『~人と過去の付喪~』(NL)

『~人と過去の付喪~』(NL)

刀剣男子  2015-08-04 05:01:37 
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募集板より10897様をお待ち申し上げます。


~story~

審神者の力を使い、刀剣を派遣し歴史修正を目論む敵を討伐する毎日。
長い戦いをこなしていく中で、下った指令。たまたま、主よりも先に見てしまった。
『本丸を解体し、刀剣男子を刀解して、審神者を元の時代へと返還せよ。
しなければ、神力の使いすぎによって審神者の命が失われるだろう。』…と。
審神者の生命力とも言える、神力を用いて行うものが多すぎるがための、残酷とも言える措置。
段々といなくなる刀剣…。『遠征』と嘘をついて主には知らせぬ日々。
残った、静寂の本丸。そこに残る6振りの刀剣男子。
主を思い、刀解を願うもの、ある刀剣に願いを託して破壊して貰う刀剣。
元の時代へと帰らぬ主に葛藤と恋と悲しさを押し殺す近侍や、様々な思いを抱える主。
その最後まで…ゆるりと。



募集:女審神者(年齢等は自由に。)

※注意
・非似要素が有り。(自分が至らぬばっかりに…。)
・始め6名の刀剣男子を選択して貰います。
・ロルはお相手様にお任せします。
・自作ストーリーでも構わないと言う心の優しい審神者様。
・長期短期はお任せします。

刀剣男子↓
・三日月宗近
・子狐丸
・一期一振(非似)
・明石国行
・今剣
・薬研藤四郎(非似)
・鶴丸国永
・岩融(非似)


来て貰いましたら、プロフィールと6振りの刀剣男子を選んで投下して下さい。

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  • No.52 by 三日月宗近  2015-08-10 02:17:22 


ん?そうだったか…?
では少し動かずに居させて貰うとしよう…。
(流石に天下五剣といえど、あの傷は結構こたえた様で大人しく目を閉じて、静かな吐息を吐き出して、考え事でもする様に天井を見ながら瞬きを繰り返して。手を動かしてみたりなどしてるようだがあまり動かせないようで困ったなぁ、と言うような苦笑をして。)


今剣:
ぼくはいわとーしが、まもってくれました…。
こわくなかったですよ…!ぼくはつよいんですからね!
(いつも通りとは行かないまでも、笑みを浮かべたままそう言うと、横に寝る、大きな薙刀の彼を見上げて「ありがとうです、いわとーし…。」と見ながら言って。短刀を受け取ると「ありがとう、あるじさま!」と言いながら腰に再びカチャンと付けて。)

岩融:
がはは、俺がお前を守るのは当然の事よ。
もし守りきれなんだら、俺は前の主に顔向けが出来ぬ…。
(お礼を言われれば、少しだけ笑って首を振って。自分にとって目の前の短刀を守るのはとてもとても強い意志でやっているようで。当然だというように頷いて。)

  • No.53 by 椿  2015-08-10 19:13:59 

>今剣、岩融
岩融も今剣もとても頼もしいわ。
( 前の持ち主が主従関係にあった二振りも、まるで主人と従者のように魂を寄せあっているように見え、微笑ましそうに目を細め。強い縁で結ばれた彼らを見ていると心はあたたかくなり。 )

>小狐丸
さて。待たせてしまってごめんなさい。刀を出して?
( もとは大太刀だった短刀が霊体に戻っていくのを見届けると、相手に近寄り。先程は誰よりも取り乱していた彼は少し落ち着いただろうか、そっと顔を覗き込みながら両手を差し出し。 )

  • No.54 by 今剣  2015-08-10 21:56:54 




ぼくたちはなかよしですよ!あるじさま!
まかせてくれればへっちゃらです!
(えっへへ、と笑いを浮かべると岩融の横から動くとはなく、相手の顔を見上げればグッとガッツポーズをして見せて)


小狐丸:
えぇ、ぬしさま。小狐丸お納め下さい…。
(どうやら落ち着きはした様で、腰から抜き取った太刀を鞘に入ったまま膝を床に着き、こうべを垂れて差し出して。「宜しくお願い致します…。」と呟くといっそう深く頭を下げて。)

  • No.55 by 椿  2015-08-11 20:36:05 

( 無邪気な守り刀と豪快なその従者、薬研を失った今の本丸の雰囲気を明るくしてくれる彼らの存在は別の意味でも大きいもので。やる気に満ち溢れた仕草を見ると、こちらを見上げてくる相手と目を合わせながら満足そうに1度頷いて。小狐丸に向き直ると、「そんなに頭を下げないで。…お疲れさま。」相手の前に片膝をついて跪くと、ぴんと立った耳をさけて頭を撫でて。短刀と比べるとはるかに大きな太刀を両手で受け取り、鞘を外してはまた同じように拭い紙で刃の汚れをぬぐったあとに打ち粉をして、油塗紙で拭いていき。 )

  • No.56 by 小狐丸  2015-08-11 21:29:29 




いえ、ぬしさまに手入れして頂くのですから…。
私は自分の弱さを呪いますれば、当然の事…。
(手入れをしてもらう事を申し訳なく思っているのと感謝の意を込めて跪いている様で、相手が手入れをしている最中もずっとそのままの姿勢で微動打にせずに終わるのを待って。)

鶴丸:
じいさん、俺もアンタに聞きたい事がある。
後で主と同時にはなるが…聞かせてもらうぜ。
(珍しく神妙な顔持ちをすれば三日月が眠る布団前にあぐらをかいて座って、そう呟いて)


三日月:
お主が何を聞きたいか、同じ刀剣としてわからんではない、鶴よ。
仲間想いなやつよなぁ、鶴丸。
(ふふと、小さく笑みを浮かべればいつも通りとは本人もいかないようで、朗らかな笑みとは言えそうもなく。しかし、鶴丸国永が聞きたいという疑問は何だかあっさりと解っているようで小さく頷き了承の意を示して。)

