいるだけで幸せに感じる。マスターがいないと悲しくて、寂しいと感じてしまう。
もしかして、これが《好き》という感情なのだろうか?だとしたら私は、マスターが好きなのかもしれない。
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