>藤岡 凜 「……シュー……ゴー…」 暫く頭を傾げ相手を見つめていたが、ここまでずっとガスマスクで吸える、限られた酸素の中で喋っていたため、さすがに疲れてしまい、小さく息をつくと無言のまま、部屋の外へフラフラと右足の鎖を引きずりながら出ていく。