  • No.57 by 椿  2015-08-12 13:11:20 

>小狐丸
もう、…律儀ね。
( 大きな体を丸めるように頭を下げる姿はどこか痛々しく、苦い笑みをもらして。手入れを終えると疵が修復し艶やかな美しい刀を見て満足そうにうなずき、鞘に戻しては相手に差し出して。「頭を上げて、小狐。終わったわよ。」太刀だから、というのもあるが異様に刀が重く感じ、腕に力が入りづらくなり落としてしまう前に畳の上にそっと置いて。 )

>鶴丸、三日月
最後は貴方の番よ。身体に疵は―…っ、
( 言葉を交わす2振りのもとへ向かうべく立ち上がろうとするも膝に体重を支えるだけの力が入りきらず、その場に座り込んでしまう。札を使用し連続して手入れを行ったためか、思うようにならない身体に不思議そうに自分の足を見て、「あれ…、なんで…。」"大将の神力を使わせるわけにはいかない"その薬研の言葉がよみがえり、血の気がさっと引いていくような感覚をおぼえて。 )

  • No.58 by 小狐丸  2015-08-12 13:48:19 



はい、ありがとうございます。
…頂戴いたします。
(頭を一段更に低く下げては頭を上げて刀剣を取ると、腰に挿して立ち上がり首を振り。相手の様子に疑問を浮かべては「ぬしさま…?」と首を傾げて呟いて)


鶴丸:
いや、俺は対して傷はついていないからな、心配しないで……おい、主!
(自分の番だと言われれば対して傷がないので心配ないのを伝えようとして三日月から主の方に向き直れば、意にそぐわぬ脱力をする相手に目を向け驚いた顔を浮かべると「君…冗談にしてはこれは驚きたくない驚きだぜ…。三日月、これが言っていた最悪ってやつか…。」神妙な顔で相手の体を支えると、驚きで起き上がった三日月を見てそう言って。)


三日月:
……あいすまぬ…。主よ。
俺の傷で思わぬ以上の審神者の力を使わせてしまったようだ…。
話そう…、薬研がそして我らが何を思い、そして何を知っているのかを…。
そしてそれは…主の心に大きな傷を作るであろう事も謝っておく…。
(鶴丸に主を一度見て、穏やかで朗らかないつもの笑みは何処へやら、強ばった表情を浮かべると、相手に一度謝罪を入れて。手入れをさせてしまった事に相当の罪悪感を抱いているようで。手入れも終わり相手の先ほどの疑問『何故、力の使用を拒んだのか。』と聞かれた事に対しての答えを教えることを決め、相手を見据えて『それを知れば…もう後には引けぬぞ、主よ。』と相手が頷くか否かを見定める様に視線を向けて。)

  • No.59 by 椿  2015-08-12 14:00:50 

…っごめん、鶴丸。大丈夫。
( 頭は真っ白になり冷静な判断ができなくなるのを、深く息を吐き出すことで堪えて。強張った体から力を抜くと幾分か気持ちも落ち着き、支えてくれる鶴丸の白い手をそっと取って。いつもの朗らかな様子とはかけ離れた表情と、重々しい声色に息をのんで。こちらの反応を待つような、射貫くような三日月を浮かべた瞳に一度は視線を揺らしてしまうも、小さくうなずいて。「…聞かせて。ちゃんと、受け止めるから。」風呂敷に包まれた折れた短刀をちらりと見てから、話を促すように見つめて。 )

  • No.60 by 三日月宗近  2015-08-12 14:47:12 



では、話すとしよう。皆の者座れ…。小狐、すまんが俺の部屋からあれを持ってきれくれぬか?
(相手の言葉を聞いて、頷いてみせると小狐丸に言うと無言で部屋を後にする子狐を見て)


では、まず初めに、主よ。問いに答えてゆくぞ。
何故我らが神力を拒んだか、それは主を思って故の行為だと…心に留めてくれ。
それは2週ほど遡った頃だ…。俺は主を探しておったのだがなそこに一通の政府の書が送られてきた。
それを、俺は見てしまってな…そこに書いてあったのだ。
『本丸を解体し、刀剣男子を刀解して、審神者を元の時代へと返還せよ。
しなければ、神力の使いすぎによって審神者の命が失われるだろう。』
皮肉なものだろう…?主に宛てた物だとというのに、俺に宛てたかの様な言い草だ…。
言えんですまぬな…主よ…。
だからなのだ…今や主の神力は枯渇の寸前におる…。それは人の生命を脅かす…。
我らに主の命を引き換えよと…どうしてできるだろうか…。
(少し前の記憶を辿りながら、なんとも言い難い複雑な表情を浮かべて主から目を離すことはなく話を続けて目の前に座る女性のこれからを考えたり皆で話し合った結果がそれだったようで、周りもそれに同調して。)



小狐丸:
兄様、持ってまいりました…。
こちらです…。
(襖を静かに開けて中に入ると大きな布で包まれたものを持っており。それを抱えて入ってくれば三日月に「お受け取りを…。」と差し出して受け取って貰い。少し下がって正座で座り。)

  • No.61 by 椿  2015-08-12 15:20:32 

…!…そんな、
( 神力が思うように扱えなくなったのは一種のスランプか、ただの体調不良だと軽く考えていたために予想外な事実に思わず言葉をなくしてしまう。政府からの非情な"解刀"という恐ろしい指令、それを知っていたにも関わらず自分に伝えなかった付喪神たち。先程手入れを拒み朽ちた短刀、全てが繋がり俯いてかたかたと震える指を抑えこむように胸の位置で固く握りしめて。嫌な予感がよぎり顔を上げると「もしかして、遠征に行ったまま帰ってこない者たちは…!」そのあとの言葉を発せないでいると、何かの包みが三日月の手に手渡される。どくどく、と揺れる頭の中で鳴り響く心臓の音、困惑に眉をゆがめて見守り。 )

