狼さんが大好きな子猫と子猫が嫌いな狼さん

ふーんだ、( つん )
冗談は辞めてください ( にこにこ )
そして何故上から何ですか。( 頰つねり← )


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…にーにお腹減ってるなら是あげるよ？
（ 鬱陶しそうにしながらも”約束”してくれた事が嬉しく口元緩み抱きつく力より一層強めては太腿に頬擦りし。余りにもお腹を空かしてそうな相手見上げればポケットの中に入ってある”苺味の飴”を取り出して小さな手で相手に差し出しながら上記述べ。『やったー！にーにだいすき_っ』家に行っても良いと許可貰えば太腿に回している手をスルリと解き相手の隣に行けば、手を繋ぎ無邪気な笑顔見せて大好きと伝え。 )

拗ねるなってば。( 頰むに、)
冗談にしていいならそうしよう。( にっこりお返し。)
対等が良いって？嫌なら他の狼ちゃんでも探すとする。( きょろり、)

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…別にお前の所為で減ってる訳じゃないから、要らない。
( 無情に何でもかんでも食べられる非情な狼だったらどれだけ楽だったろう、目の前の元餌候補は既に嬉々として捕食側の自身の事を敵対視していない様子、飴玉を差し出されても顔を左右に振るだけで受け取る事はなく。『 …はぁ。とんだもん拾っちまった。』 漸く太腿から離れて重りは無くなったが、代わりに手を握られてはけっきょくおなじようなものだなと溜息を一つ。笑顔とは無縁の様な場所で生きていた為に、相手の眩しい笑顔は中々直視し辛い。)

…っ。やっぱり意地悪なんですね。( 眉寄せ )
_他の狼さんなんて要らないですから。( 袖引っ張り / 俯き )


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是にーにの非常食っ_！あげるね。
（ 首を横に振る相手見れば、今は喰べたくないないだけだと思い、”非常食”になるだろうと考え、ボロボロのコートのポケットに先程の苺味の飴を忍ばしてにこっと微笑み。相手の溜息など耳には届かず、どんどんと知らない道進み、より一層森は深くなり。一人だったら怖くて進めないであろう道も、今は手を繋いでくれ共に歩く相手が居てくれる為に寧ろ”冒険”のようにワクワクし、『〜〜♫』鼻唄を口ずさむようになり。 )

何の事だろう？( 素知らぬ振り。)
…じゃあ素直に言ったりしてみたら如何だ？( 俯く相手をじっと眺め。)

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要らないって……はぁー…。
( 何度か否定の言葉を送ってはいたが視線の端で行われた行為は勝手に懐へ飴を入れる素振り、これだから子供の扱いは苦手だし嫌いなのだと、改めて自覚しながらまた溜息を。小さい相手の手を一応離さないようにしっかりと握ってやりつつ、段々と薄っすら見えてきたのは岩肌の多い壁のような場所、其処から少し横にずれた位置に真っ暗な穴があり。洞窟の中が今は住処らしい、入り口に向けて探検気分の相手を手を引っ張りながら歩いて行き。)

知らないならいいです。( 背を向け )
…私は貴方がいいんです。許可無く離れるなんて許さないですから。( 呟き / 耳赤 )


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( 飴玉渡すのは己を助けてくれた命の恩人に何か御返ししたいと今何が出来るか考えた結果であり、己が相手の役に立てたと思うと満足気な表情で鼻唄口ずさみ。『うわー、真っ暗なお家_！…此処お化けでない…？』暫く歩き続けると、其処には相手の住処と思われる大きな洞窟に辿り着き。大きくて真っ暗な相手の住処に入ると”ゾクリ”背筋を震わせ。苦手な幽霊が出てきそうな雰囲気に、むいしに手を繋ぐ力一層強めては、相手の太腿にピタリとしがみつき眼にて溜めながら相手見上げて聞き。 )

…？そうか。( 知らぬ振りのつもりが本当に理解に及ばなかったり。)
其れは其れは。はいはい、じゃあ押し倒しの先も勿論してくれるんだろ？ってな。( 意地悪く笑みながら顔を覗き込み。)

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お化けなんて出た事は無いけどな…。
( 後で飴玉は気分が向いた時にでも口に放って味を楽しむとして、先ずは目先の住処を地味に馬鹿にされている気がして僅かに怪訝に。相手より長く夜の暗さに慣れて尚且つこの洞窟をよく利用している故か、相手からはきっと真っ暗にしか見えない洞窟内を薄らながら視認している様子。夜目が利くのは狼の特性なのか、はたまた。『 一寸待ってろな、っと。』 暫く洞窟の奥へと一緒に歩んでから、大分月明かりが届かなくなった辺りで一度足をぴたりと止める。身を屈める様にしては何か固い物を打ち合わせる風な鈍い音、相手からは見えないだろうが今火を起こそうとしているのだ。そうしてぼっと小さな煌めきが姿を現したならば、物がごちゃごちゃと、にしては片付いている風にも見える洞窟内が露わとなり。)

