、 2014-12-27 01:02:24 |
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そっか、ありがとう。
(表情は何処か素っ気ない彼。それでも何だかんだで世話を焼いてくれる様子に、暖かい気持ちになり一息ついて。そして彼の部屋を探すかの如く、スーツケース片手に足進めながら周り見渡し『え、いいの?お兄ちゃん寝る場所....もし、布団あるならベッドの隣に敷けば良いし。私は下で寝るけど...。』と告げつつとある扉を開く。中を覗き込んではベッド等がありすぐに彼の部屋だと把握。中へ踏み入れる前に荷物その場に置いて彼に歩み寄る。先程まで緊張も少々あったが今では落ち着いてきた。荷物の整理を終えて一息ついたら、この二年間の事を語り合おうと心に決めつつ、どこか楽しみそうに表情緩め)
…布団なんてある訳ねーだろ。一人暮らしなんだから。お前はベットで寝ろ。俺はソファーで寝るから。
( と部屋探している彼女を目で追いながら溜息交じりで返事していると、不意に振り向いては歩み寄ってきては、自然と目線を床にし_。チラリと目線を見てはまた床に戻すと何を期待しているのか、どこか楽しそうにしている彼女の表情が目の前にあり。何を企んでいるのだろうかと思えば『……何だよ、急に?』と、矢張り如何しても突き離す言い方しか出来なくて。 )
...そう、だよね。って、それは駄目だよ。風邪引いちゃうし...。明日布団買いに行くから、今日は仕方無く一緒に寝る?
(この年だが兄妹な為、共に寝る事には違和感は働かない模様。ふと思い付いた事を口にしつつも、矢張この年齢になれば兄妹であろうとも嫌と言う人達がいる。彼にはもしかしたら否定されるかもしれないとも思ったが、寒さを考えると問わずにはいられない。─次いで問われた答えには肩を竦めながら小さく笑い『ううん。別に何でもないよ。』と答える始末。再び向きを変え彼の部屋へいくと中にスーツケースを運び、周りを見渡す。荷物は服類、洗面用具、書類等色々入っておりチャック下ろして中身を一通り確認した後閉め)よし...荷物はちゃんとある。
………、
( 彼女の提案に驚いては流石に無表情だった顔付きも目を見開き驚いた様子で、黙ってしまい。嗚呼、彼女は此方の気も何も知らないんだろう。どれだけ自分が貴方を愛しているか、触れたくてしょうがないのか_、何故上京までして一人暮らししたのか。禁断の恋をした此方の気なんて知らない上に、”仕方なく”と言い放った妹の言葉に眉毛をぴくりと震わせ。彼女は罪はないし、誰も悪くないのに当てつける所が無く、虚しくて_。返事せず其の儘で。そして、彼女が部屋に戻る姿見ると、ソファーにどかっと座り、『……………はあぁ。』と深い溜息ついて。 )
(荷物確認を終え一息つく。提案をしたのち相手の返事はなかったが一体どうするんだろう。今は特に気にせず寝るときになったらまた話せばいいか。そんな事を思いながら部屋から出て扉を閉め、彼の元まで歩み寄るとソファに腰下ろし溜め息をつく後ろ姿が─。今の状況具合からすると、私の事かもしれない。連絡もなしにいきなり今日からここに暮らすとなれば、誰だってああなるだろう。然し、そう確信した訳でも無いが故に後ろから歩み寄ると、ソファの背凭れに両手乗せ上から覗き込む様に見詰め)─お兄ちゃん?....どうしたの...?
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