勇者と魔王が手を組んで世界を守るお話【NL】

勇者と魔王が手を組んで世界を守るお話【NL】

名無しさん  2015-04-05 02:38:09 
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とある世界、その世界は魔王の手によって支配されようとしていた。
そして救世主たる勇者は仲間の屍を踏み越えて、魔王を封印し、世界を救った。
しかし、勇者は仲間を失った悲しみに耐えきれず、自分自身を同じように封印してしまう。

そして500年の時を経て、世界に現れた脅威と戦うために、封印を解かれ眠りから目覚めさせられる二人。
二人は手を組んで、世界を脅威から救うために立ち上がる。

ルール
・ロルは60文字以上
・PFとロルテスト必須
・NL、募集は女性の魔王
・置きレス遅レスOK。一週間以上返事がない場合はキャラリセ。

世界観
500年の時を経て、モンスターと人間は融和を果たし、人々は平和な暮らしを送っている。

脅威
謎の黒い物体。世界のあちこちに存在し、攻撃を行い、そしてそれは周期的に行われる。

勇者と魔王の関係
憎むべき因縁の相手。お互いに殺したいほど憎い相手。勇者は人間のために、魔王はモンスターのために世界を守るため一時的に手を結ぶことに。


勇者のPF
名前:スカーレット
性別:男
性格:真面目で気の優しい青年。しかし魔王との戦いで失ったもののせいか前より敵に対する容赦がない。
容姿:深紅の目、深紅の髪をしている。髪はショート。目は垂れ目で二重。細長な顔つきで整った顔立ちをしている。肌色は少し白く、それが深紅の目をさらに印象深くさせる。過去の戦いの後遺症で右目は殆ど見えておらず戦闘に置いて右側の視界が狭い。身長178cm、体重72kg。結構着痩せするタイプで筋肉がかなりついているので体型はがっしりしている。
年齢:19歳(封印時のまま)
備考:甲冑を身にまとい騎士のような出で立ち。刀身が深紅色の剣を持っておりその剣は全ての防御魔法を無効にする能力を持つ。過去に旅をしていた仲間の一人の魔法使いの少女とは恋仲であり、将来を誓いあった仲でもあった。しかし、魔王との戦いの際に身を呈して勇者を守り、倒れる。そのこともあって魔王へは抜き差しならない感情を抱いている。趣味は剣の手入れ、特技はトランプ等のシャッフル。

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  • No.21 by スカーレット  2015-04-05 18:34:36 


…よし、出口だな
(光の方へ駆けさせば外へでる。そしてすぐ近くには村があり、もう日が暮れかかっているのを見ればあそこで宿を取ろうと考えて。念話をしようかと思い石を取り出した瞬間ちょうどよく相手からの連絡があって)
いや、こっちはもう出口だった。近くに村もあるし早く来てくれ
(念話だけの会話のため、相手が戦っていることには気づかず。それに戦闘であれば負けることはないだろうと思っており心配なんて全くしておらず)
…まぁ大丈夫だろう、な…

(/傲慢が綻びを生む良い例ですね…それでこそ魔王(二度目)

  • No.22 by レイゼルリア・ルクシュ・クラン  2015-04-05 19:04:31 

そうか、今行……。
(外に出たという知らせを聞けば、すぐに向かうと伝えようとしたところで再び背後に気配。ちりっとうなじの辺りに嫌な感覚が走り、目の前の敵を思いっきり弾き飛ばせば勢いよく翼をはためかせてその場を離れる。すると直後に今しがた立って居た場所で大きめの爆発が起こり、ぱらっと天井から岩石の欠片が落ちて来たのに気付けば小さく舌打ちをして)
……崩れるかもしれんな。致し方ない、引くか。
(相手の魔石を目印にして転移魔術を使えばふわりと空中に現れて着地し、槍をイヤリングに戻せば指を鳴らすと同時に再び変装して)
……こんな場所に村ができるとはな。時代も変わったものだ。

(/大罪は犯すべからずですね。魔王は多分これから絆を学んでいくはずです、多分。)

