西浦の2番と4番【非募】

あいつからも怖がられないためにも、こんぐらいはしとかないとな（とポツリと呟くと、眉間を撫でる力を段々強めて行き。「ああ、弁当は先に食べていい。そこまで時間占領するわけにはいかねぇし。じゃあ、明日から昼休みに数学教えることにするか」と相手の質問に頷きながら答えると、「賛成」と言う相手を嬉しそうに微笑みかけながら答え）

んえ？何〜？……って、擦り過ぎたら赤くなっちまうぞっ…！（呟きを聞き返すに伴ってハッ、と相手の眉間に視線遣れば止めておけと。「ははっ、いやいや！俺は別に良いんだけど、教えて貰う立場として阿部の負担にならないかな〜と思って！折角の昼飯の時間なのにさっ。はいよ〜！ありがと、すげェ助かる〜」と安堵の意で肩を竦めては、微笑む相手に気が付いたと同時にひひっと綻び）

ええ…でもこんぐらいしないとしわ治らなくね？ （相手に言われて撫でる手をピタッと止めると、残念そうな表情を浮かべ。強くした方が治るのではないか、と心配そうに相手に聞き。「いや、オレは別に構わないよ。こっちも数学の勉強にもなるし。それに…そのえっと…野球部のやつと勉強出来るのは楽しいから…」と頬を掻きながら栄口と勉強する理由を考えて、考えついた訳を口に出し）

あ、ほら〜赤くなってる！まあ、皺は特に目立つ訳でもないからさ、気にすンなよ。な？（そんなに三橋に怖がられたくないのか、と赤く染まった眉間を見遣れば思わず綻び。これから気をつければ良いじゃんっ、と付け足して。「ほんとに？なら良かったァ〜。………え、ッエ！……ッア！や…野球部、ね！や〜、そんな風に言われるとは思ってなかったから…！ちょっと吃驚したな〜。ふふっ嬉しいけど！」と思いもよらぬ相手の言葉に瞬時目開きし。”畜生〜〜ッ期待すんな自分…！”等と心中で唱え筒火照った己の顔を扇いで)

…そうだな、分かった。（相手の撫でるのをやめた方が良い理由に納得して眉間から手を離して。「…傷ついたようなら謝る。「野球部の部員」としてじゃなくて、「友達」としての方が良かったよな」と相手が驚く姿を見て、お互いの関係が疎遠な繋がりだと感じられて傷付いたのではないかと思い、申し訳ない気持ちになって謝ろうとし）

ーーいやいやっ！謝らなくていいっていいって…！傷付いてないない！、(と慌てて申し訳なさ気な相手を前に違うよと身振り素振りで知らせ。「ただ、楽しいなんて素直に言われたから、吃驚しただけっつーか…！寧ろ嬉しかったし！」と微笑むも、尚”友達”という単語を耳にし、はやり自分にとって彼は遠い存在なのだろうと改めて劣等感を抱くも今更だと己に呆れる様な心境で)

なら良いけど…（相手に「傷ついてない」と言われるも、どこかすっきりしなくて鬱屈した気持ちになり。「まあそれより、場所決めようぜ。そうだ、俺の方から迎えに行こうか？ そっちからこっち来んの、面倒だと思うしさ」とこれ以上暗い空気にさせまいと話す話題を変えて。相手の負担を少しでも減らそうと相手に提案し）

あーべ、阿部！ほら！傷付いてないぞ〜！（晴れ晴れしないという顔色の相手を見遣れば、にっこ〜と面白おかしく満面な笑みを浮かべてみせ。「そーだね〜。あ、俺は全然面倒とかないよー、教えて貰う側だしっ。阿部が良かったらだけど、俺から迎えに行ってもいい？それと、場所かー。そのまま阿部のクラスで…って昼休み席空いてんのかな 」とその提案に乗っては、相手の気遣いにふふっと密かに微笑んで）