  • No.62 by 三日月宗近  2015-08-12 15:42:49 



すまんな、主。
恐らく、これを見たらご名答と言わざるをえんよ…。
(しゅるしゅると音を立てて布を取れば、大太刀・石切丸、太刀・燭台切光忠、打刀・大倶利伽羅、短刀五虎退など折れた刀が鞘に収まった形で何十と収められていて。「主よ、見覚えもあるだろう…。遠征からただいま帰還した…。皆、自ら自害して行ったが…清らかに逝けた…。隠しておってすまぬ…。」と言うと頭を下げて)


((周りの者も同じく正座をして頭を下げていて。罪悪感や色々な感情が渦巻いているのか、下げる頭がかなり深く下げられており。))

  • No.63 by 椿  2015-08-12 18:52:03 

ひッ…!
( あらわになった刀の数々に思わず両手で口をおさえ、声にならない悲痛な叫びをあげ。特徴的な柄の部分や飾りなどから霊体といえど皆の姿が想像でき、遠征と名打って行方をくらましていた者達と合致してしまい。自分の手で鍛刀した者、戦場から持ち帰られた者、それぞれに思い入れがあり彼らが自分の手で命を絶った事実を聞くと、胸を切り裂かれるような痛みを感じて表情を歪め。残った刀たちはその指令を知っていてなお残った者たちで、張り詰めた空気から謝罪の意は感じ取れるために責め立てることもできず唇を噛み。この場で自害でもできたなら楽だろうが、自分の不甲斐なさのせいで刀身を折った彼らを思うとそれもできずに、暴れそうになる感情を押し殺しながら「…ごめんなさい。私が、私の力が足りないばかりに。貴方たちは悪くないの。だから、謝らないで。」ぐちゃぐちゃと入り交じる感情のためか、泣くことすらもできぬ顔を伏せると、静かに言葉をならべて。 )

  • No.64 by 三日月宗近  2015-08-12 19:43:20 



主よ、我慢せずとも良い…。
寧ろ、ぶつけよ。人は我慢すべき時と、そうでない時がある。
今は我慢すべき時ではない…。我らにぶつけて良い…。
主が壊れれば誠にこの本丸は落ちよう。
それはあってはならぬ。
主が、元よ時代へ帰るその時まで、我らはこの場と主を守らねばならぬ。
そうこの者達と約束を交わした…。
(相手が色々な感情を我慢して押さえ込んで言っている事は容易に分かってしまった。一応でも神の一種。その神の身で人の体を与えられ初めて知った心という物、鉄の身では知る事の出来なかった感情が高ぶったのはいつだったか、それが皆がいなくなると、居なくなったと知った彼女は人の身では辛すぎると、頭では理解していた。
「皆の者、すまんが…暫し話をする。少し席を外してくれ。鶴の質問は後程答えよう。」周りに目を向けて俯き続ける主を目の前にして、そう言うと鶴丸には後程時間を作る事にして。)


鶴丸:
構わんさ、主を頼むぞ。
それも近侍の仕事だ。
(白髪を揺らして、主を一瞥すれば目を伏せて頭を下げて引き下がり。全員出たのを確認すると襖を閉めて歩きながら「看取ってやれなかったな、光忠、倶梨伽羅。悪いな…。」目を閉じて仲の良かった2人の顔を思い浮かべれば呟いて歩き出して。)

  • No.65 by 椿  2015-08-12 20:29:18 

私は大丈―…
( 落ち着き払った三日月の声を聞いていると心が凪いでいくように思えるが、他の刀剣たちに退室を命じる声に慌てて顔を上げ反論の声を発すも時すでに遅し。鶴丸を最後にして出て行ってしまった彼らをただ呆気にとられて見送ることしかできず、しんと静まる手入れ部屋には相手と二人きりという状況になり。観念したように小さく溜息を吐くと「…何でもお見通しね。私は貴方たちが隠していることに気付けなかったのに、悔しい。」困ったような笑みを張りつけると、再び布の上にある折れた刀たちを見てその内の一つである加州清光を両手で包むように持ち上げて。「…清光はね、私にとって初めての刀なの。見た目にうるさくて、私よりずっとお洒落で…あるじあるじ、って…」刀を膝の上におくと一人うわごとのように思い出を話し始め、ひとしきり話したところで次の刀を手に取り、また思い出を語ることを何度も繰り返して。視界が滲み鼻の奥がつんと突っ張る感覚を不思議に感じているも、鞘にぽたりぽたりと止むことなく落ちていく水滴が涙だとわかると、「っ…宗近、」 涙でぐちゃぐちゃな情けない顔を俯くことで隠しながら、布団にいる相手に近寄ると胸板に額をおしつけて。)

  • No.66 by 三日月宗近  2015-08-13 00:17:03 




俺もお見通しという訳ではない…。
俺も理解出来ぬ事が多いからな…。
(相手のいうお見通しに内心には違うものが少しあるのか見通すには程遠いと首を数度、横に振って。
相手の思い出話をしっかりと漏らさず聞き取るように頷き、時に相槌を打ち話をひたすらに相手と刀を見て聞き続け、主が俯き泣いていると思い、胸あたりに来たの見ると背中に手を当ててトントンと優しく撫でて「辛いな、主よ…。我ら刀剣の為に…すまん。泣いてよい、それが止むまで俺はここにいる、共に…。」自分達でも辛かった仲間の死。それが相手に如何にこたえる物か、しかもまだ自分からすれば年端もいかない娘。すまなそうに背を撫でる事を休めずに、頭を撫でて。)

