狩人A 2015-06-20 20:01:02 |
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>イナバ
__怒鳴るこたァね-だろうよ,な-。
(倒れそうになる相手を引き上げるように掴んだ手首を上に上げると、なんだか本当に補導の時のようで笑えた。相手の喉がなったのと、表情と声色で相手がかなり焦っているのが伺え、警察服も着てない極一般人の自分が何故ここまでと疑問を持ち。考えてみればまあ見ず知らずの男に腕をつかまれればそれなりに怖いだろうなとも思うが、その考えも怒鳴られたことで薄まってしまい少し皮肉っぽい笑みで上記を述べてみる。どうせ相手が普通の人間だったところで変人扱いは免れるまい、そう思っては一つ深い息を吸い唐突に「ねェ…あんた、人間?」等と聞いてみて。
>鞍馬
_んだァ、鞍馬か。
(副業で行き詰まった合間、息抜きにでもと本業に精を出すことにする。外へ出て街の路地をぶらりと歩いていれば、少し嫌な空気を感じ8割型勘なものの其方へ向かって狭い路地を抜けていく。暫くし手を広げる人影を見つければ目的の奴がいる、なんて都合良く思いそっと近寄るもどうやら見慣れた姿である事に気付き。よく見れば同僚のナルシスト野郎だ、と今迄の緊張感が嘘のように不機嫌面になれば上記を零し。「てめェ…こんなとこで手なんか広げて、宇宙人と話でもしてんのかァ…?」と日肉混じりに述べてみれば
(/初めまして、絡むのが遅くなってしまい申し訳ありません…副長させて頂いている名取です。同僚として宜しくお願い致します‼︎)
>凪
_いやァ別に、責めちゃいねェよ。
(どうやら自分の事を認知してくれているらしい相手に口角を緩く上げるも、苦い表情で謝罪を述べる相手に勘違いさせてしまったかと少し後悔しつつ弁解の為上記を述べる。ただでさえ人間の振りをされてしまえば寸分判らぬ吸血鬼だ。見分ける為には何処かで自分も含め誰かの悲鳴が上がるのを待つしかない。そんなものを取り締まること自体行って仕舞えば無茶なのである。「吸血鬼だって、何奴も此奴も違反者ってわけじゃねェ」と、取締りが同僚の倍きついとおかしな噂が立つ所の、悪名名高い自分が述べるのも皮肉に感じつつ後頭部を片手でくしゃくしゃと引っ掻きつつ述べてみれば
>リュカ
__んだと?
(少し下を向き不機嫌面に拍車が掛かったのも束の間、相手から発せられた言葉に顔を上げて相手を睨まざるを得なくなる。反射神経宜しく低い声で上記述べてみれば歯をぎり、と鳴らし。相手が髪を耳に掛ける間のほんの数秒、数秒で様々な考えが頭を巡った。相手が言う愚かで可笑しくて堪らない人間_その中にはきっと、弟も含まれているに違いない。あの夜底知れぬ恐怖と哀しみを感じながら、なお生きながらえてしまった、苦しみの最中の可哀想な弟。彼を此奴は愉快だと、滑稽だと言うのだ。「_せめて.襲われんのが俺、だったらなァ…」と、皮肉気に口角上げ呟くように述べる。襲われたのが自分なら、返り討ちにしてやったのに、等とおかしな事想像してみて
>レイス
_随分、気前いいじゃねェか。
(視線を偶に彷徨わせつつ暫し本に目を落としていると、急に正面から掛けられた声に驚きつつゆっくりと顔を上げ。みれば目の前には袋をこちらに差し出す若い男、此処迄近くに来ていたのに不審に感じなかった自分に驚きつつも袋の中身を覗き込めば美味そうなサンドイッチを見つけ思わず喉がなりそうになる。上記を述べ口角上げるも相手の言葉を反芻しては、何か伺っているのが暴露ていたのかとか、古くさい話し方をする奴だなどと思って。どうせ相手が吸血鬼だろうとそうでなかろうと、聞かれている事があって対価まで出されているのだから答えるのは当然だ。袋を相手から受け取りサンドイッチの包みをやや雑に向きとれば噛り付きつつ美味そうに咀嚼し。吸血鬼を捜している、というのは誰かが吸血されるのを待っている、という事で「_ちっとばかりでけェ蚊が暴れんの、待ってたんだァ…」とサンドイッチ飲みこんだのち述べてみれば
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