…ふははっ、なら良かった（喜色満面の笑顔を見れば目を丸くして、いきなり相手がおかしな笑顔を浮かべたからなのか吹き出して。相手に『もう大丈夫』と伝えるように優しく微笑んで。「おう、いいぞ。わざわざ悪いな。まあ、その時は俺の席使えばいいよ」と相手からの発案にコクリと頷いて承知し、席が空いてない時のことを考えて）

吹き出すとは失礼なやつだな〜！(と態とらしく口許尖らせた後、良かったと安堵する様に微笑み返し。「ううん、気にすんなよ。教科書なり、ノートなり、わかんねーとこ持ってくね〜。そっかっ、んじゃーお言葉に甘えて！そん時は阿部先生の席お借りしよーっと」等と冗談交じりに告げては、明日から昼休みも宜しく〜、と後頭部を掻き乍も改めてお願いし）

いや、いきなり変な笑顔されたら、そりゃ笑うだろ（含み笑いしている口元を手で隠しながら、話して。
「うん、よろしくな。じゃ、弁当食べ終わったら俺の組に来いよ。あ、俺の組分かる？」と相手にコクリともう一度頷くと、明日のことを確認して。相手と随分クラスが離れているため、自分の組が分からないのではないかと思い相手に尋ね）

ま、まあ。笑わせる為に態としたから良いんだけどさ〜。って、まだ笑ってんな…！もう、（そんなに変だったかな、なんて思い乍未だ含み笑い隠す相手を肘で突き、
「りょーかい。そーすんねー。おう、知ってるよ〜。確かぁ、7組だったよね？花井らと一緒だったよーな」問題ないと柔らかい笑みを浮かべ一つ頷いては、確認する様遠方にいる主将の顔をちらりと見て）

ま、良い笑顔だったよ。すっごく。（笑い声は収まるも、まだツボにはまっているのかニヤニヤとしており。「すっごく」と付け加え、強調して。「ん、そうそう。花井の他に、水谷と篠岡と一緒だな」と相手に花井と同じクラスだと言われると頷いて、他に同じ組の人を挙げて）

おま！ニヤニヤすんな！この野郎〜っ…！（流石に気恥ずかしく感じたのかジトっとした目で睨み付けては、「んな！強調しなくていい！！」と柄になく声を張って。「あー、水谷7組なんだ〜。まあ合ってたみたいで良かった。当分の間お世話になりまーす」と恐らく傷付くであろう水谷本人に聞かれぬ様一部小声で呟き。改めて宜しく述べると軽く頭をさげてみせ）

分かった分かった（相手が恥ずかしがるところを見れば、悪いと思って笑うのを止め。ジトっとした目でこちらを睨みつけ大声で注意してくる栄口を目にすれば、相手を愛しく思い顔を紅潮させぼーっとし。「うん、そうだぞ。たまに間違えられるけどな。おう、こちらこそよろしく」と相手が水谷のクラスを忘れていたことを知れば無神経に水谷が傷つくことを普通に言い、相手が頭を下げたのでこちらも一礼して）

…ったく、からかいやがって…！覚えてろよな〜(と脅す様な事を口にするも何処か穏やかな口調で。ぼうっとしたらしくない相手にふと気が付くと疑問符を頭部に浮かべ、もしや疲れているのではと思ったのか、「お〜い、大丈夫か？」等と顔色を伺って。「……、阿部って容赦ないよね。分かってたけど…。んじゃ〜そろそろ花井に怒られそうだから、俺練習戻るわ」阿部らしいなと思いながらも水谷に聞かれていないのが幸いであり、安堵した様に乾いた笑みを溢して。ひらひらと片手を振っては自分の持ち場へ戻り、長い一日もあっという間に過ぎてって）

…あっ、ああ大丈夫だ。（相手に問いかけられ、はっと気がつくと慌てて返事を返して。「ん、そうかぁ？ そうだな、俺も戻らなきゃ行けないみたいだし…じゃ、また明日な」言われたことを不思議に思い、聞き返して。相手が戻ろうとするとこちらも元の場所へ帰るようにしながら、三橋の様子をちらっと確認し。こちらも相手に手を振って、「また明日」とよろしくという意味も込めながらさよならの挨拶をし元居たところに戻り）