  • No.23 by スカーレット  2015-04-05 20:33:22 


…魔王の脅威は、とうの昔になくなったんだから当然だろう?良いことじゃないか
(遠まわしに相手のことを脅威だったと言えば村の中に入り。そこで共存しているモンスターと人間を見れば少し複雑な気持ちのなりながら宿屋を探して。暫く村の中を歩けば宿屋を見つけて)
…ここにするか…
(少し古臭い宿屋に泊まることにして。外見はボロいが内装は古風で様々な本がおいてあり、過去のことが書いてある本などもあるらしい。宿屋のカウンターで一晩宿を借りるお金を払えば宿の一室に向かい)
…金が無いから借りれたのは一室だけだ
(値段表を見れば思った以上の値段であり借りれたのは一室だけ。こんな事ならもっとエンカウントしておくんだったと後悔しながら忌々しい相手と一緒の部屋に入る)

(/少なくとも今の勇者に絆を作る気はないでしょう…これからどうなるか楽しみにしておきましょう)

  • No.24 by レイゼルリア・ルクシュ・クラン  2015-04-05 21:00:04 

……それを言うなら人間の悪意もだな。良い事だ。
(皮肉を軽口で返して村の様子を見れば、仲良く談笑している魔物と人間に相手とは対照的に僅かに目元を和らげる。宿など正直どこでも良かったため完全に相手に任せ、本が読めるのはありがたいなどと考えつつ相手に続いて部屋へと入れば忌々しげな相手の様子に苦笑を零して)
部屋は貴様一人で使えば良い、私は外で寝るさ。魔力の補給さえできれば別に寝ずとも問題ないしな。
(簡素な寝台が一つと物書き用の机と椅子が一組だけの小さな部屋。共に旅をすることは受け入れたが愛した人の仇とも呼べる人物と寝室を共にする気は無く、窓を開け放てば山々の間に沈む夕日を見つめて)

(/お互いに因縁が深すぎますからね…この後は村で情報収集と定番の村長からのクエストとかですかね?)

  • No.25 by スカーレット  2015-04-05 23:25:08 


…いや、俺が外で寝る。寝込みを襲われるのなら広い外の方が戦いやすい
(今日助けられたことを思い出せば少し複雑な気持ちになり。相手の言葉が好意から来ているものではないことを察しながらもそれに甘んじるわけにはいかないと自分から外にでて。外へでるときに、相手がそんなことをしないとわかってはいるものの、相手のことを敵だと自分で確かめるように嫌味のようにそう言い放ち)
…さて、読むか…
(夕日は沈みきり辺りは暗く。村外れの森へと向かえば寝ないようにするために焚き火を焚いて宿屋から借りてきた歴史書を読む。500年の間に何があったのかを知るために。)
………
(分厚いそれを火の明かりで読む。…自分達と魔王の戦いが終わった後、モンスターは人間の力を恐れ、人間もモンスターの力を恐れ互いに終戦協定を結び200年の歳月をかけて和解をしていったと記されていて。そして現在、平和の象徴として勇者と魔王が握手をしている姿を想像して彫られた銅像が中央の国の広場に置いてあるらしい…)
…俺とあの女が平和の象徴…?…ありえないな

(/村長クエストですね、良いですね、やりましょう)

  • No.26 by レイゼルリア・ルクシュ・クラン  2015-04-05 23:49:27 

そうか、ならば好きにすると良い。
(嫌味をゆったりと頷く事で受け流せば相手がどこで寝ようとも知った事ではないので出て行く背中をそのまま見送り、宿屋の店主に頼んで書庫に入れてもらって書籍や新聞、国からの通達や掲示など残っているものを片っ端から読み進めていく)
……まぁ、短命種の人間の記録ではこんなものか。
(ひとしきり読み終えれば最後の本をパタンと閉じる。収穫はここ500年の大まかな流れと、少なくとも人間種には自分や勇者の名前や容姿などの詳細が伝わっていない事だろうか。しかし人間の倍は生きる魔族には容姿はともかく魔王である自分の名前が口伝で伝わっている可能性もある。人の多い所に出ればお互いに勇者魔王と呼び合う訳にもいかず、適当な呼び名を考えるかと思案して)
…………名前。名前、ね。
(書庫を辞すれば部屋には戻らず、宿屋の屋根の上にあがって適当な場所に寝転がり、今日の戦闘で消費した魔力を回復するために月光を吸収するように翼を広げて目を閉じ)

