主 2015-01-26 21:09:51 |
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[序章]
とある片田舎の商店街に変わった喫茶店があった。看板には「明けの明星」とだけ書かれていて、開店時間は金曜日の夜中2時から朝方5時までのみ。
そんな辺鄙な喫茶店を営んでいたお爺さんが、死んだ。彼の後を継ぐという大義名分の元、都会での就職活動に失敗し働き口がないまま大学を卒業した彼の孫を名乗る人間が越してくる。
彼も、喫茶店に通う人間たちも、皆一様にある悩みを抱えていた。人には見えないものが見える「見え過ぎる目」を持った人々。自分にしか見えない世界。見え過ぎてしまったがために起きてしまった悲劇。
見えないふりをする人々が、週末の夜中にだけほんのちょっと羽目を外す場所。そんな喫茶店で、彼らは何を見つけるのだろうか。
Keyword<明けの明星>
あるお爺さんが「見え過ぎる目」を持った友人のために開いた喫茶店。次第に同じような人間が集まるたまり場となる。内装はアンティーク調の家具が落ち着いた雰囲気を醸し出しており、随所に彼の趣味だった天文関連の品々が置かれている。
Keyword<見え過ぎる目>
自分にしか見えないもの、他人には見えないものを見てしまう目を持つ者。同じように見え過ぎる目を持つ者同士であっても同じ世界は見えず、一生自分にしか見えない世界で生きていく。その特性から多くは過去に悲しい思い出を抱えている。
[規約]
・ロルは100文字以上を推奨し、置き進行を基準に。
・恋愛は基本NLを推奨とするもののBL、GLも可。ただ現実と同じようにあくまでイレギュラーな恋愛関係であることを忘れずに。
・裏行為、行き過ぎた恋愛関係はNGとし、日常に関しても恋愛に関してもほのぼのとした淡い関係性を推奨。
・世界観は現実重視のためキラキラネームは不可、苗字に関しても一発変換出来るものに限る。
・片田舎の設定のため大学生、高校生の者は同じ学校に所属すること。成人キャラにおいては跡継ぎを除いて指定は下限とし、記述の年齢以上であれば上限は設けない。
[PFテンプレート]
希望キャラ/
名前/(ふり仮名必須)
年齢/(指定に準ずること)
職業・年齢/
容姿/
性格/
備考/
ロルテスト/
[募集]
①就職戦争に負けて田舎に戻ってきた跡継ぎ♂20前半→他人の死が見える
祖父の反対を押し切り都会の大学に行ったものの、4年になる頃「見え過ぎる目」を発症。人の死を予感することが出来、あまりに死の予感に溢れた都会に恐怖し田舎に出戻ることとなる。
②オカマバーの若きママ♂20後半→赤い糸が見える
大学生時代、同性と付き合っていた頃に発症。好きあっていたはずの彼の赤い糸が自分に繋がっておらず、自分には赤い糸自体ないことを目の当たりにしてしまう。常時赤い糸が見えている様子。現在は喫茶店近くのバーを経営している。
③中華料理屋の女主人♀20後半→他人の視点が見える
結婚後に発症。他人の視点を見ることが出来、発症した初期に夫が浮気している真っ最中の視点を偶然目の当たりにしてしまう。夫との離婚後、結婚してから始めた中華料理屋をそのまま続けている。
④ 生真面目キャリアウーマン20前半♀→経過が見える
就職後すぐに発症。一定の空間の時間の経過を遡ってみることが出来、元来の性格から完璧主義者に。あまりに完璧を求めるあまり周りからは遠巻きに見られ、社内では浮いてしまっている。
⑤頭お花畑系お姫様♀大学生→前世が見える
近所の大学に通う大学生で、生まれた時から発症している。前世で愛を誓い合った王子様を探すものの周りからは虚言癖、妄想癖の強い子と見られるため現在は病気の振りに徹している。
⑥不登校の少年♂高校生→他人の悪意が見える
高校入学後に発症。他人の悪意の視線を見ることが出来、上っ面の関係で繋がる同級生達に恐怖し不登校に。現在はぎりぎりの出席日数だけ足りる様に計算しながらなんとか高校を卒業しようとしている状況。