あははっ。なら良いけど〜。無理はすんなよ阿部、(珍しいなと慌てて返事をする相手を見詰めては、ふふっと軽快な笑みを浮かべ。挨拶を終え元の場所に戻って行く相手の背中を確認しては「その上無自覚だから阿部はタチが悪いよな〜」と密かに呟き、可笑しく感じたのか一人くすくすと笑って。三橋と上手く話せると良いけど、等と余計な心配をしながらグローブ片手に練習を再開し）


(/ ひょっこりとごめんなさい…！今後につきまして、主様のご要望がなければ、翌日の昼休みまでパパッと飛ばして仕舞おうかと悩んだのですが、いやいやちょっと待った…！等ありましたら、何なりとおっしゃってください…！(*^^*) )

ああ、ありがとう（相手に恋愛感情を持っていることがバレてないか少々不安になり、戸惑いながら返事をして。三橋の元へ行きながら栄口の方に目をやり、「バレてないよな…？ 」とそっと呟いて相手が何か気にしてないかどうか、確認し。練習を始めたところを見ると、心の中で安堵の息を漏らし。「三橋、練習再開すんぞ！ 」と三橋に怒鳴りつければ三橋の元へかけて行き）

（/いえいえ、わざわざありがとうございます！ はい、こちらからは何もございません。 全然、飛ばしちゃって大丈夫ですよ！ ）

ふー、お腹一杯〜…、(翌日の昼休みの事、昼食をさっさと済ませては、なーんかあいつ、昨日変だったな〜、なんて思いながらも早速相手の教室に足を運び。入り口から教室を見渡しお目当ての相手を見付けて。のこのことお邪魔するなり、「よぉ〜、阿部！結構早く来ちゃったけど〜、昼飯終えた？」と申し訳なさそうに首を傾けながら相手の元に歩み寄っては手に持っている数学の冊子をひらひらと見せて)

(/ わー！我が儘すみません！ありがとうございます…！お言葉に甘えて、新たな絡み文出させて頂きました！！ではでは、どろん致しますので、これは無視して貰って結構です！*)

ああ、全然大丈夫だ。俺も今食い終わったとこだし。（昼食を食べ終わり弁当箱を片付けている最中、教室の入口から聞こえてきた相手の声に反応しそちらの方へ向いて。弁当箱を片付けると自分の席から立ち上がり、自分の椅子を指差して座るように催促し。）

（/いえいえ！ 元々こちらからやろうとしたことなので！ 絡み文、ありがとうございます。では、こちらもドロンしますね。）

あははっ、良かった…！あ、急かしちゃってゴメンね〜(弁当箱を片付ける相手を見詰めては、上記述べながら後頭部を掻いて。其の催促に、ありがとう、と付け加えては相手の椅子に腰掛け、「おお、阿部の席だー」なんて当たり前の事を口にし。早速机に数学の冊子を広げ始め)

ああ、いや大丈夫だぞ。時間少ねえしな（ 顔を横に振れば、相手が謝ったことを打ち消して。当たり前のことを言った相手に「そうだぞ、俺の席だ。落書きとかすんなよ」とこちらも無論のことを返すと、相手がそんなことはしないと思いながらも、面白がるように注意して。「さてと、始めるか」と自分の机に手を付け相手の数学の本を見るように俯きながら言い）

そう言って貰えると有難いよ、ありがとう(時間という言葉に自然と時計に視線をやり、嗚呼そっかと思うなり直ぐに視線を相手に戻して。面白がる様な相手に楽しそうだな、なんて思いつつ、ふはっと吹き出しては「なーんだ、やっぱり落書きは駄目か〜」と相手同様冗談交じりに上記述べ。始めるか、という声に早速「ここンとこなんだけど…、今一分かんないんだよね〜」と問題番号を指差して示し。ふと机に付いている相手の手を伝って顔を上げれば、冊子を見ている相手の顔を柔和な眼差しで見詰め）

