もうひとりじゃないよ【ｇｌかｎｌ】

えへへ、まあ絵里ちゃんには負けるけどね（努力をしたことでテスト前になって以前のように赤点に怯えるようなことは随分と減ったが、成績優秀だった相手には及ばないがと苦笑混じりに述べては腕の中に収まり心地よさげに瞳を細めていて

まぁ…とりあえず、ご褒美あげなぎゃよね…ダーリン((相手の努力からなのかテストの方はなんとにったのかと納得して相手を抱きしめながら耳元で囁くと後頭部を撫でながら相手にご褒美ということで何をしてあげようかと考えていると頬を擦り寄せながら愛しく相手を見つめ｢あ…穂乃果は暫く私と居ない時間があったし…甘えていいわよ？ご褒美は別として｣と思い出したことがあるので相手の肩に顔をのせながら提案するように尋ねると相手の事だし甘えてくれるかなと考え出せば赤くしていて

本当？えへへ、やったー
（甘えてもいいという相手からの誘惑に遠慮をすることなく飛びかかるようにして抱きついてはすりすりと頬ずりをしていて、背中へと回した腕に軽く力を込めていて｢…絵里ちゃん、いい匂いがするねー？｣すぐ近くで揺れる相手のポニーテールから微かに香る懐かしい匂いに表情を和らげてスンスンて鼻を鳴らし

わっ…！よしよし…私も甘えちゃおうかしら((飛び掛るように抱きつかれるとなんとか踏みとどまって相手を抱きとめると頬ずりされるとこちらも頬ずり返して背中に回る腕に関しては気にせず相手を抱きしめ返し｢そうかしら？まぁ…ありがとう。穂乃果…もいい匂いがするわよ？｣と匂いを嗅いでいる相手を見ると何故か子犬に感じてしまい相手の髪の匂いを嗅ぎながらも優しく背中を撫でてみて

んっ、ふふ…くすぐったいよー…（匂いを嗅ぐ相手の顔が近づいてくれば息が髪に触れてあまりのくすぐったさにクスクス笑い身悶えしていて、軽く顔を上げてニヤッと怪しげな笑みを浮かべれば首筋へペロッと舌を這わせてみて

ひゃん！ほ、穂乃果？((首筋を舌で這わせられた瞬間だらしない声で肩を揺らしてしまい赤くしながら相手を見つめるといきなりだったからかひどく驚いているようで｢ふふっ…やったわね？｣と仕返しと言わんばかりに相手の首筋にキスをすると相手を優しく押し倒してみては相手から仕掛けてきたのだから仕返しは倍にしてやろうかなんて思いながら小さく口元を上げると相手の様子を伺い

えへへー、絵里ちゃんってば可愛い反応…んんっ…！（普段の彼女からは想像もつかないような可愛らしい悲鳴に、それを聞けるのは恋人である自分だけなんだなと考えれば優越感に浸り微笑んでみせるが、気持ちが緩みきって油断をしてしまってその隙を突くように首筋に口づけをされれば力が抜けて抵抗をする間もなく押し倒されてしまい

穂乃果…あなた…いきなり仕掛けてくるとは思わなかったわ？どうしてやろうかしら((優越感のお陰なのかなんとか相手を押し倒すことに成功すると驚かせてだらしない声で発した悲鳴をやらせたのだからお仕置きとして何をしてやろうかと考えたものの相手の顔の横に手を置き意地悪そうに笑って見せると｢何か言い訳はあるかしら？ダーリン｣と顔を近づけながら流石に理由はあるのだろうと思いながら相手を見つめると首をかしげ

それは、だってさ絵里ちゃ…ハニーが可愛かったから（追い詰められて何を思ったか、言い訳や建て前ではなく素直に思ったままにそんなことを口走っては思わずいつもの癖で名前呼びをしてしまいそうになるところを空気を読み、ハニー呼びに訂正をしてヘラッと悪びれた様子もなく笑うと相手を真っ直ぐ見据えていて

つまり、悪気はない…っと？じゃあ…反省させてあげる((まっすぐ見てくれる相手を見るとただ単に可愛いからの理由らしいのでそれならば相手には反省するということが必要だと思い反省させてあげるた耳元で囁いたあと相手の唇にキスをして舌を絡めようとしていて｢逃げるのはなしよ？｣と一度話して忠告し相手の反応しだいで続けようと考えていて嫌ならそこで終わりいいのなら続行という形で

逃げたりなんてしないよ？絵里ちゃんから来ないなら穂乃果から…
（こちらの意志を確認するような相手の言葉は既にその気になっている己からすれば単にじらされているようにしか思えず、待ちきれなくなって挑発的にそう囁けば自身の唇で相手の唇を塞ぎ、軽く力を込めて相手を押しのけるようにして押し倒すような体勢になり

んっ…来て？私からじゃなくて穂乃果からよ？甘えてきてくれる？((唇を塞がれるとそこから押し倒され驚いてしまい赤くしていると挑発的な囁きにたいしては今までの分を存分にぶつけていいからと相手の首に手を回しながら愛しそうに見つめ｢それにしても、好きな人に押し倒されると緊張してその人しか見れなくなるわよね｣と微笑みながら押し倒されることについて話してみると相手の唇にキスをして

【上は自分です】

【あげますね】

えへへ、絵里ちゃんこうして近くで見るとなんだか更に大人っぽくなったよね（首の後ろに回された手に相手の顔がすぐ目の前まで迫り、ふとすぐにキスをしたくなる気持ちを抑えてじっくり相手の顔を見つめてみては共にスクールアイドルをしていたあの頃よりも一層大人びて見える相手の姿に過ぎた時間を感じながら微笑みを浮かべていて

そうかしら、穂乃果は…あまり変わらないわね((二年前の自分よりも今の自分はより大人びているという相手に自覚はなかったものの正直言えば照れてしまうものの言い返そうと相手の変わったところを探してみると二年前の相手とは変わったところなんてなくはないが言い表すのが難しいので視線をそらしながらも頑張って相手の変わった所について必死に考えているようで

【あげます】

むー…それって穂乃果が全く成長してないって言いたいの？（ムスッと目に見えて不機嫌そうな表情で相手を見やり頬を膨らませれば、こういう態度が成長を感じさせない要因の一つになっていることは違いないのだが本人にその自覚はないようでジトッとした視線を相手へと向けていて

ち、違うわ！穂乃果はすごい変わったわよ？((不機嫌そうに見る相手からジトっとした視線から相手の変わりようにおいて何も変わっていないと言うのは全く違ってしばし考えだすと思いついたかのような表情をして｢前よりも…可愛くて子犬を見てるような所…一番に変わったのは大人になった事…かしら。そんなダーリンを愛せるのは幸せです｣と思いついたことを全て語り最終的には自然のように話続け幸せそうに相手の首に手を回して

本当！？穂乃果も大人っぽくなったかな？（恋人であるのと同時に自分にとって憧れの存在である相手からの己を褒めるような言葉に瞳を輝かせ、目に見えてご機嫌な様子でハシャいで見せれば顔を更に近づけていき、愛おしそうにまず手始めに軽く触れるだけのキスをしてみて