  • No.67 by 椿  2015-08-13 05:45:09 

っ、う…
( 刀の付喪神のような高貴な存在が、脆く移り変わりやすい人間の心を真に理解できるかは不明だが、自分を思い人払いをしてまで話を聞いてくれる相手の存在が何よりもありがたいものであることには変わりなく。熱心にこちらの話を聞き、なだめるように優しく撫でてくれる彼に押し殺していた嗚咽が小さく漏れ。折角直した美しい着物が汚れてしまうのが少し申し訳ないが、今相手から離れることなどできず、腕を相手の背中に回ししがみつくようにして。相手が真に申し訳なさそうに謝罪を続けるのが痛々しく、違うと言わんばかりに首を横に振って。 )

  • No.68 by 三日月宗近  2015-08-13 07:45:04 



…。心とは不思議な物よ…なぁ、主。
(泣いたり、笑ったり、怒ったり、刀剣である付喪神に取って1番理解し難い、泣くという感情。悲しみや辛い事が大きすぎれば大きい程に涙は出ると話には聞いている。だが実際それが自分からは出た事がない、それは彼らが遠い昔から存在する鉄の塊だったからなのか、元の主君を失い続け転々としていたからなのかは不明なところではあるが、今の自分の目下にいる過去より小さい主君を守らねばならぬと思い、撫でる事を続け 上記を述べれば解らない事への悲しそうな笑みを浮かべて。)

  • No.69 by 椿  2015-08-14 19:28:36 

…ふふ、そうね。貴方たち神様からすると、わけのわからないものでしょう?
( 最近霊体として仮の姿を得た彼らには理解に困るものだろう、生粋の人間である自分でさえも自分の事がわからなくなることがあるのだから当然のことで。背中を撫でる手の温もりは優しく、ひとしきり泣いたところで少しずつ落ち着きを取り戻し、目尻の涙の余韻を指で拭い取ると顔を上げて小さく笑い。彼らを刀だと思えないのはこんなにも温かな存在であるがゆえ、「ねえ、宗近。…私、やっぱり皆を解刀なんてできないわ。」何かを決心したかのように目を据えて、微笑を浮かべて。 )

  • No.70 by 三日月宗近  2015-08-15 00:41:45 



うむ…、俺達はわからんな、残念だがな…。
いや、しかしだな、主よ。俺達の刀解せねば、主が…。
まぁ、そう言い出す事はなんとなくだが予想は出来たが。
(すこし相手が落ち着けば見つめて、感情がわからないと言えば困った様な笑みを浮かべて肩を竦めて。主である相手の命までが掛かっていると言うのに“刀解しない”と言えば自分達にとっては主の命の瀬戸際、簡単に認める事の出来ない内容であるが故にすこし悩むように考えて。とはいえなんとなくではあれどそう言われるような感じはあったのか予想はしていたようで。)

  • No.71 by 椿  2015-08-15 06:15:58 

解刀するくらいなら死んだほうがマシよ。
( ようやく相手の緩んだ表情を見ることができ、つられるように少しだけ頬を綻ばせて。自分の頑固さをよく理解している相手ならば想定内の言葉だろう、飄々とした態度で述べるも「…あ、けど簡単にくたばるつもりもないからね。私は、貴方たちと一緒に居たいの。」慌てて訂正するように本音を付け足し。今すぐに解決策が出るわけではなく、都合のいい甘い考えだろうがこればかりは譲れないようで。 )

  • No.72 by 三日月宗近  2015-08-15 07:20:06 



死なれては俺達が困るんだが。
まぁ、少しずつ対策を練り、出来る限り神力の消費を抑える方向で見据えてゆこうか。
(一緒に居たいという言葉はとても嬉しいが主を失えばこの世界には人間としての体を保っていられない自分達のなんと無力な事かと思いはすれど口には出さず、提案を出せば相手の頑固さは知っているのでとりあえずはそれで手を打って。)

  • No.73 by 椿  2015-08-15 09:01:58 

そうね。…大丈夫、貴方たちが路頭に迷うような無責任な真似はしないから。
( 鼻を啜り涙の乾いた目が少し突っ張るような感覚に、気恥ずかしそうにはにかむとゆっくりと相手から離れて。今日はもうすっかり日も暮れてしまっているため、明日にでも指令の事に関しての追及や自分の体の事に関して政府に掛け合ってみようと考えつつ、打開策とはいえないが少しでもこの場所に留まるためには必要な案に賛成して。 )

  • No.74 by 三日月宗近  2015-08-15 10:12:26 

では主よ、そろそろ良い時間だ。
夕餉にせぬか?俺は腹が減ったぞ。
(いつまでも暗い雰囲気でいては主にとっても自分達にとっても良くはないと思い相手の言葉に頷きを見せれば、上記を述べて安心させるために何時もの朗らかな笑みを見せて、自分のお腹を撫でると空腹を示す合図をすれば、後で他の刀剣男子とも話をせねばならんなと考えており、ある程度体の傷も治ったのか痛くはなさそうで。)

  • No.75 by 椿  2015-08-15 11:53:30 

あ、ほんと。もうこんな時間。
(相手に指摘されるとたちまちに思い出したように襲い来る空腹感に、茶目っ気たっぷりな相手の様子を見るとおかしそうに小さく笑って。先程まで真面目な会話をしていたのが嘘のような物言いは、天下五剣の一振りである事を忘れてしまいそうになるほどに人間のように見えてしまうもので。ようやく身体も落ち着き、ゆっくりと立ち上がると「じゃあ、急いで夕餉の支度をしてくるわね。…あ、鶴丸、呼んでこようか?」手入れ部屋の出入り口のほうまで歩むも、先程鶴丸から質問を求められたいたことを思い出すと問いかけて。)