え、するつもりだったのか？ （相手の冗談を真に受けて、目を見開いて驚き相手に聞き返して。「ああ～ここか。確かにここは難しいよな…」と相手が指差した問題を見ると、眉間に皺を寄せ顎に手をやりしばらく考え込んで。「んーと、ここはな…」と自分のシャーペンを手に取ると相手がこちらを見つめていることに気づき、「ん？ どうした？ 」と何かあったのかと思い、心配しながら相手に尋ねて）

ぶっ、なーに真に受けてンの阿部。冗談だよ、じょーだん！(彼らしい返しに吹き出し口元を抑えては、けらけらと笑いながら。しばらく考え込む仕草をみせる相手とその問題を交互に見ては「何度もやってはみたンだけど、理解ができなくてさー」と縦に頷いて。説明に入ると思いきや此方に気が付いた相手に驚いたよう瞳を小さくしては「へ…！ごめん！何もないよ。続けて続けてっ！」と平然を装うと努めるも暴露た…、と思うと恥ずかしさからか赤面し)

え？ ああ、冗談か…（冗談と言われ、吹き出して笑い出す栄口の表情を見れば少し残念そうな表情をして。「ま、ここは最初のうちは理解出来なくても大丈夫だと思うぞ。俺でも最初は意味不明だったし」と相手に共感する言葉を述べて。「何もない」と言ってるが顔を紅潮させている相手を心配して、「本当に大丈夫か？ 風邪とかだったら、早く保健室行った方が身のためだぞ」と言葉にし）

…ふふっ、仕方ないな〜。(少し残念そうな相手に分かりやすいな〜、と思いながら未だ笑っては「阿部の似顔絵書いちゃおー」なんて言いつつ持っていたシャーペンで相手の机に落書きし始め。「ほんと？なら良かった〜。一つ分かンねーのがあると不安になってさぁ」と共感され安堵したように微笑み掛け。相手の言葉に動揺しつつぶんぶんと両手を振っては「だ、大丈夫大丈夫！えっと、ごめん。何だっけ？」と赤く染まった顔を隠すため冊子を見るよう俯いて）

えっ！？ 結局描くのかよ…（相手をジトッとした目で見れば、視線を外し。「まあ、いいけど…」とボソッと口元を隠しながら呟いて。「確かにそうだよな～。俺も分かんないところがあったら、すぐ不安になるな」と相手に共感する言葉をやや気怠げに言い。「それならいいけど…」相手が必死に何もないと訴えているので、心配するのをやめ。「んじゃ、続けるぞ。ここはな…」と相手の様子を確認すると、度々ノートに図や計算式を書いたりしながら栄口に問題を解説し）

（/上げます）

んー？(何か言ったかと、見詰めるも視線を外している相手に気が付けばそれ以上追及はせずに、「はいっ、出来たよ〜！阿部の似顔絵っ」と落書きを見せてはにひひっと無邪気に笑い掛け。「阿部は性格上、そういうの許せないって感じするかもー！神経質…って訳じゃないんだけどさ〜」とやや気怠げな相手を穏和な笑みを浮かべつつ見詰めて。安堵すればふぅ…と密かに息を吐き、後「うんっ！お願い」と再開した相手の説明に耳を傾けては、書かれた図や計算式を目で追い乍「ふむ…、うん。成る程ね〜」と納得する度頷いてみせ）

(/ わー！遅れてしまいすみません…！上げありがとうございます…！)

(/ 此方も一応上げておきます！ )

お前な…（楽しそうに笑う声を聞けば視線を戻して、呆れた目で相手を見つめて。「まあ、残しとくからもう描くなよ」と不機嫌な顔をするも、内心嬉しくて少しだけ口角を上げ嬉嬉とした表情を浮かべ。「確かにそうだな。どちらかというと…几帳面、じゃないか？ 」と相手の言うことに頷いて同感して、自分の性格のことについてしばらく考えると、考えついたことを口に出し。「…ということだ。分かったか？ 」と説明し終えると、相手の目線に合わせるようしゃかんで相手の目を見つめ）

