_____自由を吠えよ.〈3L/擬人化vs人間＝戦闘/恋愛/仲間〉

>桜弥

・・・・・あ、起きてたのか。
（実家に戻ってすぐ、相手を直様二階の自分の部屋にあるベッドに寝かせ。履いていた下駄はやむを得ず玄関に置き。自分はと言えば久しぶりにチョッキとパーカーを脱いで七分丈のシャツとズボンという出で立ちでリビングに降り、相手が目を覚ました時に食べれるものでも作っておこうと買い出しに行き。帰ってくる頃にはまだ眠っており。それを見計らって、相手も食べれるであろう鶏肉や野菜を入れた雑煮を作り。しかし料理は妹に任せきりということもあって、野菜やら肉やら切ってる最中に指を切って手はすっかり絆創膏だらけ。なんとか完成したことには安堵するが、その手を見れば相変わらずの不器用にため息を吐いて。料理が落ち着けば、鍋の蓋を閉めてリビンクを出て階段を上がり。部屋の戸を開くと相手は既に目を覚ましており。どうやら状況が飲み込めてないらしく、疑問の尽きない表情を見れば無理もないかと肩を竦め。「ここは俺の実家だ。基本は基地にいるから、今は時々しか帰ってこねぇけど・・・。んで、ここは俺の部屋。お前、あの後気絶したから連れて帰ってきたんだよ」と状況を説明して）