  • No.76 by 三日月宗近  2015-08-16 02:18:49 



鶴丸だけでなく、小狐丸達も皆呼んでくれると助かる。
あっはっは、何、あ奴らも一応怪我をしておる、寝ておいて損は無かろうよ。
鶴の質問にもそのタイミングで答えるとしよう。
(そう言えば、鶴丸の質問に返事をしていなかったと、相手に言われて思い出せば他の刀剣乱舞男子も全員呼んで欲しいと頼んで。鶴丸はほぼ無傷だから良いものの、岩融などは傷をおったからこそ、休ませたいらしく寝かせるために呼んで欲しかったようでその旨を伝えると、鶴丸の返答もそこでする事にして。)

  • No.77 by 椿  2015-08-16 09:41:09 

>三日月
分かったわ。じゃあ、ちゃんと待っててね。
(三日月が思うように動けないということを配慮して、異例ではあるが夕餉は皆を手入れ部屋に呼んで食事を取ろうと考えて。手早く料理が出来て手軽に食べられるものを頭の中で思い浮かべながら快く承諾するとそこから出て彼らの部屋へと向かい。)

>
(一番初めに向かった先は鶴丸の部屋、しかしそこには今本丸にあるすべての付喪神が集まっており。戸を開いて中を覗き込んでは一斉にこちらを見てくる彼らとそれぞれ目を合わせ「ごめんね、取り乱して。…貴方たちも身体を休めないといけないし、夕餉の支度ができるまで三日月と手入れ部屋で待っていてくれる?」まずは心配をかけてしまったことに苦笑いを浮かべて頭を下げて。自分はこのまま台所に向かうつもりで、近い位置にいた鶴丸に問いかけては確認するように目を合わせて。)

  • No.78 by 鶴丸国永  2015-08-16 10:59:09 



ん?あぁ、なに気にするな。
じゃあ、行くとするか、手入れ部屋に。
(主の謝罪をいつも通りの笑い顔で気にするなと伝えると手入れ部屋で待ってる事を頷いて承認し、内番服に着替えており、袴をパンっとはたくと起き上がって、皆の顔を見るとそう言って)


今剣:
りょーかいです!
(元気よく手を上げる本人は主の元に戻った様子が嬉しかったのかニッコリと笑っており「いきますよ、いわとーし!」と揺さぶって起こして)

  • No.79 by 椿  2015-08-16 11:21:31 

今日は手入れ部屋で夕餉にするから、皆そこにいてね。
(己の声掛けに応じて各々立ち上がっていくのを見ては、上記を伝えると主従の微笑ましい光景を横目に台所へと向かって。割烹着を着ると気合を入れるように一度ぱちりと手を打って。釜で麦ご飯を焚いている間に、人参とエンドウの入った肉じゃがとワカメと梅肉と胡瓜の酢の物、長ネギの味噌汁を作り。ご飯が炊きあがったところで、熱々のそれを一度大きい器に移しては塩水の付けた手で三角の形に握り中には梅とオカカを詰め海苔をまいて。1人に対して3つほど割り当たるように作ると、額ににじむ汗を腕で拭って、一息つき。)

  • No.80 by 鶴丸国永  2015-08-16 12:09:59 



入るぜ、三日月。
(一声かけると襖をスッと引いて手入れ部屋の中へと入り、相手を見つければ布団の横に腰を降ろして「俺が聞きたい事は、1つ。大倶利伽羅と燭台切光忠は堂々と逝ったか…三日月。俺はその時看取ってやれなんだ…。」腕を組みながら小さな笑みを浮かべて聞いて。)


三日月:
あっはっは、やはりその事か。
問題ない、あやつら最後まで2人で戦って逝ったぞ。
あれは流石に驚いたなぁ。
(小さくいつもの笑いを浮かべれば、思っていた質問が当たっていたのか数度頷いて、その時の状況を伝えながら思い出すと、最後まであの2人はお互いで戦い折れた様で、流石に少し驚いたと苦笑を浮かべ。)

鶴丸:
そうか。最後まで…驚きな奴らだな。
(足を崩して片方の足を伸ばせば上を向いて、聞けた事に満足そうな笑みを浮かべては「なかなか、驚きな死に方だ。」と本人にとっては褒めている言葉を呟いて。)

  • No.81 by 椿  2015-08-16 13:33:11 

お待たせ。あと二品運んでくるから、もう少しだけ待っててね。
(手入れ部屋で深刻なやりとりがされていることは夢にも思わず、ようやく完成した料理を人数分の器によそい、お盆にのせて。先にお握りののった大皿と酢の物を手入れ部屋に運び、端にあるちゃぶ台に置いて。折れた刀の話をしているというのに、もの悲しさはあるものの重苦しさのない空気に不思議そうに首を傾げるも、鶴丸と三日月が話をしていた事は見て取れ。「ちゃんと話はできた?」戸から出る前にゆったりと問いかけて。)

  • No.82 by 三日月宗近  2015-08-16 15:34:59 



あっはっは、なに然と話せたさ。
さて、夕餉を運ぶのを手伝うとするか…。
(朗らかに笑う顔は清々しい顔をしており、話を出来た事を伝えると夕餉を運んでいる相手を見て、自分も手伝うかと腰を上げようと布団から抜け出して。)


鶴丸:
おいおい、君は1番の怪我人だろう?
寝てると良い、俺が行く。
(眉を下げて困ったような顔をすれば三日月を見て、1番の怪我を追った彼を行かせる訳には行かず、自分が行くから寝ておけと伝えて起き上がり、主の横を通って歩いて台所へ向かい。)

  • No.83 by 椿  2015-08-16 17:46:36 

>三日月
鶴丸の言う通りよ。寝てなさい。
(普段と変わらない朗らかな様子を見ると、思わずつられるように口元をゆるめて。相手の厚意は有難いが怪我を治すことが先決で、鶴丸に続いてきっぱりとした口調で断りを入れて。)