（/こちらこそ、ものすごく遅くなってしまい申し訳ありません。待っていてくださってありがとうございます）

（/上げありがとうございます！ もう一度上げますね）

わあったよ、( へらへらと其方見詰め返しては、だって書いて欲しそうな顔してたから、なんて思わず口から出そうになったのを堪え。「あ、ちゃんと残しててくれるんだ-?」とあからさまに嬉しそうな笑みを見せては、内心嬉し気な相手に気付き何だか可愛らしいな、なんて思ったりして。「それ自分で言っちゃう?阿部らしいけど。そっか、几帳面か～ 」と頬杖ついて相手をちらり見上げては、ふはっと吹き出して上記。「おー！分かった!..つーか阿部教えんの上手いね～成程なー 」と同じ位の目線になった相手を見遣り、近いなーなんて乙女の様な事を一つ心中で呟き。）

（/ いえいえ!主様のﾍﾟｰｽで構いませんよ..!自分も多々遅れる事がありましたし..!そんなそんな!こちらこそです!ご丁寧にありがとうございます..! ）

残すよ。あ、言っとくけど先生とかに指摘された時は別だかんなー（ と相手に恥ずかしがる態度を見せながらも面倒くさそうに答え。「なんだよ、なんか文句あんのかよ」と相手を見下げながら吹き出した相手に反抗的な姿勢を見せ、文句があるのかと口を尖らせながら迫り。「だろ？ 弟によく教えてっからさー」とニヤッと笑ってみせると、立ち上がり。「そう言ってもらえて嬉しいよ」と相手が好きな人ということを忘れ、相手の頭を微笑みながら優しく撫で）

（/すみません、そのようなことを言ってくださってありがとうございます。いえいえ、そんなことありませんよ。これからもよろしくお願いします。）

やっぱり？まあそん時はまた書きにくるよ〜( ひひっと悪戯っ子の様な笑みを浮かべては、なーんてな、と加え。「なにもないよ〜」と予想通り突っかかってきた相手に穏やかな口調で告げては柔らかく微笑んでみせ。文句なんてありません、と。「あー！そっか！旬くん元気にしてんのー？」と感心しつつ立ち上がった相手を目で追い。突然の頭の感触に！？、と固まるも、後かっと赤面すれば、っおう…と小さく返事をするに伴って気恥ずかしさから顔を背け。）

（/ 礼には及びませんよ〜!はい!改めて楽しませて頂きます!此方こそ今後も宜しくお願いします…!! ）

書きにくるって…まあ、いいけどな。俺も暇だし（相手に呆れた態度を見せるが、本当は喜んでいる内心を隠すように自分が暇だからという理由を付け加えながら、また歓迎することを伝えて。「じゃあ俺は几帳面、ってことでいいんだよな？」と「几帳面」ということ自慢するように腰に手を当てドヤ顔して。「おう、あいつは年中元気……おわっ！？ 」と相手の問いに答えるも、自分が相手の頭を撫でていることに気がついて慌てて手を引っ込め。「…すまん、びっくりしたよな？ 」と顔を紅潮させいきなり撫でてしまったことを謝りつつ、相手がどんな状態なのか確認して）

（/そう言って頂いて嬉しいです。はい、こちらも楽しませて頂きますね！ はい、よろしくお願いします。ではではこれで本体の方は引っ込みますね）

へへ、んな顔してくれんなよ。阿部の似顔絵、結構自信作なんだそ？( む、と態とらしく口許尖らせては自分の落書きを見詰め、素直じゃないな〜なんて思えば込み上げてきた笑いを抑え。「…はいはい。几帳面。阿部は几帳面だよ」と何度も頷きながら言ってみせ。どやっと向けられた面を視界に捉えてはご機嫌良さげだしいいか、と微笑んで。驚いた相手の声に目開きすれば、「っあ！い、いや！大丈夫っ大丈夫っ！ 」と慌てて両手を振ってみせ。別に嫌じゃないから良いよ、なんて言おうとするも動揺を隠すよう口許を抑えては止めて。「ーー阿部」と何やら口を開けば相手を見上げ。瞬時顔を紅く染めているのに気が付いては、エ？と其の儘固まって。 ）

