巡音ルカ 2015-08-06 19:25:43 |
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「行ってらっしゃいませ。マスター」私はドアの閉まった玄関を見つめ少し寂しげに独り言を呟いた。
一人きりになったリビング。先ほどまで座っていたらしい マスターのソファ。脱ぎ捨てられてた、マスターの服。
何もすることのないこの部屋で私はマスターの服を丁寧にたたみなおした。
マスターのシャツは私の衣装の上着よりも大きい。ふっと握りしめたシャツからはマスターの温もりが残ってる気がした。
私はもう寂しくなっているのだろうか?まだ明日の夜まで一日半はあるというのに。
シャツをたたみ直しながら、時計を見つめ早く明日の夜になればいいのにと心の中で呟いた。
マスターのソファに座りそのまま横になる。私に嗅覚はないけれど、マスターの香りがまだのこっている気がした。
私は瞳を閉じゆっくりとログオフした。
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