(/はじまりの村にしては立地が物騒ですけどね(笑))

  • No.27 by スカーレット  2015-04-06 00:05:24 


…ん…
(結局昨日は本を読んでいる途中、疲労感から寝てしまい。顔を上げると日の出が見えていた。既に村の人の中には外で用事をしている人達も居るようだった。少し情報集めでもしようかと思い立ち上がって近くの人に話を聞く)
……成る程…
(旅人と偽り村人にあの黒い物体の話を聞く。どうやらここの近くの西の都に現れた黒い物体を中心に物騒なことが起こっているらしい。)
つまりは西の都の本元を叩けば…あ、大丈夫ですか?
(話を聞く限りではどうやら西の都に黒い物体が現れてから異変が起こりだしたとのこと、早い話、その本元を潰せば良いのだろうと考えて。そんな考え事をしていると目の前に重そうな荷物を持ったお婆さんを見かけ、運ぶのを手伝おうと声をかけ手伝い始めて)
…いえ、これくらい
(荷物が運び終われば、復活してこの方していなかった笑みを浮かべてお婆さんを見送り)

(/人類最強と魔族最強だからこれくらいは足りないくらいのハンデですよ(笑)

  • No.28 by レイゼルリア・ルクシュ・クラン  2015-04-06 00:27:11 

(日が昇る前に身体を起こし地面に降り立てば、旅装束姿に翼は出したままで農作業に向かおうとしている村人の中でも重点的に魔族に声を掛けて話を聞いていく。西の都の話やこの村の出来た経緯などの情報を得ていると、一人の老人魔族が話の途中で出した「魔王レイゼル」と言う単語。懐かしい響きだ、と思いつつ老人との会話を切り上げればそろそろ相手も起き出しただろうかと宿屋の方へ向かい)
やはり知っている者も居るか……さて、勇者は……。
(小さな村なので魔石の反応を確かめるまでも無く相手の姿を発見し、老婆に笑顔を向けているのを見ればつまらなそうに笑って相手に歩み寄る。一応気配を探って周囲に人がいない事を確認してからやや声のトーンを落として声を掛け)
……おはよう勇者。早速だがこの先正体を隠すなら適当な呼び名が要る。本名を告げよとは言わぬから適当に名乗れ。
(挨拶もそこそこに昨晩考えた事を告げては自分も真名を名乗る気は無いので、適当に今の自分の名を考えるよう要求し)

(/確かにチート級ですね、ある意味物理最強と魔術最強でもあるわけで…(笑))

  • No.29 by スカーレット  2015-04-06 00:46:39 


…名前?…
(お婆さんを見送ったあと、久々にいい気分になっていたのも束の間、現れた魔王を見れば表情は何時もの状態に戻って。相手から名を名乗れと言われればパッと思いつかず少し考えて)
……シンクーだ、呼ぶのならそう呼んでくれ
(自分の本名を憎い相手に教える気にはならず。そもそも自身の名前は誰にも悪用されないようにと明かさず、恋仲の魔法使いと両親しか知り得ない情報で。今では三人とも死んでいるため知っているものは居ない状態で)
情報は大体手に入った…そっちも集めてたんだろ?まずは西の都に向かうとしよう
(そう言っておそらく相手も考えているであろうことを告げれば早速村を出ようと歩き出して。…しかし村を出る途中、この村の村長に呼び止められる)
…俺達を見込んで話、とは…?
(そして村長の話では3年に一度、山の奥の祠に供え物をするのがこの村の伝統だそうで。しかし山には黒い物体の影響か凶暴な生物が現れるようになった、なので屈強そうなあなた達に供え物を届けて欲しい…そういう話だった)
…任せてください、俺達が届けますよ
(ニコリと笑って供え物の包みを受け取れば鞄に入れて山の方へ向かい)


(/欠点は絶望的なまでに仲が悪いことですね(笑) そして村長クエストを受理しました、何が起こるかはお楽しみですね…)