(/ はい…!それでは此方も続いてドロンさせて頂きますね! ）

はいはい、そうですか。じゃあ、いつまでも楽しみに待ってますよ、栄口先生。（笑いを抑えている相手にわざと敬語で話し、冗談で「先生」呼びして。今度は栄口が落書きして来ること楽しみにしていると、素直に口に出し。「うんうん、それで良い」と腕を組み、満足そうに満面の笑みを浮かべながら何度も頷いて。名前を呼ばれ、一瞬胸が高鳴るも恐る恐る相手の方に向いて。「…え？おい、大丈夫か？ おーい栄口ー」としばらく経っても返事を返さない相手に対して不思議に思い、肩をポンポンと叩いたり相手の名前を呼びかけたりしながら、相手に応答を求めて）

な、何だよ改まって。仕方ない、任せなさい！( 先生と呼ばれては眉を顰めじとっと相手を見遣るも、素直な言葉を耳にすれば直ぐに腰に手を当て後半得意気に。「さっきからその顔なんなの、いいけど」と聞こえぬよう小声で呟けば相手に釣られるよう口許緩めて。肩を叩かれればはっ、と相手に視線を向け、「大丈夫！赤くなってたから、如何かしたのかな〜って思…って、」と一度は向けた視線を再度彷徨わせては、あ…やばい、何変なこと言ってんだろ。等と思いつつ、）

よろしく頼みますよ。あ、でも落書きするために俺んとこ来るのはさすがに気持ち悪りぃからやめろよ（ニコニコと微笑みながら、軽口で敬語で話し。相手が傷つくようなことさらっと平気で口にして。「ん？ なんか言ったか？ 」と相手が言ったこと耳に入らなかったので、真面目な顔つきで相手に問い。「えっ？あ、ああ…その、友達を弟のように扱ってる自分が、つい恥ずかしくなって…」とまだ顔を赤くさせ頭を掻きながら、必死に顔が赤くなった口実を作り話そうとして）

（/上げますね）

うわっ、傷付くわー…あとその笑顔止めろよっ。何かムカつく、( む、と眉を顰めつつ柄になくにこにこ微笑む相手を前に更に顔を歪めれば、むにっと相手の両頬摘んで抓り。「や〜何もない何もない」と誤魔化すよう、ふふっと満面の笑みを浮かべては首を振って。「っはは、こんなにでかい弟でいいのかよ。そっか〜阿部が人を撫でたりとか珍しいなーって、つい大袈裟に反応しちゃったや、」と熱くなった顔をパタパタ手で扇ぎながらも平然を装うよう柔らかく微笑んでみせ。 ）

(/ 又々上げありがとうございます！土下座
これは無視してくださって構いませんので..！)

いたっ、痛いって！ おい離せ！（と抓られれば、頬を摘まれた相手の手をペチペチと叩いて離すよう指示して。「ふーん、そうか」とまだ心の中で疑問が残ってもいるが、相手の「何もない」という言葉を信じ気にしないようにし。「いや俺は全然、お前が弟になったほうが嬉しいよ。あいつとよりかは仲良くできそうだし。あっああ、確かに俺あんま人に触れないからな…びっくりさせてほんとすまん」自分よりひいきされる自分の弟と相手のことを比較して。顔が赤くなった本当の理由を隠そうと誤魔化して、相手に頭を下げ。「それより、もう分からないところとかはないか？ 」と恥ずかしくなって、話題をそらそうとし。）

（/いえいえ、大丈夫ですよ。もし進めるペースをもっとゆっくりにしたいとか、事情があって遅れる、などがあったら遠慮なく仰ってくださいね。あ、無視しないで返事返してしまってすみません。無視した方がよかったのなら、言ってください）