⑦常連だったお爺さんの孫娘♀高校生→幽霊が見える※主character
喫茶店創業の理由となったお爺さんの友人の孫。祖父も自身も幽霊が見える目を生まれつき持っており、そのため所謂霊感アピールとして周りには煙たがられた過去を持つ。喫茶店のお爺さんや祖父の幽霊に会うため喫茶店に通う。
⑧バイト漬けの大学生♂→自分の未来が見える
大学入学後に発症。希望を持って入学したはずの自分のぱっとしない未来を見てしまい、自暴自棄からぎりぎりの単位を取得しながらバイトに明け暮れる日々を送っている。喫茶店に来る前の時間も商店街内でバイトをしている様子。
レス解禁です、募集を開始したいと思います。主の文才の無さから分かりにくい点等あるかと思いますが、不明瞭な部分につきましては質問していただければ回答させて頂きます。
それでは参加してくださる方を募集したいと思います。
Keepは可能、Keepをされた場合は三日以内にプロフの提示をお願いします。
記述漏れがありましたので足させて頂きます。
この物語において跡継ぎ以外のメンバーは時期はばらばらなもののお爺さんが死んでしまうより前から喫茶店に通っており、お爺さんや他のメンバーとの面識があります。
そういった中に跡継ぎのみお爺さんとの面識はあるものの他のメンバーとの面識はない状態からスタートさせて頂きます。
また、置きレス式及び喫茶店の開店が金曜日のみとなっていますので一度レスが切れ再び開始レスを流す場合は前回のレスの一週間後という設定を踏まえておいてくださいませ。
希望キャラ/⑦
名前/篠原 今宵(シノハラ コヨイ)
職業・年齢/高校2年生
容姿/身長は156cmと平均的、健康的な程度に筋肉のついたスレンダーな体型。艶やかな黒髪を腰辺りまで伸ばしており、普段は三つ編みにしてから耳の後ろ辺りに二つのお団子にして纏めている。前髪は所謂ぱっつんにして軽く流しており、左のこめかみに海星のような華奢な金メッキの星がついたピンを留めている。黒い瞳は睫毛が長く伏せ目がち。高校の制服は黒地に白いラインの入った襟とカフス、スカートと身頃も黒く赤いスカーフを胸元に結ぶスタイル。それにいつも黒いタイツを合わせており、喫茶店にも毎回制服で訪れる。
性格/あまり活発な方ではなくクラスでは大人しくてあまり目立たない子、といった立ち位置。幼い頃見え過ぎるせいで少々苦い経験をしており、それからあまり話さなくなった。友達も多くはなく、目立つ子の取り巻きのような立場で生活している。両親は小さい頃に離婚しており、引き取り手となった母が都会に出稼ぎに行く関係で母方の祖父の元に預けられた。そのため祖父には母親以上に懐いており、祖父との思い出のある喫茶店が好き。
備考/一人称「私」二人称「~さん、あなた」小学校低学年の頃に祖父と一緒に喫茶店に訪れてから毎週欠かさず通っている。その祖父も中学生の頃に亡くなってしまったため現在は祖父の家で一人暮らし中。趣味は祖父に教わったヴァイオリンとお菓子作り。若干男性が苦手で慣れれば何ともないものの初対面の相手には聊か戸惑ってしまう。たまに生者と幽霊を間違えてしまうことも。
ロルテスト/
――…此処、無くなっちゃうんでしょうか。
(喫茶店のお爺さんが亡くなってから、葬式も終わり静かになった喫茶店に幽霊となったお爺さんの助言に頼りつつ見つけた店の鍵を使って中へと入り。経営者がいなくなった今この場所が無くなるのも時間の問題で、お爺さんはすぐ傍にいるのに見ることしかできない自分の無力さに溜息をつきながら小さな呟きを漏らすと高い椅子に座ったままカウンターに顔を伏せて。)
>11様、12様
遅くなってしまい申し訳ありません、Keep了解いたしました。期間は三日後までですのでお気を付けくださいませ。
募集はあと④⑤⑥⑦以外の番号となりました。参加してくださる方を大募集中です!
