トピ主 2014-06-29 21:53:03 |
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>ナナシ
...まさか、強がれる程俺は大人じゃない。
(久方ぶりの、マジックのようなそんな手品に僅かに頬緩めればわざと下手に出ることによって孤独を否定して。すっかり暗くなってしまった雰囲気を変えようとまた新しく花火に火をつけ、パチパチと小さな音をたてる火花を楽し気に眺めれば「君といると血生臭くなるらしいから、嫌。」とわざとからかうような言葉を選択するがその楽しさが偽りであるが故に内心は色々な感情が入り交じり、聞く側にとっては酷い物言いになってしまいその声も何処か震えていて。)
>ツムギ
……だろうね。だってキミ、子供だもん。
(相手の雰囲気にキュ……と瞳細めればニコリと笑み浮かべて上記返し、雰囲気の変わる相手を愛しげに見つめては「それはごもっとも。……だけど、決めた。実際連れ去るのは不可能でも、僕はキミ自身の孤独から温かい世界へキミを連れ去ってあげる。お日様の香りのする、幸せの場所にさ。」そう宣えば取り繕ったような表情見せる相手の頭撫で、半ば強引にだが肩掴み寄せれば「気付いてあげられなくてごめんね。僕で良ければだけど……傍にいていいかい?」と耳元で問えば、ちょっと血生臭いけどね。なんて冗談も漏らして)
>ナナシ
...離して。 触れるな。
(震える手から線香花火が落ちれば俯いたまま隣で己を抱き寄せる相手のことを両手で押し返し、今にも泣きそうな声で拒絶の言葉を吐いて。...本当は、このまま身を任せたい。それでも何年か前飼い主に捨てられた時の恐怖が沸き上がってきては、「俺は、君と違って今のままでも幸せなの。勝手に不幸とか決めつけないで、孤独なんかじゃない。」なんて乱暴に振り払って立ち上がれば涙零れる目で睨み付けて「君が傍に居なくたって、一人で生きていけるんだから。」段々と弱々しい声になっていきながらも心にもないことを必死で口に出し相手の優しさを拒絶して。)
>ツムギ
……そう。
(パッと手を離せばいとも容易く相手の腕に押し返されて離れれば、依然変わらぬ笑顔で相手見つめ「そうだね。僕とキミとでは少し違うかもしれない。……キミは"今のままでも幸せ"かも知れないけど、僕は"今も昔も変わらず幸せ"さ。」と宣えば細められたままの瞳閉じ、一度平静に戻しては相手真っ直ぐ見つめて。やや乱暴に振り払われた手で酒瓶掴めば「キミを決めつけた覚えはないよ。キミが勝手に決め付けているのなら仕方がないけれど。……そもそもね、本当に幸せで孤独のない者からそんな言葉は生まれない。そう思っているのはキミ自身だろう、紡。」そう返せば相手の今にも溢れそうな涙を指先で拭い、すぐに手を離しては「キミがそれでいいのなら……なんて云うと思うかい?……そんな顔して、まだ強がるの?」と相手の手から落ちた線香花火広い上げてはまだ火花散らせるそれ眺めて)
>ナナシ
...君に何を云われても、俺は一人で生きていく。 今までも、これからも。
(相手の言葉は全て図星であり、何も言い返せずに俯いて唇噛み締め涙堪えて。今、相手の言葉を飲み込んでしまえばそれは今までの自分を生き方から何から全て否定するということ。幾ら強がりと云われようがその気持ちは変わることなく、俯いたまま上記口にすれば「...これ以上俺を、壊さないで。強がりで良いよ、何とでも云えば良い。捨てられた時の虚しさは、君も分かってるでしょ? ...俺はもう、幸せになんてなりたくない。」顔上げ涙流しながらも相手を真っ直ぐに見据え、次いで線香花火に視線落としながら今のままで満足とでも云いたそうに僅かに微笑み浮かべて。)
>ツムギ
生憎、僕は捨てられた訳じゃない。……失っただけさ。全て、目の前でね。
(黙って聞いていたが、途端微か笑み浮かべれば上記述べ。しかし溢れ落ちる涙見ては相手の涙また拭い「ならばせめてこの街にいるうちはキミの涙を拭わせておくれ。キミが一人で生きると決めた以上、僕はいられないからね。明日此処を出るよ。……キミを壊す訳にはいかないから。」と茶目っ気たっぷりに軽くウインクしては真っ直ぐな笑み向けて)
>ナナシ
...ごめんなさい。 もう、大丈夫。
(相手の言葉の意味がわかり小さく謝罪するがどうせ気にするなとでも云うだろう、ならば別の意味と取って貰おうと涙拭う手から逃れる為に一歩後退り、新しく線香花火差し出せば「...続きを。最後の夜に、」なんて此方も涙なんて感じさせぬ笑み向けて。)