>鶴丸
貴方も疲れているのに、ありがとう。…どっちを持っていきたい?
(同郷の二人を亡くした相手も、きっと深く傷ついているだろうと目を伏せ労うような言葉をかけてはそっと背中をたたき。相手を追いかけるようにして台所に向かうと、味噌汁をよそった器をお盆にのせていき。もう片方のお盆には肉じゃがを盛りつけた皿をのせて、相手を見上げて悪戯っぽく笑い。)

  • No.84 by 鶴丸国永  2015-08-17 15:14:59 



…俺は君や三日月みたいに疲れている訳じゃないからな。気にするな。
じゃあ、そうだな。俺はこうしよう。
(相手の言葉にフッと笑いを浮かべて返せばそのままに、相手にどちらを持つかと聞かれてしばし、手を顎に当てて考える仕草をすれば、ニッっとした笑みを浮かべて両方のお盆を持てば「行くぜ、主。茶でも持ってきてくれ。」出発時の様にウィンクを一度すればしてやったりみたいな顔をして両方を持って、皆が待つ手入れ部屋に向かって歩いて。)

  • No.85 by 椿  2015-08-17 19:15:23 

もう。…此処は頼もしい神様ばかりね。
(両方とも持ち上げるとは思っておらず、驚いたように相手を見るも異様に様になる茶目っ気たっぷりな仕草に思わず小さく笑ってしまい。相手の言葉通りに6つの湯呑に茶を入れて、それをお盆にのせると相手を追いかけるように歩き。自分も先程の刀たちのように折れる末路を辿らなければならないのではないかという不安があるだろうに、此方を気遣ってくれる彼らに目頭が熱くなり、歩きながら俯きがちに泣き笑いのような表情で。)

  • No.86 by 鶴丸国永  2015-08-17 19:35:52 



なぁ…主よ。
世界は残酷に出来ている、それは俺達は何百年と見てきたんだ、十分に承知済みだ。
元の主を何度も変えて、保管される。
それはなんとも退屈だった…。
戦える場所も生活出来る場所もある、ここは最高の驚きだ。
だがな、もし辛くなったら言ってくれ。
俺が進んで解刀でも、破壊でも受けて立とう。
勘違いするな、それで君を恨んだりはしないさ。
それは、俺からの鶴からの恩返しってヤツさ。
…ただの鉄を人の身にしてくれた、僅かばかりの礼だ。
(お盆を2つしっかりと両手で持って主の少し先を歩きながら、突然に相手に掛ける言葉。それは相手の心境を理解してか理解してないのか、不思議ではあるが歩みを止める事をなく、危険になればいつでも自分を壊せと、そう伝えて。何百年と言う、保管され続けた刀。戦がなくなった後世において自らの存在価値は飾り物としての価値、その程度の物だった。そこに体を与えてくれた主に相当な恩を感じる自分は笑みを浮かべながら、白い袴を揺らして肩越しに主を眺めれば「今はまだ、いらずともな。」と笑みを見せたまま、金目と言える瞳を向ければ、手入れ部屋に入っていき。)

  • No.87 by 椿  2015-08-18 03:31:07 

―…っ…!
(こちらの心中を見透かしたような言葉に思わず顔を上げて。人間の欲望に翻弄された刀生を送り、持ち主を転々とし安息の眠りから無理矢理引きずり出された過去を持つ彼だからこそ、その言葉に重みを感じる。かといって決して自ら折れることを望んでいるわけでもなく、先の事に悲観することのない強かさに胸を打たれ、思わず言葉をつまらせて。ちらりと後ろを見る相手の優しい表情に思わず足が止まり、相手が手入れ部屋に入っていくのを感じながら「…馬鹿。優しすぎるのよ。」上ずった声で呟き、潤んだ目を乾かすべく上を向いて息を吐いて、落ち着いたところで手入れ部屋に入り。)お待たせ。

  • No.88 by 鶴丸国永  2015-08-18 20:01:06 


おっ、やっと来たな主。
遅くて皆待ちきれないってよ、早く夕餉にしよう。
(それぞれが席に着いたようで並べられてる食事の盆に全員座って待っており、主が来たのを見れば上記を述べて、先ほどの時とほとんど変わらぬ何気ない顔をして変わらぬ笑みを浮かべてお盆を置き終えたようで。)

三日月:
あっはっは、では主よ、挨拶を頼む。
(笑みを浮かべて、何時もの笑い声を上げれば主の席である上座を見てそう切り出して。いつの間にか、内番の服に変わっており、頭に黄色いバンダナが巻いてあり外見だけで言えば農家のおじいちゃんなのだが、どうやら当の本人は気に入ってるようで。)

  • No.89 by 椿  2015-08-19 18:37:13 

御免ね、お待たせ。
(先程の様子など全く感じさせないいつも通りな鶴丸の様子を見ると、安心感から小さく笑ってから素直に謝罪をして。それぞれのお盆の端のほうに湯呑をのせると、空いている席に正座して。神様である彼らを差し置いて上座に座ることはまだ少し申し訳ないような感覚がぬぐえずにいて。ふと隣を見ると血や土で汚れた紺色の着物を脱いだ近侍の姿があり、その和やかな姿に思わず笑ってしまい。気を取り直して掌を合わせ、いただきますの挨拶をして。箸を手に取る前に「農家のおじいちゃんみたい。」なんて軽やかに笑みをこぼして。)

  • No.90 by 三日月宗近  2015-08-19 20:48:27 



ふむ…農家とはあれか、田畑を耕す農民か?
畑仕事は嫌いじゃないが、俺は道具の使い方がわからなくてな。
あっはっは、畑というものは難しいものだ。
(いただきますと手を合わせ、箸を取り味噌汁のお椀を手にゆっくりと持った所で相手に言われた"農家のおじいちゃん"に首を傾げて本人達の時代で言う農民の事かと疑問を持って。人の身となり、内番として畑当番もしていた本人は刀ゆえなのか道具の使い方がイマイチ掴めて居ないようで、面白そうな笑いを浮かべると難しい事を楽しんでいるかの様な口振りで話して。)