…土狼さんは私に何も言ってくれないんですか？( 口尖らしたまま / ちらり、 )
乙女の告白流すだなんて、なんて酷い人。( と言いつつも小さく頷き )

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_もし、お化け出たらにーに助けてね？
( 幽霊が出ないという台詞聞けば涙引き、少し安心するものの、万が一出た場合に備えて上記告げてはぎゅっと再びてを握り締め。『にーに、如何したの？_わあ、温かいし明るいっ！』急に屈み込み何かをし始めた相手の隣に己も同じように屈み、暗闇の中で聞こえる鋭い音に耳を傾け静かに待ち。すると”ぼうっ”と小さいが十分な炎が姿現し、其の炎に近付いてはしゃがみ込み霜焼けしている小さな手を炎に翳しながら、露わになった相手の住処を改めて見回し。 )

可愛い奴、って言ったけど？( 首を横に倒し、きょとん。)
告白だったのか、まさかの。流した訳じゃあ無いが…。( 頷かれては瞳閉じ、なら別の場所も視野に入れないとな、と。)

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出ないっての、そもそも助ける程でもないだろ。
( 何か悪さを仕掛けてくるわけでもなし、元より純粋な相手は本当に幽霊が出たとしても気配の薄いお友達にしか見ないだろうなんて、何処か馬鹿にした様な考え方。『 毎度もう少し付けやすくならないもんか…。』 小さな石で囲った中央に明りが灯ったならば火の勢いが絶えない風にする為に、端に溜めておいた小枝や枯葉の破片などを火に乗せて行き。徐々に明るさも増してきて火が大きくなれば暖かさも広がってくる、焚き火みたいになった其の火の近くに座り込み、取り敢えず色々聞く為にと相手も座らそうと手を引っ張り促す。)

それ以外の言葉は言ってくれないんですか？( 呟き / じっ、)
人に言わせるだけ言わせて。本当に。…返事はないんですか？( 眉下げ )


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_もし出てもにーにが側に居てくれるだけでねー大丈夫っ！お化け怖くない！
( 暫く考えると何かを思いついたいように手の平ポンと打ち、隣に相手が居てくれれば幽霊も何も怖くないと考え上記述べ。先程の小さな炎は、瞬く間に大きな炎へと姿変えており、其の温かい炎を目を細めながら見つめてると、くいっと手を引っ張られるのに気付きどうも座れと指示してるということに気付き。すると、何の躊躇いもなく相手が座る膝の上にちょこんと腰下ろし。 )

何を言って欲しいと？( 問う視線。)
そんな怒るなって。…そうだな、じゃあ許可が出ない限り離れないでいるとする。( 手伸ばし、相手の頭部を撫でやり。)

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…極端って言うか、良く嗚呼だこうだと思考が回るな。
( 自分が付いていれば大丈夫だと決め付けたようだが、特に深く考えず先ずは聞いて素性等を知るべきだろうと考えている為に反応は曖昧。揺らめく火が消えないように時折木片やらを片手で掴んで静かに入れつつ、促し通りに漸く腰を下ろした相手に視線を向けようと、したのだが。余りにも近い原因は膝の上に座っているからか、退かすのも面倒なので早速問い掛けを紡ぎ出そう。『 で。どっから来た？』そう、簡素ながらも最も重要な問いを。)

分からないのら…結構です。( 目瞑り )
まるで今にでも離れたいみたいな言い方ですね_。( 文句言いつつ撫で受け入れ )

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（ 難しい単語に首傾げては、きょとんとした顔で相手見つめ。膝の上に座りながらも後ろから聞こえてくる質問に耳をピンと立てて『…××村。』と素直に己が住んでいた所を呟き。その村は此処とは全く違い、緑が多く自然が生い茂っているような平和な村で。そんな処から何故此方に来たのかは話したくないように、口紡ぎ。 )

そう？素直じゃないな。( くす、)
そんな風には思ってない。俺もこれは縁だと思うし。( 其の儘額突き。)

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( 理解が及ばなかったのやら、惚けっとした顔を此方に向けてくるので片眉尻下げて不思議そうに見返し。いきなり立った耳に僅かに自身も髪の毛の中で耳を揺らし、聞こえた村の名には聞き覚えもなく。『 遠いってのは何と無く解った。取り敢えず明日までは置いといてやる。』 余りこの辺りでは聞き慣れない場所から来た意味など特には無いと勝手に考え、明日にでもこの森から出られる様手引きはすると伝え。これだから迷子は、何て呟く呆れ言葉。)

意地悪ばかりしてくる人に言われたくないです。( にこ )
_いてっ。縁…ですか。似合わない御言葉ですね。( 額抑え / ふふ、と )


