呰部家 2014-05-25 01:57:51 |
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>捺ちゃん
ん、カラス。
(そう返す頃にはアトラクションも終わり、緩やかに屋根の下に入って行くのを見て自らのシャツに胸に当たった事で気絶したカラスを突っ込んで隠しては「行こう。ちょっと休憩な。」と人差し指を口元に当てて笑っては機体を降りて)
>智海
...カラス。
( その回答に一瞬呆けたが呆れたようにその名前を復唱し、動物は苦手ではなく好きな方なので特に咎めることもせずに機体から降りて。不審そうな目で見る係員には俗に可愛らしいと云われる笑みを向けて堂々とその前を通り過ぎ、アトラクションからは離れればカラスが隠れた腹部見ながら「何処連れてくの? ...てかそれ痛いでしょ。」とカラスなんて遊園地で保護できるのかと純粋な疑問投げ掛けると同時にシャツの中に入れていては流石に痛いだろうとカーディガンを脱ごうとして。 )
>郁斗
……忘れちまった。
(相手の言葉にポツリと呟けば聞こえた小さな言葉と頭部の感触に何とも形容しがたい悲しげな表情で言えば身体ごと顔をそむけた相手を抱き締めて「じゃ、俺も同じにしてくれよ。」なんて呟いて)
>智海
まー何とかなんだろ……つか、脱ぐな。
(相手が笑顔で店員の目を背けている間に相手の手を引いて人混みを抜ければ相手へ言い、カラスをシャツから出して見れば軽く触診して「……羽折れてんな。一旦連れてく。」と呟けば何処かへ電話を掛けて「剣に任せりゃ大丈夫だ。迎えに来させるから少し時間いい?」と相手に問い)
>智海
.......、
(相手が忘れたというのならそういうことにしておこうかと思い。相手に背を向けてただ前をぼんやり見ていれば不意に何かに包まれるような感覚がし、視線だけチラリと後ろを見れば至近距離に相手の顔があるのが分かり。特に抵抗はしないが相手の呟きにピク、と反応すれば「..だから、無理すんなって言ったろ?別に合わせなくていいんだよ。」と無理に初恋を己にする必要はないと述べ。「それに....、やっぱいい。」先程の相手を見る限り初恋の相手は一樹と同じ人だったのだろうと大体予測はついており、無理に己が初恋だという事にしてもらっても嬉しくないと言いそうになるが口を閉じればそっと相手の腕を離して上半身を起こし。)
>郁斗
……忘れさせてやろうとか、そういうのはねぇのな。
(押し殺して笑い、目は口ほどにと云うくらいで目を隠しては「……合わせてるんじゃねぇんだ。消えねぇんだよ、ずっと……何回綺麗な女を抱いても、消えねぇんだよ。」と掠れた声で呟いては首を横に振って「こんなつまらねぇ話、止めようぜ。」と)
>智海
...帰ろ。
( 正直態々此処まで来てもらうのは気が引けるし、何より二人でも目立つのに三人になれば目立ってしまって治療どころではなくなるだろう。お金を出してくれた相手には悪いと思ったが、帰って診て貰うのが賢明だと笑み浮かべて。 )
>智海
...俺に、忘れさせられる気がしないだけだ。
(相手があんな顔をするくらい想っていた人を己が忘れさせられるかと考えれば"無理"という二文字しか浮かばず、消えないという相手の言葉にはまだ未練があるのだろうか、やあるとしたら己はその女性の代わりなのか、と色々思うことはあるが小さく柔らかい笑みを浮かべれば「やっぱ、少し寝てろ。...俺はリビングにいるからなんかあったら呼べよ?」と相手の頬を軽く撫でて立ち上がり。)
>捺ちゃん
え、でもいいのか?
(帰ると言い出した相手へまだ満足していないだろうにと上記問いつつ、気絶したままのカラスの羽を眺めていれば目を覚ましたカラスは痛みのせいか暴れもせずに大人しく抱かれていて。携帯で調べてみたものの、可哀想だが野鳥を診れる動物病院は近くにない。「…やっぱ一旦連れてくしかねぇか。」と小刻みに震えるカラスの目を覗き込んではよしよしと背を撫でてやり)
>智海
今度また来てくれるならね?