本日も募集上げさせて頂きます、空きのあるキャラは下記を参照くださいませ!
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
[募集]
①就職戦争に負けて田舎に戻ってきた跡継ぎ♂20前半→他人の死が見える
祖父の反対を押し切り都会の大学に行ったものの、4年になる頃「見え過ぎる目」を発症。人の死を予感することが出来、あまりに死の予感に溢れた都会に恐怖し田舎に出戻ることとなる。
②オカマバーの若きママ♂20後半→赤い糸が見える
大学生時代、同性と付き合っていた頃に発症。好きあっていたはずの彼の赤い糸が自分に繋がっておらず、自分には赤い糸自体ないことを目の当たりにしてしまう。常時赤い糸が見えている様子。現在は喫茶店近くのバーを経営している。
③中華料理屋の女主人♀20後半→他人の視点が見える
結婚後に発症。他人の視点を見ることが出来、発症した初期に夫が浮気している真っ最中の視点を偶然目の当たりにしてしまう。夫との離婚後、結婚してから始めた中華料理屋をそのまま続けている。
⑧バイト漬けの大学生♂→自分の未来が見える
大学入学後に発症。希望を持って入学したはずの自分のぱっとしない未来を見てしまい、自暴自棄からぎりぎりの単位を取得しながらバイトに明け暮れる日々を送っている。喫茶店に来る前の時間も商店街内でバイトをしている様子。
>5様
本日でKeep期限の三日目となります。
今日の23:59までにプロフィールの提出がない場合Keepを解除させて頂きますのでご注意ください。
希望キャラ/ ⑥
名前/葛城 悠介(かつらぎ ゆうすけ)
年齢/18歳
年齢/ 高校3年生
容姿/ 身長は170cm。体型は身長の割に小柄で、必要以上に外出しないため不健康に色白。手入れをしていない黒髪で、前髪は長く目が軽く隠れていて後ろは肩につかない程度。目はツリ目で、基本的に人と視線を合わせない。高校の制服は濃紺のブレザーで灰色のズボン、青のネクタイだがほとんど着てない。日頃はダブダブの黒のパーカーにジーンズ、赤色のインナーにスニーカー。顔立ちは青年と少年の間くらい。
性格/ 昔は明るく無邪気な性格で、社交的ではないが友達もそこそこいた。しかし、高校入学後に発症してからは人という存在を恐るようになり、一転して極端なネガティブで根暗になった。しかし根はお人好しだからか、子供や動物と言った素直な存在にはついつい世話を焼いてはたまに懐かれる。反対に人通りの多い場所に行くとその目のせいで悪酔いし、そのまま倒れたりすることも少なくない。特に思春期で感情が纏まらない人が大勢が集まる学校では、(特に1年の頃)倒れることが多かったため周囲には病弱と勘違いされて今では学校にほとんど来ていないことも気にされていない。
備考/ 一人称「俺」二人称「(苗字)さん」「君」。
小学校に上がった時に一度転居。いじめに遭った友人を助けようとするも自分が標的になり、いじめグループが原因の事故で膝を故障、特技の水泳ができなくなる。中学1年の時にまた戻ることになるが、今もいじめから助けた友人から手紙が届いているが未だ一つも開封できていない。
趣味は絵を描くこととペットの世話。両親からはほとんど放置されており、学校にも卒業できるギリギリ最低ラインでしか通っていない。
高校入学して少し経った頃、目を発症して悪酔いし倒れていたところ喫茶店のお爺さんに助けられて以来少しでも外に出る努力の一環として通うようになる。
ちなみにペットは猫二匹(黒猫、三毛猫)、フェレット、ウサギを飼っている。ほとんど親が連れてきたもので、気づけば自分に懐いていた。
ロルテスト/
----そんなのは、嫌だ。
(街を覆う暗い空。ぐっと目を凝らすと見えてくる点々とした星の光に目を細め、誰もいないような暗がりの時間で小さくボヤく。夜中の二時過ぎ。見たくもない、感じたくもないような悪意は、人の数と比例してこの時間にはほとんど感じず、学校に行くときに感じる気だるさは一切なかった。しかしそれとは別の、切なさ、というより寂しさにずっと近い感情が今の自分には胸の中に重くのしかかっているい。贔屓にしていた喫茶店を経営していたお爺さんが亡くなり、それだけでも胸がはちきれそうなほどに苦しいというのに、経営主のいなくなった喫茶店がなくなるかもしれないという話を人伝に聞き。思わず上記をポツリ、小さく呟き足早に喫茶店を目指していく。せめて誰かいないだろうか、そんな淡い期待を胸に抱いて)
(/遅くなりました! >11で⑥の子をkeepさせて頂いた匿名です! 不備等御座いましたらご指摘お願いします!)