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_やだ、帰りたくない。ずっと此処ににーにと住むの。
（ 明日帰らすという台詞耳に入った途端に怯えるように全身奮い立たせて、ふさふさだった毛並みも逆毛に。其の村には帰りたい素振り一寸も見せずにふるふる震えながら後ろ振り向いて正面からぎゅっと相手の首元に抱きつき、震えるような声で上記述べ。)

そんな意地悪な奴に告白したのは誰だっけ？( くすくす、)
出会えてよかった、そう言ったのは灰音の筈だぞ。( じっ、)

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…あのな。お前何が出来るって言うんだよ。足手纏いは……。
( そう言っている最中にふと言葉を止める、何時からこんな甘い性格になったのかと自分でも疑わしい。抱き着いてきた相手の背中に片手を回すと自分には似合わないなと考えながら背中を擦ってやり、結局その純粋さに押し負けて再度口を開く。『 …仕方ないな。色々手伝えよ。』 それだけ言って溜息を。)

…っ！はてー？ (とぼけ / 首傾げ← )
そうですけれども、何か！( 開き直り )


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…ふぇっ＿…ぐす
（ 抱きついている間に眼からは自然と涙零れて癇癪あげていて。しかし、背中を擦ってくれている大きな掌の温もりと”優しさ”を感じると段々と落ち着き、置いてくれると許可の言葉を聞くと顔をぱっと見上げて、その距離はおでこと顎がくっ付きそうな位近く。『ねー、にーにの為なら何でもする_！』と泣いたせいで真っ赤になった眼を見開いてはにっこりと汚れを知らない純粋な笑顔で微笑み。 )

色々したいなら、専用の場所探してくれよ？( けらり、)
俺も、出会えて良かったけれど？( きょとん、)

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…はぁ、やれやれ。
( 何時からこんなに世話を焼くのに嫌気を差さなくなったのか、地味に嫌だと思いながらそんなに苦ではないと思う自分がもどかしく。考えるのも面倒だと頭を僅かに左右に振り、そしていきなり近づく相手の顔に若干距離を取る風に顔を後ろにずらしつつ。『 …先ずは生活する為の知識全般と、…まぁ、後は諸々。』 欲としてある物を相手に向けるにしては年の差と言うべきか、何とも向け辛く。状況次第と言う形を取っては両手を相手から離し。)

渡すのそんなの全くしらないです ( ぼそ )
……その言葉欲しかった、です。( 袖引っ張り )


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にーに_っ。
（ 距離を取り視線が合わない事など気にせずに相手の名前だけを呼び。『…”もほもほ”ってなあに？』住ませる代わりの条件として相手が述べた中の生活知識と”諸々”の内容が気になるので頭に？を浮かべながら首傾げて尋ねるも、聞き取りを誤り”もほもほ”だと勘違いし相手に伝えてしまい。 )

レンチャとか方法は様々。灰音の頑張り次第。( 指揺らし、)
…成程。案外地味な言葉欲しかったのな。( 相手の頭部に手を置き。)

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俺はにーにじゃなくて土狼な、土狼。
( 先程から名前で呼ばれていないのが癪なのか、念押しする様に二度説明を押し付け。そして聞き取り違えた上に全く理解が及んでいないらしい相手、一度腕組み思案に浸りはするがどうせ解らないだろうと考え、腕組み解いて簡素な解答を。『 簡単に言えば子作りとかだな、餓鬼は要らないけど。』 言った所で疑問符が浮かぶのは見えている、先に肩を竦めておくと溜息を一つ。)

レンチャ…？うー、全然分かんないです。( 頭抱え )
どうせ、私は地味ですよ_っ ( ぷい、 )


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土狼_…？にーには土狼っていう名前なの？土狼って呼んで欲しいの_？
( にーにという愛称嫌がるように本名名乗った相手に首を傾げながら上記述べ。相手の口から”子作り”と溢れれば耳をピンとして顔真っ赤に染めて見られるのが嫌な為長い尻尾をくるりと自分の顔に巻きながら『……”子作り”って、もしかしてにーにと……ちゅーするの_っ？』と知っている知識でも一番厭らしい行為を恥ずかしそうに尋ねて。 )

レンタルチャット、後は調べて見ろ。( 肩竦め。)
出会いは様々。これもあれだろ？一種のそう言う奴。( っは、)

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…あー、もう。そうだよ土狼って呼べ、にーにって訳が分からない。
( 自分が呼ばれているという感覚が全くない為にあまり好ましくは無く、其の問い掛けには二度程頷く様にして肯定を。相手の恥ずかしそうな様子に髪の中で耳をぴくりと動かしながら、顔を隠す意味、一応理解はしているのだろうと僅かな関心。『 ……微妙な知識だったな。ってもお前としてもな…。』 異性と見るには難しい年の差、良くて手間の掛かる妹とかにしか捉えられず、首を片手で掻きつつ視線を火の方へと何と無くずらした。)