_ 2015-07-01 17:17:14 |
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>39 [ 向坂 周 ]
(__嗚呼、”彼”だ。間違いない、間違えるはずがない。自身と視線が合った侭ぼんやりと立ち竦む相手の姿は、やはり”彼”以外には考えられない。胸は高鳴りあの日の感覚が溢れ出してはこの町に居る事に対しての疑問など如何でも良くなってしまう。「…会いたかった。」自然と風に溶けた言葉が、果たして相手に届いているかは解らないが、相手と自身との距離を埋める様に一歩ずつ確実に前へと進めば段々と視界へ広がる相手の姿に胸をぎゅうと摘まれるような愛しさに包まれ相手の頬を両手で包みこむように触れ。耳に落ちるのは風に踊る木々達の音だけ、まるで2人の時間は止まってしまったかの様なそんな風に感じていた。くしゃり、とその顔に微笑みを落とせば包んだ手をゆるりと動かし相手の顔をしっかりと確認しようと髪を退け、自身を映している汚れない瞳とその整った顔立ちを見詰めては壊れ物を扱う様に、優しく髪を撫でて。その行為が相手にとってどんな受け取り方になるものかは解らないが相手の姿を見ていると自然と身体が動いてしまう。もう一度「…会いたかった、君に」と。今度は相手に伝える様に、伝わる様に言葉を紡ぎ。)
>pl様
( /お待たせ致しました‼︎ いえいえ、もう本当に、素敵なお子さんで狐だけではなく主もうはうはしてしまいます…‼︎ これからの物語が楽しみです、のんびりレスですが宜しくお願いします/深礼 )
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