>16様
プロフィールの制作お疲れ様でした!
中身を拝見させて頂いたところ、ロルテストのロルに終止形が多く使われています。この部分だけ、皆様と交流される際には相手方の行動の制限となってしまわないように配慮していただけますでしょうか?
こちらのご了承さえ取れましたら参加を許可させて頂きますので、ご確認お願いいたします。
>主様
(/はい、一応皆様のロルに絡ませて頂く際は皆様への行動の決めつけにならないよう、自分の行動だけで完結する部分のみ終止形にしようと思っています。
ロルテなので自分の行動が多かったので、終止形を多く使いましたが逆に主様を困らせてしまいました。すみません・・・・。
皆様に絡ませて頂く際には気をつけます!)
>18様
返答ありがとうございます!
それでは参加を許可させて頂きます、一先ず話の起点となる①が埋まるまでしばしの間お待ちくださいませ。
希望キャラ/ ④
名前/ 佐倉 真夜(サクラ マヤ)
年齢/ 25
職業/ 輸出入商社の総合職
容姿/ 黒髪のボブカットで前髪は眉上の長さ。切れ長の瞳も黒で赤縁のフレームの細い眼鏡をかけており、メイクは必要最低限のナチュラルメイク。服装はストライプの入った紺のスーツで、上着はベージュのトレンチコート。靴は黒のパンプスを履く。私服はタイトスカートにブラウスなど、オフィスカジュアルのようなきちっとしたものを好む。身長は164㎝。
性格/ 正義感が強く曲がった事が大嫌いという、よく言えば非常に真っ直ぐな、悪く言えば融通の利かない性格。やや神経質な所があり何事もきっちりしていないと気が済まず、本人がなまじ器用で万能なため、周りにもそれを求めがちで軋轢を生むことが多い。発症してからは見えるものが多くなったせいか完璧主義に拍車がかかり、会社では学生時代以上に同僚に倦厭されている。基本的に他人に弱みを見せる事が苦手で人付き合いに関しては不器用だが、仕事を離れると多少は人当たりが柔らかくなる。しかしそれでもややキツめ。
備考/ 一人称は「私」で、二人称は「貴方・貴女」や名前に敬称。趣味は読書と天体観測で、お爺さんとは発症してすぐの頃に趣味を通して知り合った。土曜日に仕事が無い週は大体喫茶店に顔を出す。現在は実家を出て喫茶店近くのアパートに一人暮らし。会社は最寄駅から電車で一時間ほどの所にある。眼鏡は伊達眼鏡で、まだ目の制御が上手くできなかった頃にお爺さんに貰ったもの。
ロルテスト/
(仕事も終わり、満員電車に揺られながら手元のスマートフォンを見つめる。画面に表示されているのは「FRIDAY」の文字で、以前なら少しだけ楽しくなるはずのそれも、お爺さんが亡くなった今となっては心にぽっかりあいた穴を再確認しただけだった。主人無き喫茶店がこのまま存続するなど普通はありえないだろうと思いつつも、まだいつもの開店時間より早いにも関わらず最寄り駅で電車を降りてほぼ無意識に喫茶店へと足を向け、店に集っていた他のメンバーの顔を思い浮かべてポツリと呟き)
…………皆、どうしているのかしら。
(/>5の者です、遅くなってしまい済みませんでしたorz)
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