>ツムギ
……キミがいいなら、ね。
(クスッと笑んではポツリと「ただ、キミは抱き締めたくなる。……一回だけ、しちゃダメ?」と問えば答えを待つように落ちてしまった線香花火見つめ)
>ナナシ
......良い、よ。
(相手が舌を向いているのを良いことに静かに歩み寄れば真正面から寄り掛かり、此方からは抱き締めることはせずに胸元に顔埋めれば目を閉じて。)
>ツムギ
……ありがと。
(寄り掛かる相手に僅か驚き、返答に間が空くが嫌な気などするはずもなく相手を軽く抱き締めれば自らより幾分小さな背を撫で耳元に唇寄せれば「温かい……ねぇ、僕が離したくないって言ったら……キミはどうする?」等と抱き締めたまま堪能するように相手の髪撫でつつ問い掛け)
>ナナシ
うん、暖かい。
(抱き締める感想に此方は抱き締め返さずに力だけ抜いて肯定すればその耳元での囁きに少し考えるような間を空けたあと、「...ちょっとは考えてあげるかも。」なんて答えは保証できないが悩むことはすると。)
>ツムギ
……考えてくれるだけで十分だよ。キミはどうしたら笑ってくれるんだい?いつも悲しい顔ばかり……キミの本当の笑顔が見てみたいものだね。(クスッと笑んでは相手を強く抱き締めて、軽く額にキスしては「紡……そう呼んでは角が立つ。だけど、また何れ逢う時にはキミを奪いに来よう。僕は旅人……さすらう浮浪者。故に縛られず、縛らぬが常。さぁ、笑っておくれ。優しき擬者。」と相手の頬撫でて)
>ナナシ
...君がまた居なくなるなんて時に、 笑える筈がない。
(相手の要求に笑みを取り繕おうとしても頬を上ってくるのは自虐的な笑みにしかならず、震えた声でそう告げれば「絶対に、 迎えに来て。 此処でずっと待ってるから、 君のこと。 ...幸せになる勇気を持って。 ......それまでこれは預かっておくね、 またいつか、 再会を祝う日まで。」と涙を堪え手に持った線香花火の束を持ち上げて見せ。)
>ツムギ
君が望めば僕は旅立たないけどね。
(ポンポンッと相手の背撫でれば僅か笑んで。「その暇を君が望むなら……僕のいない日々に堪えられるなら、行くよ。」と述べれば、それは託したとばかりに花火の束見つめ、首から下げた真っ青なサファイアの首飾り外しては相手の首に下げ「キミに託そう。……形見にならないことを祈るよ」と)
>ナナシ
...俺はまだ、 幸せになる準備が出来てないから。
(相手の優しさを拒むように首小さく左右に振れば首にかかったサファイア見つめ、「俺は何も持ってないから、 あげられないけど...。 絶対大事にする、 有難う。 」と不意に顔上げて幸せそうな微笑み向けて。)
>ツムギ
ふふ、待てるだけの余裕は持ち合わせているさ。伊達にキミより長く生きていないからね。
(浅く目を伏せては高らかに笑って、相手の言葉には緩く首を振り「何も要らないさ。キミのその笑顔だけあればね。」と頭撫で、すっかり上がった雨雲から覗く月見上げては軽く唇を重ねて「今日は一緒に寝る?生憎毛布一枚のテントで野宿だけどね。代わりに星は良く見えるよ。」なんて笑って)
>ナナシ
俺はまだまだ若いけど、 君はもうおじさんだもんね。
(頭部の手を心地好く感じて目を細め撫で受けながら段々と調子が戻ってきているのか冗談混じりにそう返し嫌がることなく口付け受ければ「君が隣に居るなら、 他のことなんて気にしないから。 」と微笑み崩さないまま提案に対し小さく頷いて。)
>ツムギ
おっと……随分手厳しいね。参ったよ。
(あはは、なんて盛大に笑っては両手上げて、オッサンに色恋は似合わないかと再度自覚して。しかし、意外にもすんなりと受け入れられたキスに僅か驚いたような表情浮かべては相手の言葉にニッコリと笑って「なら、今日は星見酒といこうか。このテントさ、天窓がついてるんだ。綺麗に見れるよ。」と述べては再度テント張り、中に毛布敷いておいでおいでと手招いて)
>ナナシ
...本当にお酒好きだよね。
(呼ばれるままにテントの中に入れば相手の隣に座り込み、くすくすと楽し気に笑い溢しながら天窓から夜空見上げて。)
>ツムギ
ああ、大好きさ。三度の飯より遥かにね。
(一升瓶揺らしては相手に倣い天窓見上げ、四角く切り抜かれた夜空眺めて上記呟けば「でも居間は酒よりキミの方が好き。」等と)
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