  • No.30 by レイゼルリア・ルクシュ・クラン  2015-04-06 01:21:34 

シンクー、か。覚えておこう。私は……そうだな。必要ならばルクシュと呼べ、魔法名だ。
(相手の偽名を記憶するように音にすれば少し悩んだ後、無難に魔術師にとって記号のようなものである魔法名を名乗る。意味は古代言語で「宵闇」という、調べたところによると今の時代でも魔族にはごくありふれた魔法名だ。名前も決まった所で村人から集めた情報に従って西に向かうと言う言葉に異論は無く続いて村を出ようとするが、村を出る前に村長に呼び止められてしまう。そして村長とのやり取りを見ていると、相手はあっさりと頼みごとを引き受けてしまっており)
……時に、いつからこの旅は村人のお使いになったのだ?早く脅威の大本を叩かねば、逆にこのような被害が増えるだけぞ。
(相手の後に続いて山を登りながら半眼で見つめれば、ちらと西の方角を見遣って首を捻る。このお使いの原因も元をただせば黒い球体による脅威だ。ならばさっさとそれを片づけてしまえば自動的にこちらも片付くのだから、わざわざ寄り道をする必要は無いと考え)

(/パーティとは名ばかりですから…村長クエスト、明らかに事件の臭いがします(笑))

  • No.31 by スカーレット  2015-04-06 01:53:50 


それでも…目の前で困ってる人が居たら助けないわけにはいかない
(相手のじとっとした視線を感じるも自分自身の信念を曲げるつもりはないようでそう答えて。頼られれば断れないというほどお人好しではないものの、困っている人をそのまま見捨てることは出来ないらしい)
………う…!?
(そして祠に到着すれば礼をして供え物を供えて。そのまま立ち去ろうとするも突然、体が熱くなってくる。そして何故か魔王に自分の恋人である魔法使いが殺されるシーンが頭の中を駆け巡り始める…魔王に対する怒り、憎しみの心が増幅していくようで、殺意のこもった視線を共にいる魔王に向ける)
…そうだ…俺は、お前のことを…!
(頭を押さえながら剣を抜き取り相手に向ける。脅威を止めるために手を取り合うことを承知したのは理解しつつも、止め処なく溢れる憎しみの気持ちを、相手を殺す以外には知らないと言わんばかりに魔王に切りかかる。…どうやら本来、ここの祠が持つ、憎しみ、怒りを和らげるという効力が、黒い物体の負の影響で逆の効果となってしまっているようで)

(/そして唐突に始まる戦い…憎しみのぶつけ合いですね。祠をぶっ壊さないよう魔法は使わず剣で戦うようです)

  • No.32 by レイゼルリア・ルクシュ・クラン  2015-04-06 02:29:11 

くくっ……目の前の人間を助ける、か。成程、貴様は勇者だったな。
(相手の信念のような言葉を聞けば、喉の奥でくつくつと笑う。この考え方の違いは、恐らく為政者である自分と最前線に立つ剣士である相手の違いそのものなのだろう。目の前の誰かを救う。そんな事を当たり前にできる相手が少し羨ましいとさえ思えさらに笑みを深めるが、祠に辿り着けば洞窟の時と同じような凝った魔力に眉をひそめ)
行くぞ、早く離れた方が良さそうだ…………ッ!!
(相手が預かりものを置いたのを見れば素早く踵を返すが、直後背後で濁った魔力が膨れ上がったのを感じて咄嗟に元の姿に戻れば防御魔法を展開する。しかしその魔力は魔王である自分の張った結界さえも蝕み始め、ぎりぎりの均衡で防いでいるとどす黒い魔力に全身を覆われている相手が殺気を放ちながら剣の切っ先をこちらに向けていて)
ちっ、捕まりおったか…!
(両方を同時に相手をするのは不可能と判断し、結界を解いて祠に意識を奪われる前に勇者を気絶させ、その後に問題の祠を消し去る算段を立てる。気を強く持て、私まで呑まれたら確実に二人して死ぬ、と自身に言い聞かせて結界解除と同時に切りかかって来た勇者の剣を魔石の槍で受け。瞬間体が熱くなる感覚と共に昏い感情が湧き上って来るのを必死で抑え)

(/初回クエストでパーティ全滅の危機!なんて鬼畜仕様(笑)それつまり、祠壊さなきゃって事ですよね(使命感) 魔王は魔法防御力高そうなので勇者さんよりは耐性ある感じにしました。でも勇者さんと接近戦は正直ヤバいです(笑))

