*依存症の2人..* ひぼ

...はぁー..瑞希ちゃんが無事で良かった..
(手を握ると優しく引き寄せ自分の前に立たせればそのまま抱きつくように腕を回して相手のお腹あたりに顔を埋め大きく息を吐き)

くすぐったい..よ
( 相手の頭を優しく撫でながら上記を言えば)

ほんとに、心配したんだから..
(ぼそぼそと呟きながらぎゅーっと抱きつき)

ごめんなさい…
( 相手に弱々しく抱きつけば上記をつぶやき)

(しばらくぎゅっと抱き締めていたがゆっくりと立ち上がって優しく頭を撫で)
..ごめん、遅くなっちゃったね。お家の人心配してるだろうし、送ってくよ。

今日､ずっと一緒に居たい
( 相手を見上げ見つめれば上記を言い｡「ダメ…かな」と恐る恐る呟き)

っ..だけど、それじゃああいつがやったことと同じことになっちゃうよ
(相手の台詞に動揺しつつも彼女が未成年であることを考えると頷けず)

だって､環さんは…
( 上記を言いかければ鞄を持ち「やっぱりいい｡帰るね…」と立ち上がり裏口から出れば)

ちょっ..瑞希ちゃん！
(先ほどのこともあり慌てた様子で相手を追いかけ)
怒ってるんだろうけど、ちゃんとお家まで送らせて？

いい､1人で帰れます
( 振り返らず淡々と上記を言えば「1人になりたいの｡1人で帰れるよ｡ あたしなら大丈夫」と言えば｡丁度幼なじみの男の子を見つけ｡ 指を指しながら「環さん､ごめん｡あいつと帰るから｡ 明後日からテスト期間入るからあんまし連絡取れないです」と嘘をつき眉を顰めれば)

っ.....そう...気をつけて..
(まだ何を言おうとしていたが、幼馴染みが現れたことや彼女の態度にふっと気が抜け力なく呟き、今日1日で親友に裏切られるようなことされたり彼女との状況に自身も追いつけずぼんやりとしていて)

…苦しい､よ
( 相手から離れ歩いていれば胸をぎゅっと押さえ涙をﾎﾟﾛﾎﾟﾛ流せば「環さん…ごめんなさい｡」と呟きそのまま座り込みｽﾏﾎ取り出し相手の連絡先を出せばぎゅっとｽﾏﾎ抱きしめ)

(相手の姿が見えなくなると大きなため息を吐いて、一旦店に入るときちんと自分の思いは伝えようとスマホを取り出し《無事にお家帰れた？今日は嫌な思いや怖い思いさせてごめんなさい。俺も本当はずっと一緒にいたいよ。でも俺の身勝手な行動で瑞希ちゃん自身やご両親にも迷惑かけたくない。瑞希ちゃんのことが本当に好きなんです。》文脈がめちゃくちゃだが今自分が思っていることを打つと相手に送り)

__っ｡どんだけ..いい人なの
( 涙をﾎﾟﾛﾎﾟﾛと流せば上記を言って｡《今､どこですか..？》と打てば返信を待ち)

っ..え、っと..店だけど...
(相手からの思わぬ速い返信に思わず口頭で答えてしまうほど動揺し「...っじゃなくて」と小さく呟きながら店にいるよと返信し)

お店…
( まだお店から遠ざかっておらず｡走ってお店まで戻れば裏口から入り｡相手の後ろから抱きつけば「環さん､やっぱり…今日は一緒に居てほしいです…お願い」と弱々しく頼み)

っ...！
(裏口からの物音にワンテンポずれて反応し振り向こうとした瞬間に後ろから抱きつかれて飛び上がるほど驚くも、彼女だとわかるとゆっくり振り向いて優しく抱き締め)

お願い..今日だけ…わがまま言わせて？
( 相手の胸板に顔を埋め上記を震えた声で言えば｡「一緒に居たいの..環さん､お願い」と上目遣いで見つめれば)

...ん、ちょっと落ち着こう？俺もびっくりして..
(よしよしと頭を撫でながらヘタれた声で言い安心させようとにこっと微笑んで、相手を膝の上に優しく促して座らせると自身も大きく深呼吸し)

一緒居る｡居たい｡
( 素直に膝の上に座れば相手の頬を両手で包み込み上記を言えば首筋に顔を埋め)