人の事気持ち悪いだのなんだの、この野郎〜！( 離せと手を叩かれるも暫し相手の両頬でむにむにと遊んでは上記。満足したのか手を離してはひひっと悪戯っ子のような笑みを一つ浮かべて。己が弟になった方が良いだの、何だのを耳にすれば、これは喜ぶべきなのかな...なんて微妙な心境で。阿部が兄とは色々大変そうだな、なんて内心失礼な事を考えつつ、「えー旬くん良い子じゃん。あんな弟羨ましいけどね〜？俺が、阿部の弟な…。勉強教えて貰えるのは有難いかも〜。ふふ、何頭下げてんの！良いよ良いよ別にっ。って事は、三橋にもうっかりやったりするだろー？」だから気にするなと頭を下げる相手に柔らかく微笑み掛けては、つい思っていた事をぽろりと零し。「あ！ううん！今の所はもうねーかなっ。スッキリした..！」お陰様で、と相手の机を上を片付けながら告げて。）


（/ そんな風に言って頂けて、有難いです..!はい!今までは少しバタバタしていたのですが、今日からは大分時間に余裕があるので大丈夫です!主様のペースで構いませんよ〜!いえいえ!自分が態々返信を頂くなんて申し訳ないなと思ったので..!わーい!ご丁寧に有難うございます!引き続き楽しませて頂きますね! )

…ったくいきなり俺の頬で弄んで、なんなんだよお前は（急に自分の頬をいじってきた相手に苛立ち。抓られて赤くなった頬を優しくさすり、眉をつりあげジトっとした目で相手を見据えて。「…まあ確かに、あいつ素直で良いやつなんだけどさ、お母さんにえこひいきされんだよ。試合とか見に行くのもあっち優先だし。つっても俺あんま教えたことねえぞ、弟に。時間ねぇから。えっ…？あっ、 ああ、まあたまには…するかもしれないな」相手の言う事を認めるも、自分が嫌いな理由を話し。「勉強を教えて貰えるのは有難い」と言う相手に勉強も教えられない頼りない兄だということを伝え。意外な質問を問いかけられては目を見開いて、言葉を考えながら所々間を開けて話し。「おう、そうか。それなら良かった…」心の中でホッと安心し、相手の片付けを手伝い始め）

（/いえいえ。了解しました、それなら良かったです！ いえいえ、栄口本体様のペースで大丈夫ですよ。お相手様のペースに合わせるのが、主の勤めですし！ そうだったんですか、いえいえ当然のことをしたまでです。はい、こちらも楽しませて頂きます。では本体はドロンしますね！ ）

ごめんごめんっ。ちょっと仕返ししてやろーと思ってさ〜( 苛立ちをみせる相手とは裏腹ににこにこと笑みをみせて。怒んないでよ〜なんて言いながら相手の赤くなった頬をみてしてやったり顔をし。「あー、阿部はそれが嫌な訳ね〜。あ、そうなの？勉強教えてーとかは言われない？帰宅して飯食ったり風呂入ったりしてると、1日なんてあっという間だもんな〜。だろ？だからあんま気にすんなって」否定する相手にへえ、そうなんだ。と声を上げては”ひいき”という言葉に、ああ…成る程ね〜と。ぽつりぽつりと言葉を紡ぐ彼に余計な事を口にしたかなと顔色を伺いつつ。片付けを手伝う相手にありがとう、と告げた後、「じゃ〜俺そろそろ教室に戻るわ、」と時計に目をやった後席を立ち上がり、）

（/ わ〜！温かいお言葉…有難うございます…！主様も無理せず、ご自分のペースで構いませんので！展開がドキドキと楽しみになってきました。はい！自分もドロンさせて頂きます…！ ）

…へえ、じゃあこっちも報復するとしますか！ （額に怒りマークを浮かべニヤッと口角を上げれば、相手に飛びかかり頬を掴んでぐにぐにと伸ばし。「そ。食事とか、その他にもいろいろそうだし… んー言われないことは言われないな。時間ないから俺に気ィ使ってんのかもな。だよな～、やりたいことが多くて毎日がめまぐるしいっつうか。…おっ、おう。ありがとな」自分の話を聞き入ってくれた相手に母親の愚痴をこぼして。家にいる時の弟の行動を思い返し、弟の行いの意味を考えて。相手に頷きながら共鳴し。どう返したらよいか分からず、戸惑いながら言葉を返し一応礼の言葉を口にして。「おー、じゃあまた明日、部活でな」手をひらひらと振り別れの挨拶をすれば、「部活で」と付け足して）