  • No.33 by スカーレット  2015-04-06 02:57:09 


く、くそ…今こいつと戦っている場合じゃ…だが、俺は…!
(何とか自我を取り戻し体を蝕む負の力に抵抗をする。しかし体は相変わらず言うことを聞かず、取り戻した自我も結局は失ってしまい怒りに任せて剣を振るうだけになっていて)
お前のせいで、お前のせいでアーチェは…!
(死んだ彼女の名前を言いながらギロっと相手の顔を睨みつける。怒りに合わせるように赤い刀身の赤さが濃くなっていくように見える。その一撃一撃は重く、喰らい続ければ魔王といえども保たなくなるだろう)
あの世であの男に会わせてやる…大人しく俺に殺されろ!
(怒りが臨界点に達したせいか使う言葉遣いは荒々しいものになり…そして相手の堪えている思いを吐き出せるような言葉を言えば相手の心臓めがけて突きを放ち)

(/しかし魔王にも怒って貰うために決定的な台詞を…接近戦も怒りのゲージが満タンならばお互いに互角、のはず。そして戦いの最中に祠を壊してしまい正気に戻る二人…しかし先程の戦いのせいで既に二人の亀裂は決定的なものになってしまう(説明口調)

  • No.34 by レイゼルリア・ルクシュ・クラン  2015-04-06 03:30:18 

くっ…流石に分が悪い、な……ッ!
(かつて勇者と謳われただけあって、振り下ろされる一撃一撃が重い。相手を取り巻く濁った魔力が薄まったのも一瞬のことで、自身の魔力を威力緩和に使用しているがこのまま受け身でいては確実に削り取られてしまう。湧き上る殺意に呑まれそうになりながら何とか打開の方法を考えるも、鋭い突きと共に放たれた言葉に一瞬で表情を失くして冷えた声を発し)
……驕るなよ、人間風情が。
(扉を開けると、血まみれで倒れ伏している最愛の人。首を横に振る医師。鎮痛な表情の部下。レイリア、と自分の渾名を呼ぶ愛しい声。それらが瞬間的にフラッシュバックし、ざわりと背中の翼が揺らめいて、黒紫の魔力が立ち上る。相手の放った突きを同じように穂先を突き出して迎え撃ち、反動で起こった突風と衝撃に飛ばされてやや距離を取れば槍を構えたまま苛烈な色を宿した瞳で相手を睨みつけて)

(/檄おこどころの騒ぎじゃないですね、この人達(笑)ナレーターさんお疲れ様です(敬礼)

  • No.35 by スカーレット  2015-04-06 04:19:59 


…安心しろ、すぐに俺の顔は見えなくなる…息の根を止めてやる!
(今も頭の中を巡るアーチェの死んだ瞬間。自分を守り、魔王の攻撃を直接体に受け、骨も残らず塵と消えたあの少女を、失った悲しみを、それら全ての思いを相手にぶつけるように攻撃を繰り出す)
アーチェへの手向けだ…塵一つ残さずに、消す…!
(全身の魔力を絞り出すように剣に紅いオーラが纏わりつかせる。その一撃はどんな敵でも滅ぼし、葬る力を持っているだろう。それを構えれば渾身の力を込めて目の前の魔王へ振りかざす)

(/まぁもしくはぶつかり合うことによってお互いの気持ちを理解してお互いに辛いということを分かり合い少しだけ前進する…というルートも)

  • No.36 by レイゼルリア・ルクシュ・クラン  2015-04-06 04:44:23 

その減らず口、利けなくしてやろう。
(どんなに時が経とうとも鮮明に思い出せる彼の声や表情、仕草が頭の中に浮かんでは消える。軍を立て直す時間を作るために部下を率いて前線に赴き、そして勇者パーティに敗れた私の宰相。最後にその手を取る前に逝ってしまった最愛の人。幸せだった頃を思い出せば出すほど立ち上る魔力は留まる事を知らず、行き場のない感情をぶつける様に武器を振るって)
貴様も同じように葬り去ってやる…ッ!
(夜色の炎のように見えるまでに高まった魔力を穂先の1点に集中し、放つのはいつかと同じ、全てを塵に還す必殺の一撃。地面を蹴ると同時に羽ばたいて加速し、全身全霊をもって勇者に向かって槍を突き出し)

