トピ主 2014-06-29 21:53:03 |
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>ナナシ
そんなに多くの人と、思い出なんてないからね。
(グラスに注ぐ相手の姿見ながら相手の考え自体が可笑しいとばかりに呆れたようにそう答え、「任せる、美味しいの。」なんて酒の選択は相手に任せて。)
>ツムギ
……寂しい事をいうね。まぁそれがキミなら仕方がないから何も言わないけれど。
(ふと表情から感情を失せれば上記述べ、諦めきったような表情と共に酒を注いではシェイカーを振る。出来上がったのはブルームーン。ジンにクレームドバイオレットというリキュールとレモン果汁を合わせた薄紫色の後味爽やかなカクテル。その意味まで相手に伝わるかは分からないが『寂しがり』、または『強がり』……そして『天涯孤独』を意味するカクテルを差し出しては「ブルームーン。……またの名を『男泣かせ』だよ。味は保証する。小指を立てずに飲んでね。」と笑顔で)
>ナナシ
...事実、だから。 今更新しい思い出なんて出来ないだろうし、君のことは忘れないと思うよ。
(ぼーっとシェイカーふる姿を眺めながら呟きのように返せば出てきたカクテルを見、その色の綺麗さに頬緩めれば言われた通り小指は立てずに口に含み。要らない知識が耳に入ってきたがそれは無視する方向で。)
>ツムギ
……そう。ただ、僕との記憶は新しいものだと思うけどね。
(しゃあしゃあと述べては相手の目元に涙拭うように触れては「大丈夫、また逢えるよ。……この色も、キミの涙も忘れない。僕も、キミも。」と相手は泣いてなどいないのに言って、しかしキミの"心"は泣いているとばかりに微笑んでは新たにシェイカー振って)
>ナナシ
...また、逢いに来てくれるの?
(目元に触れる指を感じながら他人に触れられたのなんて何ヵ月ぶりだろう、なんて考え苦笑浮かべ大人しくしていて。特に皇帝も否定もすることなく微笑みで流せばひとつだけ、とばかりに首傾げて尋ね。)
>ツムギ
キミが望むのなら、必ず。
(やはり、泣いている。そんな感情に囚われてしまえば相手の涙など見えやしないのに上記返して。「歌は歌えるかい?良ければ歌っておくれ。酒の駄賃は其れでいい。」等とまるでそこでマスター(店主)でもしていたかのように宣っては相手見つめ)
>ナナシ
...そう、ありがとう。
(来て欲しい、とは口に出さず礼だけ言っては微笑みかけ、歌といって出てきた曲は昔主人が好きだった小説がテレビ化したときの音楽。歌なんてものはそれしか知らないし、上手く歌えるかはわからないが...、風のレクイエム、なんて題名だった気がする。僅かに口開けばゆっくりと歌い始めて。)
>ツムギ
…………。
(相手の言葉に深く詮索しようとはしなかった。ただ、やはり心は隙間風だらけだ。等と思いつつ口元を柔らかな笑みの形に縁取っては何て美しい歌声なんだと耳を傾ける。澄んだ歌声が何処までも響く。時に優しく、時に聞いたこともない程の力強さを含めて。相手から紡がれる旋律が終わると同時、「……ありがと。綺麗な歌声だ……もっと歌って欲しいくらいだ。」等と笑みを溢し)
>ナナシ
...またいつか、再会を祝して歌うよ。
(歌い終わればゆっくりした動作で残っていたカクテルを飲みきり、褒められるのは嫌いじゃないのか口角上げれば何処か寂しげにまた逢えることを願って。)
>ツムギ
ああ、期待しているよ。
(何処か寂しげに述べた相手へ笑顔のまま頷けば「キミ、火が好きだったろう?土産があるんだよ。」とリュックをゴソゴソと漁れば取り出したのは花火一式。……とはいえ大半を占めるのは線香花火なのだが。「良かったら少し余興といかないかい?」等と誘い文句延べ)
