主 2014-10-25 17:30:02 |
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>黒月くん
・・・・痛そう。
(屋上にて。何事もなくぼんやり、ただぼんやりと空を眺めており。膝には借りたばかりの本を広げ、時折吹く風に紙を揺らしている。先程まで読んでいたページを手で押さえながら、視線は本ではなく遠くの空を見つめ。ふ、と息を小さく吐くと、給水タンクを挟んだ反対側のところから何かが落ちた音が聞こえてきて。何事かと立ち上がり、音の場所へと行けば何やら前屈みになった彼の姿があり。表情を変えることもせず、ただ小さくそう呟いて)
>進藤くん
・・・帰らないの?
(放課後。教室に一人取り残されていることに気づいたのは、夕暮れが窓から差し込む頃。もはや日課となりつつあるこの状況の原因は、単に読書に熱中しすぎるからで。クラスには自分を呼び止めるような人もいないからか、最近はずっとこんな調子であり。そそくさと帰り支度を終えて教室を出て、軽い散歩の気分で校舎の中を歩き回っているとふと、ある教室で自分と同じように一人残っている彼を見つけ。何か作業に熱中しているようで、もしかして自分と同じだろうか。なんて思い至っては静かに教室に入り相手に上記を尋ねて)
>立河くん
若い頃から我慢のしすぎはよくない・・・って本に書いてあったよ。
(生徒の行き来で賑わう廊下。その中を一人歩いていると、トマトジュースを片手にボソボソと呟く人物を見つけ。我慢、と呟く彼が、吸血衝動を抑えているのは同族の勘からかすぐに分かり。どうしたものかと悶々と考えては、ふと先日覚えたばかりのことが思い浮かび。相手の背中に上記を投げかけてみて)
>華野くん
燃えてる・・・流石に吸血鬼も燃えたら大変そうだなぁ・・・・。
(昼休みを告げるチャイムが鳴るとほぼ同時。散歩がてらとやってきた校舎の裏。生徒たちの声で校舎の中とは正反対に静寂なこの場所には焼却炉があり。昔魔女狩りなんていうのがあったらしいことを思い出しては、吸血鬼もまた焼かれたら死ぬのだろうかと考え。卒業までは生きると決めているものの、やはりふと死に関する好奇心が湧き出し。じーと焼却炉の中で燃えるものを見ては、そっと手を伸ばそうとしてみて)
>平宮くん
・・・・・・?
(廊下を一人歩いていると、先輩だろうか。複数人の集団が前から歩いてくるのが見え。軽く身を小さくし横を通り過ぎようとする時、何やら彼らは噂話をしており。「完璧・・・?」どういう意味かまでは分からなかったが、何やら完璧に何でもこなす人がいるらしい。通り過ぎた集団を不思議そうに眺めてはまた向かっていた方向に歩き出し。さてこの後どうしようかなんて考えていると扉が開いたままの教室が見え。閉めるべきかと扉に手をかけようとしたところ、中で座っている相手の姿が見えて「あ、人、いたんだ・・・」と呟いて)
(/皆様のロルテに絡ませて頂きました・・・!何かと頭のネジが抜けてるやつですが、どうか多めに見てやって頂ければ・・・。これから何卒よろしくお願いいたします!)
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