主 2015-01-26 21:09:51 |
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>桐谷さん、真夜さん、葛城さん
ッあ、の…私たち、お兄さんがいらっしゃるまでの間お店を預かっていて…。
(突然現れた青年にこちらが驚いたのと同じように、相手とて無人のはずの店に見知らぬ人間が三人もいたのを見て驚いたはずだと判断し、一先ず怪しまれてしまうのを回避しようとポケットからお爺さんに所持を許されていた店の鍵を取り出し桐谷の方へと掲げると、焦っているからかポットを置くことも忘れたまま慌ただしくカウンターから桐谷の方へと歩み寄っていき。見知らぬ人間というだけで人見知りの対象としては十分だというのに更に男性である相手の存在は今のところ恐怖でしかないものの、この状況を打開するため意を決して相手の顔を見ると、不安を押し殺すようにポットを胸に抱き傍に佇むご主人の助言を受けながら震える唇で言葉を紡ぎ始めて。)
わ、わたし、篠原今宵と申しまして…その、私も他の方も、ここの常連、で…。だ、だから…鍵を、お兄さんが来るまでの間も、ここに集まれるよう、持たせてもらっていて…。け、決して怪しいものではありません!
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