探偵さんは超能力者. 【nl/人数制限有】

シアン様>
はい、ケーキは私も好んでおります。大変良いご趣味をお持ちで。レアチーズケーキにラズベリージャムを添えてお召し上がり下さい。非常に難しい選択を…ッ、大変図々しいのを承知でいえば此の、明らかに子供向きの一品を私が責任を持ちまして
(話題を切り替え、美味しいですよねの同意を求められればコクンと頷き目の力を抜き。好みを聞き早速脳内のデータベースにインプット、「機会がありましたらシアン様にレアチーズケーキを振る舞わせて頂きたく」と控えめに願い出て。癖で椅子やテーブルの位置、食器のセンスや紅茶の組み合わせを一瞥で確認。椅子を引き座るよう促し、「お茶を淹れさせて頂きます」とティーポットを手に取り適温のうちに注いで。選択する権利があるのか、苦虫を噛み潰した顔で激しく葛藤していたが遂に気になっていた動物のケーキに目が行き。動揺してか真横一文字に唇結びシアンを見て。)

フローラ>
宜しい、貴女が一人前になる迄何度も言う機会があるだろうが、自分自身に失望しないように。シアン様とイアン様が甘味を用意して下さったそうだ、切り上げてお付き合いさせて頂きに行きなさい。ワックスがけの腕前は確実に向上している。
(律儀に頭を何度も下げる姿を見つめながら、腕を組みサングラスを指でクイと押し上げて上から目線で言葉を結び。叱責する方というのは人によっては私情を挟んでいる場合もあるが、其れでも悪役の立場にいるというのは決して気持ちの良いものではない。しかしその分だけ期待を込めて口煩く言い続けている等と本人に言うものではない為、言動には一切出さずにいて。必死に磨く様子を時々見ながら作業を続け、頃合いを見て手を止め声をかけ。綺麗になったと喜ぶ相手の背後から逆光、眩しさで目を細めささやかながら最大の褒め言葉をかけて「もう十分だろう」と車体に視線移し。)

(/いやいやいや！シュヴァルツはフローラ様の後光に浄化されていく虫歯の菌ってな感じで！/笑/こちらこそです、ではでは^ ^)