(カラスの背を撫でるその様子から心配していることが伺え、休みさえとれれば何時でも来れる遊園地よりもカラスが優先だろうと。気を使わせないようにわざと上から目線で言えばにこりと微笑みかけ、有無を言わさず出口の方へと歩き出して。)
>郁斗
だーめ。離さない。
(頬を撫でた相手の腕を掴んでは引き寄せて、ギュッと相手を抱き締めては上記呟く。寂しいなんていう気はなかったが、こんな話の後に居なくなられたら居たたまれなくなってしまう。「もーちょいこのまま」なんて相手に呟き)
>捺ちゃん
……ごめんな。
(悪い事をしたとバツの悪そうな表情で呟いては女装までさせてしまったのにと申し訳無い心境で一杯だったが、カラスがクックッと喉を小さく鳴らしたのを聞けば雛鳥が怯えている時に親鳥へ向けて出す声があると過去に弟から語られた話を思い出して頭上から辺りを見回したが親鳥がいる気配はない。「なんだ、お前まだガキだったのか……つーかデカいなー、発育がよろしい。」なんて鳥相手にも関わらず一方的に話し掛け続けては遊園地から出て駐車場まで戻って)
>智海
...ッと....。少しだけだからな。
(まだ忘れられないようなら別れた方がいいのかもしれない、と考えつつ部屋を出ようとしていれば腕を掴んで引き寄せられ。重心を崩して相手の方へ倒れれば、抱き締められ相手の呟きに軽く目を伏せ。元は己の質問のせいでこんな雰囲気になったため相手の気がすむまではこのままでいようと大人しくし。)
>郁斗
ん。
(小さく頷いて抱き締める腕に込める力を僅か抜いては「……俺が愛してんのは、お前だけだ。」と独り言のように呟き、「なぁ、お前って学生ん時何してた?」なんて話題を逸らすように相手へ質問して)
>智海
.......、
(力が僅かに抜けたのが分かるも、独り言のように呟かれた言葉に伏せていた目を少し開き。だが、直ぐ視線を横に向ければ次がれた言葉に「何って、部活とかか?」と何をしてたと聞かれても己には家族がいないだけで一般の人と同じように過ごしていたため何を話せばいいのかと首傾げ。)
>郁斗
部活もだけどさ、学生なんか何かしらバカな事してるもんだし、お前はしなかったのかなーなんて。
(先程の呟きなど嘘のようにニッコリ笑えば上記述べ、「俺が学生ん時にはしょっちゅう先公と鬼ごっこしてた」なんて懐かしそうに言ってはバカだったなぁー若い頃の俺。と思い出し笑いを浮かべ)
>智海
楽しかったから良いよ、智海ちゃんの反応が。
(そもそも我が儘を言ったのは自分だし謝られれば戸惑うがふりふりと顔の前で手を横に振ってからかって。車に戻ってくれば後ろから寒いときにかけるのか何なのか知らないが大きなタオルケットの様なものを見付け、助手席に座ればそれを膝に敷いてカラスを置けとばかりにポンポンと叩いて。)
>捺ちゃん
俺かよ。
(おお、と苦笑混じりに突っ込めば相手の膝へカラスを乗せてやりながら「このやろー、家に着くまでだからな。俺のなんだから傷つけんなよ?」なんて言いながら嘴を軽くつつき。車を走らせて自宅へ向かい、到着した頃にはそわそわと落ち着かない様子で玄関前に立つ弟の姿を見つけて)
>智海
嗚呼、俺はやってないけど友達がバカやって何故か俺まで怒られるのがよくあったな。
(相手の笑みに一旦先程のことを考えるのはやめようと決めれば、何とも理不尽に怒られてばかりいた事を思い出してはは、と苦笑漏らし。「先生とかよ。その先生の体力がついていけてたのか心配だな。」何故教師と一緒にと疑問が浮かぶも触れないでおこうと頷けば、相手の体力についていけていたのかとずれた疑問を口に出し。)
>郁斗
なんだ、真面目ちゃんだったんだな。
(相手の苦笑に腹から笑えば巻き込まれ人生……うん、相手らしいな、なんて。「いやさ、生活指導の奴が体育教師でさ。よく竹刀持って追っかけ回されたなぁ……煙草吸ってるだけなのにさ。」と楽しげに話し)
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