>ナナシ
...ありがとう、嬉しい。
(花火なんて見たのは何年ぶりだろうか。椅子から立ち上がり出口に向かいながらそこいらに落ちている濡れて湿った花火達を思い出し苦笑しつつ純粋な喜びを口に出し、マッチを取り出しては蝋燭が落ちていないかと下に視線落として。)
>ツムギ
花火なんてマスター(飼い主)がやってるのを眺めて以来だな……
(そう呟きながら蝋燭探す相手にリュックから出した蝋燭差し出して、マジシャンさながら火を灯せば「さぁ始めよっか。」と促せば火を灯したトリックでもあるライター翳して)
>ナナシ
本当に何でも入ってるんだね、その鞄。
(望んだものが全て出てくることに関心通り越して呆れさえ浮かんでくれば苦笑しながらそう呟き、せめてゴミ袋の山の傍からは離れようと少し歩いてある程度綺麗な道路で立ち止まり。)
>ツムギ
素敵でしょ?未来道具だからね。
(相手についていきながらクスッと笑んでは以前にも述べた冗談を言うが、実際は一ヵ所に留まらぬ旅人だからこその必需品だから持っているだけで。野宿にはテントも蝋燭もライターも食料も必需品なのだ。蝋燭に火を灯し、路面に蝋を垂らして固定すれば線香花火に火をつけて)
>ナナシ
良いね、此処よりも快適そう。
(ぽつり、と冗談混じりにそう呟いては蝋燭囲んで向かい合うようにしゃがみ、同じように線香花火に火を灯しては何も言わずにただ寂しげにそれを眺めて。)
>ツムギ
ふふ、未来は素敵だよ。全てが報われる、美しい場所だからね。
(クスッと笑んでは上記述べ、パチパチと勢いを増す線香花火の火を眺めて。……ポトリ、弾ける火種が落ちてしまえば「……線香花火は浮世の泡沫なんだそうだよ。儚くて、熱く激しい静寂。……火とはキミそのものだね。」と落ちた火種がプスプスと燻っては消えていく様見つめて呟き)
>ナナシ
...報われない未来も、沢山あるんだろうけど。
(同じ様に、燃えるだけ燃えて落ちてしまった火を眺めながらぽつりと囁き。火が消え行く様子を見ていたくないのか新しい線香花火に火を付けつつ、「...俺は火みたいに誰かの役にはたてないし、...こんなに弱いつもりもない。」とまるで自分に言い聞かせるように自嘲気味に口角上げながらまだ綺麗に燃えている途中でぽとりと落ちた火種を見つめて。)
>ツムギ
そんな事はないよ。望めない未来はあれど、報われない未来等一つもない。……ただ、それが不幸か幸か……それに気付くか気付かないか、それだけさ。
(ポツリと小さく宣う声聞けば、今までになく優しい笑み浮かべて上記を返す。全ては自ら決める事。その心情を述べれば新たにつけた線香花火の火花見つめ「なら、僕が居なくても寂しくない?」と問いかけてはニッコリと笑って)
>ナナシ
...不幸なんて感じない程、いっそ狂えれば良いのに。
(火が消え手元に残った線香花火をくしゃりと握り締めれば珍しく弱音ととれる発言をし、ぽとり、とそのゴミ屑を下に落とせば「...寂しくなんかないよ。今までだってずっと一人だった、これからも一人なだけ。」と地面に視線落とし相手と視線合わせようとせずに淡々とそう告げて。)
>ツムギ
……無理だね。キミが強がる限り、孤独は続くさ。……僕がいれば別だけど。
(上記述べつつ相手の落としたゴミ屑拾えば更にくしゃりと潰して、握った拳を開くの同時……ふわりと桜に良く似た色の花弁舞わせれば本当はただの紙吹雪なのだが少しでも笑って欲しくて、なんて言ったら相手は呆れてしまうだろうか。「これからは二人でいたい、とかは思わないんだね。」と笑んだままだが僅か目を伏せ)
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