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No.3
by 巡音ルカ 2015-08-06 21:00:52
~光の外~
「初めまして。これからよろしくね」
目の前に現れた人。知らない場所。知らない温度。
「え・・と・あの、私は、ここは何処ですか?」
不安げに目の前の人にたずねた。
まるで解らないのだ。自分が何者なのかも、目の前の人が誰なのかも、ここが何処なのかも。
不安げな私を見つめ彼は言った。「あれ?あぁ、そうか。」
一呼吸置いて彼は言った。「君はバーチャル・ボーカロイドの巡音ルカで僕が買ったソフトだよ」
ソフトのケースを見せながらさらに続け「僕はそんな君に沢山の音楽を与えこれからともに生活するマスターって訳だ」