校長 2014-07-31 21:27:20 |
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>舟山先輩
ーーあれ…先輩、風紀委員会に何かご用、で…。
(屋上での見回りの後日光で火照らされた頬に濡らしたハンカチを押しあてながら拠点である一階多目的室に向かおうとしたところ、暑さに大分参っていたのか階数を間違え別の階の同じ間取りにある2階多目的室へノックもなしにやって来てしまい。疲れた様子で先に部屋にいた相手に声を掛けたところで視線の端に入った窓の景色により階数を間違えたことに気付き「…すみません、部屋を間違えました。」との一言を口にすると従えていた他の風紀委員と共に軽く頭を下げて。)
>支倉先輩
…はい、契里ですが…。
(相手の確認の声に応えるように自身の名を口にすると膝に乗せられたパペット人形に目を向け。少々痛んだところこそあるものの愛らしさのある顔立ちに女子である以上そういうものには興味を惹かれてしまうのか、相手の話を聞きながらも目線を合わせるようにその場にしゃがみこんだ後パペットをまじまじと見つめ。「私なら大丈夫ですが、このあと一時間後に見回りを控えていますので長いご用事なら手短にお願いします。」パペットへ向けた視線をずらさないまま淡々とした口調で応えると何をどうしたらこれが彼の常時のように自在に動くのか不思議なようで、時々緩く首を傾げて。)
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