(/どう、ですかね…二人を見てるとその分岐は失敗しそうな予感がひしひしと(笑))

  • No.37 by スカーレット  2015-04-06 04:58:57 


…っ!?
(自分たちの渾身の攻撃と攻撃のぶつかり合い。攻撃は最大の防御とでも言うべきか、均衡する力故に自分達へのダメージは0…しかし、辺りへの被害は甚大なもので周りの木は倒れ、そしてとうとう祠が崩れてしまう)
…あ、ああ…
(そして祠が壊れた瞬間、憑き物が落ちたかのように相手に対する殺意も憎悪も怒りもしずまっていき、どちらともなく攻撃をやめていく)
………
(そしてお互いに地面に座り込み、互いの顔を見やれば何とも言えない気分になり顔を逸らして)

(/ではやはり一度壊滅状態にするしかないですね…)

  • No.38 by レイゼルリア・ルクシュ・クラン  2015-04-06 05:26:30 

――――ッ!
(剣先と穂先がぶつかった場所から発生した衝撃波による砂埃が収まると、祠の崩壊と同時に無理矢理暴き出されていた心が落ち着いて行くのが分かる。それに伴い相手に向けていた切っ先を下げて、やたらと視界の開けてしまった周囲を眺めて)
……ちっ、結局私まで呑まれたか。力量が互角であった事が救いだな。
(大きな技を放ったせいで瞬間的な魔力欠乏状態に陥り、地面に突き立てた槍に体重を預ける様な形でずるずるとその場に崩れ落ちるように座れば、一瞬相手の顔を見た後に視線を逸らす。洗脳によって引き出されたものとはいえ、先ほどの感情はお互いが心に持っているものだ。はぁ、と大きな溜め息を一つ零せば、その場で倒れ込む様に横になって顔を伏せ)

(/どうも怒りよりも先に自己嫌悪がきたようです(笑) 立て直し…ききますかね…)

  • No.39 by スカーレット  2015-04-06 08:04:43 


…すまなかった
(先ほどの戦闘で、相手の傷を抉ったことを謝る。お互いに合わせた傷とはいえ、同じ傷を持つもの同士…抉られた時の痛さは重々知っているつもりで。そして感情を乗せた攻撃の応酬は、ある意味会話のようで、相手の気持ちが痛いほど伝わった)
俺もお前も、互いのことを許せないのは一緒なんだ…最愛の人を殺された憎しみは消えない。でも、わかったんだ、お前があの男をどれほど愛していたかってことが…だから…
(相手の気持ち、想い、悲しみ…全てが自分と似ていた。アーチェを失った悲しみ…故に理解出来がた。彼女の思いが本物だということに…)
…この旅が終わったら、俺を殺してくれ…わかるだろ?俺があいつの元に行きたいってことが…

(/丸く?収まりはしていないですが勇者は、一応相手の気持ちや想いを理解して共に冒険していくことを決めました)

  • No.40 by レイゼルリア・ルクシュ・クラン  2015-04-06 16:31:11 

(あそこまで感情的になったのは一体いつ以来だろうか。まだ自分の中にあんなに強い想いがあった事に驚いて、次いでそれを表に出すなんて慣れない事をさせられたせいか、どっと疲れが押し寄せて来る)
いや……私の方こそ悪かったな。
(唐突な謝罪の言葉にはたりと羽を動かして、ゆっくりと身体を起こす。同じ思いを持っていると言うのは先ほどの攻防で嫌と言う程分かった。憔悴しきった相手の表情、きっと自分も同じような顔をしているのだろう。謝罪の言葉を述べれば、ゆっくりと息を吐いて)
……約束しよう。この旅が終わる時、そなたが本気で死を望むなら。……この手で、送ってやる。
(大切な人の後を追いたい、それはごく自然な感情だ。しかし自分にはどうしたってそれが出来ないから、代わりに相手の介錯をするのも悪くない。疲れたように薄く笑んでゆるりと片手を差し出し)

(/魔王はそんな勇者さんを殺す時まで付き合う事に決めたようです)

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