  • No.91 by 椿  2015-08-21 19:34:03 

刀を振るうよりは簡単な気もするけれど…
(箸を手に取り味噌汁の器の底のほうに沈んだ具を一度静かにかき混ぜては、箸の先にくっついた長葱を口に運び不思議そうに首を傾げて。薙刀の彼が鍬を担いだ姿がさまになっていた事を思い出し、ふとそちらのほうに視線を向けて「岩融は畑仕事、上手じゃなかった?」一度箸を置くと、お握りを一つ手に取りながら唐突に話題を振ってみて。ここに来るまでは普通の学生だったために、簡単な家庭菜園の経験はあっても畑に関しての知識はないに等しく。)

  • No.92 by 三日月宗近  2015-08-22 00:31:36 



いや、俺が農具ならば得意やもしれんが…生憎と俺は刀でな。
あっはっは、戦は得意としても田畑は得意とは出来ん。
(盆に乗せられた食事を適度に取って均等に食べながら、自分が農具として作られていたら得意だったろうと言うとしかして、自分は刀剣 戦う道具である事はよくわかってるようで。)


岩融:
がははっ!俺の元の主、弁慶と言う男は元は寺の住職だったからな。
そんなモノも得意だったのもある、それゆえにかもしれんよ。
(箸を器用に使ってひょいとじゃがいもを持ち上げれば口に入れて、変に行儀よく食べてると見えたのは元の主である武蔵坊弁慶を見ていたからの様で、畑仕事が得意な理由もそこにあるらしく、元気な笑みを見せれば説明して。)

  • No.93 by 椿  2015-08-22 05:53:13 

>三日月
そうね。今の姿だと鍬がお似合いだけれど、いつもの服装なら刀がよく似合うわ。
( きらびやかな和装とはかけ離れた内番衣装に驚いたのも今や昔のことで。それを思い出すかのように目を細めながら、口許に手を添えるとおかしそうに小さく笑い。やはり刀の付喪神というだけあって、彼らの本分は信念を貫くために刀を振るう事だと改めて実感しつつ、お茶を一口すすり。 )

>岩融
へえ、そうだったの?知らなかったわ。…だから貴方の衣装は袈裟なのね。
( いつも見せる豪快な言動とは裏腹に、食事中や畏まった場での礼儀正しさを垣間見せる相手に納得でき、感心したように相手を見て。相手が身にまとっている紫は昔で言うところの高貴な色だろう、自分のいた時代では彼の最期が有名な伝説として残っているが、それ以外の事はほとんど知らず歴史に特別詳しいという事ではないため、相手の言葉に驚いたように何度か瞬き。 )

  • No.94 by 三日月宗近  2015-08-22 09:41:50 


あっはっは、あれは俺の戦の為の物だからな。
だが、俺はおしゃれは苦手でな…あれ以外はどうした物かよくわからん。
(笑い声を上げると箸をトンとお盆に置いて、いつもの青い服装を思い浮かべれば頷いて。しかしそれ以外になると着飾ったりするのは苦手らしく天下五剣と言えど苦手な物事はある様で。)


岩融:
がはは!袈裟はそこが名残だ。
寺の鐘を壊して、鉄欲しさに刀狩を行った坊主など、元主であるあやつぐらいだろうな。
(自分の衣服が袈裟である理由は前持ち主の名残が反映されている様で、昔のかの有名な弁慶の刀狩は意外な理由であるのだが、さらっと流すように言ってはお茶を飲んで。)

  • No.95 by 椿  2015-08-22 16:07:29 

>三日月
そうね。…和服を着るのもやっとじゃなかった?
( 着物の着方は難しいものの、いつも身に着けているものならば自分で脱ぎ着できるようになるべきだとは思っているものの、如何せんマイペースな相手一人に任せていてはいつ着替えが済むか分かったものではない。相変わらずな様子に小さく肩を竦めながらもお握り一つを食べ終えると、味噌汁を啜って。あまり食欲もないらしくさり気無くそこで箸を置き、皆が食べる様子を眺めていて。 )

>岩融
ふふ。お坊さんとはいっても、随分と傾き者だったようね?
( 何でもないことのように語る器の広さは相変わらずなもので、思わず驚くタイミングを失ってしまう。しかし周りの目を気にしないような豪傑さは前の主人とよく似通っているようにも思え、それを語る様子が微笑ましくもあり肩を小さく揺らして笑み。 )

  • No.96 by 三日月宗近  2015-08-22 16:27:06 



意外と服と言うのは難しいものだな。
俺はあの様な小難しいものは苦手ゆえな、どうにも苦戦している。
(相手にそう突っ込まれれば、自分達が人の身となった時から身に着けねばならない衣服の類いなどは本来刀が着るものではなく、年を重ねじじいと主張する自分的には新しい事を覚えるのは困難な様で、だからと言って無理や慌てたりする気はなく。)


岩融:
あぁ、何よりも豪快なヤツよ!
がっははは!
(傾奇者、そのフレーズは何とも的を得た答え生前を思い浮かべてはすべてに置いてどうやら豪快だったらしい、可笑しそうな笑みを浮かべれば言い放ち、本人もまたその豪快さを引き継いでいるであろう笑い声を上げて。)

  • No.97 by 椿  2015-08-23 07:49:33 

>三日月
不器用なのも貴方らしいけれど。…着付けの教室に通っていればよかったわ。
(遠い未来、いずれは霊体を失い元ある姿に戻ることは分かっていても、いつか来るときを見越して何事も挑戦せずに終えるような真似はしたくない。おっとりとした口振りを見つめながらも頭では別の事を考えているようで、行き来するには容易くとも今は遠い場所にある現世のことを上の空のように呟いて。)

