ペダル

ん？オレはただ本当のこと言っただけだが？(相手の方を見てニコッと微笑む)
うむ…親が仕事のとき晩飯を1人で食べるのは辛いぞ？でも……今日は荒北が居るし…さみしくはないかなーって…荒北と2人だけは久しぶりだろ？…(照れた様子で相手を見る)

そーかヨ…(照れ隠しにわしゃわしゃと相手の頭撫でながら階段降り)

1人で飯は確かにキツいなァ。……お前な…誘ってんのかァ？(突然足を止め相手を壁側に追いやり顔を近づけ)

皆で食べた方が美味しいもんな！(ニコッと微笑む)
っ！？(壁に追い込まれたのに驚く)……いつもお前が福ばかりで少しさみしかっただけだ……たまにはオレじゃダメなのか…？(スッとカチューシャを外しさみしそうな顔で相手を見る)

福チャン？なんでそこで福チャンが出てくんだヨ…。
…あーもう！言っとくけどなァ、俺だっていつもイライラしてんだよォ！(誰もいないか周りを確認し)女子から人気なのはわかってるけどォ、巻チャン巻チャン尻尾振って…毎日のように目の前で電話されてるこっちの身にもなれよなァ…ぼけなすが(ぎゅ、と強く抱き締め耳元で喋り)

巻ちゃんは関係ないだろ…？今日1日オレとお前の名前以外言うの禁止な…？(ニコッと微笑み)たまにはオレもかまってほしいのだよ…。お前にかまってくれない寂しさから女子にキャーキャー言われたかったのかもしれないな…(ギュッと強く抱き返す)あと、ぼけなすじゃないぞ？(相手の耳元でコソッと言い)

わーったヨ…こういう時のお前の笑顔怖ェンだヨ(おでここつん)まァお前は女子だけに人気ってわけじゃねェから日々用心しとけヨ。こっちはいつお前取られるか不安でしょうがねェ…。(さらさら、と相手の髪の毛を触り)今日はとことん構ってやるから安心しろォ尽八(頬にちゅ、と軽いキスをして離れ)

怖いなんて酷いなぁ…(ニコッと微笑む)
これでも用心してる方なんだが…荒北こそ、離れていかないでくれよ…？(相手の方をジッと見る)
ほぉ、期待していいんだな……？靖友…？(顔を赤し微笑み、相手の袖をひっぱり)さぁ、オレの家に行こうではないか！

離れるわけねェだろバカが。俺がお前のこと見張っててやるから安心しろォ(ぽんぽんと優しく頭なで)
フン…期待してろヨ。袖引っ張んなァ！オラ、手出せ(相手の前に立ち手を差し出し)

荒北が見張ってくれるなら安心だな…！髪の手入れには気をつかってるんだ、サラサラだろ？(ニコッと微笑み自慢そうに髪をクルクルする)
…？(手を出し)学校では誰かに見られたら恥ずかしいからな…オレの家なら安心だろ？(相手の耳元でコソッと話す)

そーかヨ。女子の髪の毛みてェ…しかもいい匂い(相手に近寄り匂いを嗅いで)
…確かにこうやって2人きりになンの久しぶりかもなァ(ぐい、と相手の手を握りしめ歩き出し)
まァ学校でいけないことすンのも興奮するけどなァ(にや、と悪い顔をして)

荒北もいい匂いするが…？(相手の首筋の匂いを嗅ぐ)
お前手でかいなぁ！しかも暖かいではないか(ギュッと握る)
オレは恥ずかしいが…(空き教室の方を見て)荒北が言うなら空き教室に行ってもいいが…？(クイッと相手の袖をひっぱる)あぁ！好きにするがいい！

そうかァ…？(近くにいる相手に対して襲いたい衝動を抑え)
お前が小さいだけだろうが(指を絡め)
………後悔すんなヨ？(教室のドアを開け相手を先に入れるとドアの鍵をガチャリ、と閉めて)

あぁ、荒北の匂いがする(ニコッと微笑む)
荒北の手はほんと暖かいなぁ…(相手の方を見ては「心も暖かいんだな！」と自信満々そうに言う)
……後悔か…するかもな…(苦笑いし相手の近くに行く)

ハッ！今さら待った、とか言うなよォ？尽八ィ(近付いてくる相手を窓側に追いやりカーテンを閉めて顔近付け)
…お前また俺を煽るようなこと言って…わざとやってんのかヨ(我慢しきれなくなりイライラし始め)

わ、わかった！待ったは言わない！(手をブンブンと振る)
わざとではないぞ…？
……心の準備は完璧だ…(ゴクリと唾を飲み)お前の好きなようにしてくれ…(相手をジッと見る)

プッ…んな緊張しなくていいヨ。(必死な相手にくすくす、と笑い優しく言い)
好きなように、ねェ…。じゃあお前は何してほしいんだァ？(おねだりしてみろよ、と付け加えにやにやしながら)

っ！？笑わなくていいだろ！(プクーっと頬を膨らませる)
お、おねだり！？このオレが！？///(照れながらも、)
…(何か思いついたように)ちょっとまて！(部屋の奥の方に行き)ここは元演劇部の部室だからなぁ！さぁ、好きなコスプレに着替えたまえ！(ネコ耳やらを持ってきて、いいムードを台無しにするKY)

ハッ、カワイイなお前(相手の頬に手を寄せて)
ア？どこ行くんだヨ。(不思議そうに相手を見て)………東堂サン？お前はなんでいつもそうKYなんだヨ…(はぁー、と大きなため息をつき頭抱え)…じゃあこれ、着ろヨ(相手が持ってきた中に女子制服を見つけ指差し)

ワッハッハッ！オレは可愛いに決まってるだろ！(ドヤァ)
KY！？オレが！？荒北の冗談は面白いなぁ(ケラケラと笑う)
…これ女子制服だぞ！？……(待った！とは言えないので、渋々服を持つ)じゃあ、後ろ向いていてくれ…(顔を赤くし)

……そういうとこはうぜェ。(相手を見てズバッと述べれば。)
冗談じゃな…ハイハイ、ソウデスネ面白い面白い(喋るのが面倒臭くなり全て棒読みで適当に答え)
ンー…(わくわく、と期待して後ろ向き)