>岩融
それは貴方も同じよ。きっと、持ち主の魂を少し持っているのね。
(長く共にあったのなら似通った部分ができるのも常道であろう。機会があれば一度まみえてみたいが、当人はすでに故人で歴史を変える事は許されない。淡い願いはそっと掻き消しておいて、一人掌を合わせて「ごちそうさま。」を呟くと皿を重ねて。)


私は先に片付けるわね。済んだら台所にお皿を片しておいて。疲れたでしょうから、ゆっくり体を休めてください。
(自分の使用した皿を手に持ち立ち上がると皆の顔をそれぞれ見て上記を告げ、手入れ部屋から出ていき。台所の流し台に皿を置き、皆が食事を終えた後にまとめて皿を片付けるつもりらしく。一度自室に戻った後に湯浴みへと向かって。)

  • No.98 by 三日月宗近  2015-08-23 11:43:51 



主は湯浴みか…。
皆の者、聞いてもらいたいんだが…恐らく、そうゆう可能性をも含まれると言う意味で聞いてくれ。
主は俺達を刀解するつもりはないそうだ。
これは俺の予想なんだが…主の神力が消えつつある今、恐らく本丸周辺の隠すようにされておるこの場は敵の侵入をしやすくしているかもしれぬ。
(ご飯を食べ終えてから一息ついてボソリと言えばみんなの方を向いて、話を始める。
これはあくまでも自分の予想だと念を押した上で話を始めた、その内容は本丸は本来外敵から見つからないよう主の神力で自動で隠す力が備わっている。だが、しかし今はその主の神力が低下している。だから見つけやすくなっているかもしれないと、湯のみを持つ手をゆっくりと下に下げて)


鶴丸:
それじゃあ、何かい?
俺達はこのまま行くと敵陣は俺達の本丸に来るかもしれんという事か?
おいおい、三日月...それは少しばかり洒落にならないぜ。
まぁ、わかった...とにかく全員気を引き締めよう。
(最悪を読めているからこその冷や汗を流しながら最後の一口をパクッと食べて聞いていると、彼が話した内容はなんとも難しい、対処のしづらいもので。お茶を飲み干せばお盆を自分と三日月の分を持って手入れ部屋を出ていき。)

  • No.99 by 椿  2015-08-23 17:19:04 

(付喪神たちが話している事など予想だにしておらず、湯浴みを終えて濡れた髪を拭きながら自室へと戻って。改めて政府からの文書を整理し、こっそり持ち帰っていた布に包まれた刀身の折れた”薬研藤四郎”をぼんやりと見つめて。明日、何か解決策がないか政府の医療機関に向かってみようと心に決めながら、濡れた髪をひとまとめにして夕餉の片付けをするために台所に向かい。)

  • No.100 by 鶴丸国永  2015-08-23 18:05:12 



おっと、こりゃ驚きだ。
よく切れるんだな、陶器ってのは。
(台所で茶碗を全員のが集まったのか洗っているようで、カチャカチャと食器の音がしているが、何かの拍子で指が食器で切れたようで上記を呟くも、そんな物は気にしていない様に食器を洗い続けて。)

今剣:
なんかはらなくてだいじょうぶですか?
つるまる?
ねぇ…つるまる、これやったらあるじさま…ほめてくれますか?
(指を見ながら軽い手当をした方が良いのではないかと首を傾げて、洗い終わった食器をキュッキュッと拭いていて。布巾をたまにぎゅーと絞ってはまた拭いてを繰り返して、ふと気になったのか聞いてみて)


鶴丸:
あぁ、すぐ止まるだろう。
きっと褒めてくれるさ。良かったな、今剣。
(手当はいらないと首を降ると、こっちを見ながら言う小さな男の子に、ははっと笑みを浮かべながらニッと笑って肯定すると頷いて。珍しい組み合わせで食器洗いを続けて。)

  • No.101 by 椿  2015-08-25 14:05:08 

…あら、珍しい。貴方たち2人だけ?
( 近付いていくにつれて聞こえてくる2つの声は珍しい組み合わせで、不思議に思いながらも顔を覗かせてみると何とも仲睦まじい様子で皿を洗ってくれていて。感心と意外そうな感情の入り交じった声色で声を掛けると今剣の隣に立ち。どうやら役割分担をしているのが見てとれ、「出陣で疲れているのに、ありがとう。助かるわ。」とそれぞれの動作を見た後に嬉しそうに頬を緩めて。拭き終わった皿を持ち、棚へと運んで。 )

(遅くなってしまい申し訳ありません…!)

  • No.102 by 鶴丸国永  2015-09-02 15:18:47 


あぁ、何ほかの連中は順に風呂に行かせたぜ。
疲れてるだろうしな。
俺はそんなに疲れちゃいないさ。
(皿を洗いながら後ろから入ってくる主を見ると首を振ってそう言うと今頃他の皆はお風呂にでもゆっくり浸かっているだろうと笑っており皿を洗い終えると手をパッパと振って。)

今剣:
あるじさま!あるじさま!おさらあらいがんばりました!
(えへへ!と嬉しそうに笑うと、お皿を拭いて拭き終わると、布巾を畳んでお皿を持つと主の後ろに付いていき。お皿をしまって。)


小狐丸:
おや、主様も居られましたか。
皆、兄様をみませんでしたか?後で一人で風呂に入ると言っていたので呼びに行ったら見当たらんのです。
(顔をひょこりと覗かせては風呂上りで多少の濡れた髪を揺らしながら入ってくると、三日月宗近という名を出すと見当たらなかったようで探し回っており。聞いてみることにして。)


(こっちこそ申し訳ない…!仕事やらの都合でかなり遅れてしまいました…。)

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